歯科維新035 ゆでタマゴの内訳

ゆでタマゴの内訳

ゆでタマゴの内訳です。
インプラントを含めて従来の歯科医療・歯科治療は黄身です。

一方、ムシ歯予防、シソーノーロー予防、
ホワイトニングなどは白身です。

医科と歯科はこうも違う

繰り返しになりますが、

マジメで上手な医者は年々患者数が増えます。

マジメで上手な歯医者は年々患者数が減ります。

歯科維新034 歯科は、ゆでタマゴ

歯科はゆでタマゴ

歯科は図のように「ゆでタマゴ」なんです。

黄身をいわゆる『患者さん』と見て下さい。
歯科の場合、治療したところが再発すると、
その多くは「またお願いいたします」よりも、
「治療してもらったところが、また悪くなった」
「着けてもらったところが、はずれた」
そうおっしゃる方の目の奥には、
穿った見方かも知れませんが、
「先生、下手なんじゃない」
「しっかり、なおしてよ」
などの言葉が見え隠れする時も有ります。

そうなんです。
歯科の場合再発すると、
その歯医者は下手であるとみなされます。

また、新型カリエス(ムシ歯)とか、
新型○○などの新しい病気は おそらく現れません。

歯科における病気は
「C」カリエス:ムシ歯
「P」ピー:シソーノーロー
「O」オー:噛み合わせ
の三つから増えることはまずないでしょう。

ですから、上手な歯科医ほど、
仕事すればするほど、患者さんを減らしているのです。

患者を減らす歯医者ほど上手な歯医者なのです。

歯科維新033 ゆでタマゴ理論

ゆでタマゴ理論

ご覧になって、オヤッと思われた方はカルノと同世代ですね。
そうです、丸美屋ののりたまです。

では、ケッコーなお話を続けます。

医科の場合はバルーン

上の図を見て下さい。
医科の場合は「バルーン:風船」です。

マジメで上手な開業した医者は、
年々患者さんが増えます。
理由は明白、マジメで上手であるからです。

加えて医科における病気の特性もあります。
例えば「花粉症」、毎春もしくはある季節毎に、
患者さんは来院し
「今年もお世話になります」と言われます。

今回の新型インフルエンザに象徴されるように、
新しい病気が出現します。

また、ベースには
「ヒトは老化する」ことがあると思います。

かたや「歯科」は、はっきりと異なります。

歯科維新032 マルビ

なぜ「先手先手医療」にシフトを変えられないのか?
自分自身の開業20年を振り返りつつ考えました。
そこでひとつの仮説を立てました。

「マジメで上手な歯科医ほどマルビになる」。

マジメで上手な歯科医ほど・・

このマルビは、数年前に亡くなった
漫画家の渡辺和博さんが言い出した言葉です。
本来、どんな商売、職業、会社でも、

「マジメで上手な○○はマル金になる」
がきわめて普通であると思います。

そこで、さらに考えました!
考えついた結論が次の

「ゆでタマゴ理論」です。

提唱:ていしょう

妙心寺大摂心報告5「提唱:ていしょう」

土日に各一時間、東海大光管長より
「碧巌録:へきがんろく」
第十八則「忠國師無縫塔:むほうとう」・
二十七則「雲門體露金風:たいろきんぷう」
の講義でした。
配布資料は碧巌録原文で漢文。
管長はそれを滔々と読み下し解説されます。
まさしく大学の漢文講義の風情。
哲学を体感し実践する三日間でした。

「喝」!

大方丈:だいほうじょう

What a great opportunity this is for you!

これはあなたにとってすばらしい機会よ!

経行:きんひん

妙心寺大摂心報告4「経行:きんひん」

中日午前中に大徳寺まで往復約2時間半歩きました。
一列経行で、やっと大徳寺に着き金毛閣の横から中に入り
お経を唱えて二便往来後すぐに復路。
驚きが二つ。
何と先頭を歩いておられたのは老師様でした。
もうひとつは引率の和尚さん方の履物。
妙心寺は46塔頭(たっちゅう)寺院の集まりで
各玄関にはゴム草履が置いてあります。
何シーズンも履き古して潮焼けしたビーチサンダルのイメージ。
引率の和尚さんの履物がそれでした。
それを見た時に「無頓着」と共に
「放下着:ほうげちゃく」の禅語が頭に。
「捨て去りなさい」の意ですが、
それを体現されていることに感心しきりのカルノでした。
(経行:本来は長時間坐禅の合間に堂内を静かに歩行すること)
「喝」!

