ニコラ歯科No.54-おもてなしの心とは!

こんな小咄を本で読んだことがあります。
『新婚カップルが飛行機でハネムーンに出発。
いざ、搭乗してみると御主人の座席がHで奥さんがJ、
驚いた二人は乗務員にクレーム。
「二人掛けで頼んだはずですか・・」
そこは乗務員さん、慣れたもの、
「ご心配ありません、お二人の間にI=愛があります」
チャンチャン。』

お茶の稽古(裏千家)をしながら思いました。
「おもてなし」の根本は、やはり愛でしょう。
呼ぶ時に「さま」をつけることではなく、
まずは、相手の方(お客さん・クライアント)に、
極力ストレスを与えないことだと思います。

ストレスフリー、ストレスレス、
言葉はともかく、ストレスを減らすには、
大きくふたつの内容があるでしょう。
ひとつは、まさしくストレスを与えない。
プライバシーの確保、雑音の軽減等々と、
気障り、耳障り、鼻障り、目障り等々の軽減。
もうひとつは、クライアントの行動・希望の先読み。
期待を超えるサービス、
まさに痒いところに手が届く、
さらには、痒くなりそうなところに手を届かせるサービス。

そのひと(クライアント・患者さん)を愛すれば、
治療で終わらず、予防メンテナンスへと必ず移行するはずです。
学生時代、クラウンのワックスアップの時に、
ライターの先生曰く
「自分の母親のクラウンを作るつもりで作れ」。
その時、なるほどと合点しました。
やはり、根本は愛です。

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