経行に出発

はい!一列で

大徳寺金毛閣

大徳寺出発往路へ

It’s a matter of heart. Words can’t explain it.

わかるかな、わかんないだろうなあ。

歯科維新031 先手観音

先手観音

今なお歯科医療は「後手後手医療」です。

理由はいろいろあるでしょう。

しかし平成の今、

「ムシ歯は100%予防できます」

「シソーノーローもほぼ予防できます」

後手後手医療から先手先手予防へ、

シフトをかえましょう!!

と言っても、多くの歯医者は、

建前大賛成、本音無行動でしょう。

千手は五手の200倍の価値、

(実際は計り知れないくらい)

が有るのですが・・。

今現在ほとんどの歯医者は、

収入源を五手観音に頼っています。

ではどうすればいいのか?

200倍とまではいかなくとも、

千手観音(先手予防)のほうが、

五手観音(後手医療)よりも、

収入が多ければ歯医者はみなシフトを変えるでしょう。

ということは、

千手観音で成り立つビジネスにすれば良いのです。

歯科維新030神戸14どちらが選ばれますか?

どちらが選ばれますか?

「病気を治す医者と、

病気を回避してくれる医者いたらどちらを選ぶ?」

と聞くと、答えに少し躊躇されます。

おそらく病気にはなるよなあ、と言う考えがあるからでしょう。

では質問をかえて、

「完全に予防できる病気、たとえばムシ歯に関して。

ムシ歯を治してくれる歯医者と、

ムシ歯にならないようにしてくれる歯医者がいたら、

どちらを選びます?」と聞くと、

すかさず「ならないようにしてくれる歯医者!」と、

回答がかえってきます。

ひとびとから選ばれる歯医者は一目瞭然です。

かのアインシュタインは、こう言っています。

「聡明な人は問題を解決する、

天才は問題を回避する」

歯科維新029-神戸13-どちらを選びますか?

どちらを選びますか?

これは、ある歯科医師会で話をした時に、

もうひとりの演者の先生の話を聞いていて思いついた図です。

ひと口腔(ひとりの口全部)200万円とか、

300万円かかりました、というような症例発表でした。

インプラントを何本もいれて、矯正をして・・・。

もちろん、そのひと(患者さん)にとって

高い価値(High Value)であるから納得して支払う訳です。

しかし、そのような症例は歯医者にとっては、

沢山の仕事(a lot of work)であり、ハイリスクな仕事です。

かたや右側を見て下さい。

幼い頃からきっちり予防して白い永久歯を

そのひと(患者さん)が手に入れた。

これは、左側よりももっとHigh Value です。

なぜなら本物ですから。

そのための歯医者の仕事はほとんどなく(little work)であり、

それはローリスクな仕事です。

「どちらを選びますか?」と歯科医に質問すれば、

ほとんどの歯科医は、右が良いと言うでしょう。

しかし、すぐに質問が来ます。

「右側でどうやってお金をもらうの?」

粥座・斎座・薬石

妙心寺大摂心報告3「粥座・斎座・薬石」

それぞれ朝食昼食夕食で、
しゅくざ、さいざ、やくせきと読みます。
食事前後にお経を唱え多くの方は正座でした。
朝は粥、昼夜はご飯で必ず漬け物と沢庵が付きます。
昼夜には汁と揚げ豆腐も。
妙心寺御用達「阿じろ」担当でしたので味はなかなか、
ただし食事中の私語禁止がシビア。
食事を楽しむには味匂い彩り音のみならず、
会話が必須の味付けであることを痛感しました。
「喝」!

食事

Please relax and make yourself at home.

のんびりくつろぎなさい。