ニコラ歯科No.56ーボーズにヒント

命題は「ノーニーズの人にいかに足を運んで頂くか?」です。
ノーニーズの人とは「口の中に困り事の無い人のこと」。

ノーニーズの人に来て頂くために必要なこととして、
「おもてなし」を考えています。
ストレスを与えることを「−:マイナス」、
ストレスを減らすことを「0:ゼロ」、
心地良さを与えることを「+:プラス」としましょう。
まず、「0:ゼロ」について考えてみます。
また、心と体(からだ)にも分けて考えます。

体のゼロとは?
五感を辞書でひくと、
目・耳・舌・鼻・皮膚で、
視覚・聴覚・味覚・嗅覚・触覚ですが、
まずは耳・聴覚について。

ボーズのヘッドフォンが有名ですが、
ノイズキャンセリング というものがあります。
雑音を消すという機能です。
良い音楽、感動する歌を耳に届ける前に、
雑音を消す!
歯科診療所内は、雑音だらけです。
しかも、耳障りな雑音が多すぎます。
診療行為によって発生する雑音を考える前に、
診療行為以外の雑音を減らすことを考えてみましょう。

カルノが気になるのはエアコンの雑音です。
桜歯科では、冬はデロンギと石油ストーブをメインに使います。
このふたつは、ほぼ無音。
ただし、夏は難しいですね。
エアコンと扇風機を使いますので、
どうしても雑音が発生します。

次に仕事上発生する雑多な雑音。
これは替えがききませんので、
極力、雑音の発生を抑えるとともに、
雑音の消音に心掛けます。
たとえば、器具の取扱などですこしは消音可能。
また、バキュームの方式を変えることでも減音可。

特にエアコンに関しては専門家にも相談するつもりです。

ニコラ歯科No.55ースタバに学ぶ

ノーニーズの人にいかに足を運んでもらうのか?
スターバックス、コンビニ、ユニクロ、マクドナルド・・。

共通点があるようです。
昨夜、英会話の先生Mr.マイケルと話していて気がつきました。
ストレスフリー(ゼロ)ではありませんが、
共通点は「ストレス少なし」のようです。
コンビニはいつでも開いてるし、短時間で終わる。
ユニクロは金銭的心理的ストレスが少なしです。

やはり、ストレスを減らすことが、
ノーニーズの人への訴求効果大のようで、
「おもてなし」の第一歩は、
ストレス減らしでしょう。
三つ指ついて様付けで呼ばれるよりも、
相手に可能な限りストレスを与えないことが肝要でしょう。
玄関や、出入り口まで、
店員さんが商品を持って客を見送る店がありますが、
カルノに取っては逆にストレスです。
慇懃無礼とも取られかねない態度よりは 、
自然なシンプルな接客がベターでしょうね。

ノーニーズの人々、
すなわち口の中に困り事のない人に、
足を運んでもらうために必要な「おもてなし」、

その第一歩は「ストレス減らし」!

弄花香満衣:花をろうせば、香り衣に満つ

「弄花香満衣」
花を弄せば、香り衣に満つ。
これもこの季節に目にする言葉です。
読むたびに童心にかえります。
次回は対の句を紹介。

I’ll follow my dream however hard it is.
どんなに大変でも僕は自分の夢を追い求める。

ニコラ歯科No.54-おもてなしの心とは!

こんな小咄を本で読んだことがあります。
『新婚カップルが飛行機でハネムーンに出発。
いざ、搭乗してみると御主人の座席がHで奥さんがJ、
驚いた二人は乗務員にクレーム。
「二人掛けで頼んだはずですか・・」
そこは乗務員さん、慣れたもの、
「ご心配ありません、お二人の間にI=愛があります」
チャンチャン。』

お茶の稽古(裏千家)をしながら思いました。
「おもてなし」の根本は、やはり愛でしょう。
呼ぶ時に「さま」をつけることではなく、
まずは、相手の方(お客さん・クライアント)に、
極力ストレスを与えないことだと思います。

ストレスフリー、ストレスレス、
言葉はともかく、ストレスを減らすには、
大きくふたつの内容があるでしょう。
ひとつは、まさしくストレスを与えない。
プライバシーの確保、雑音の軽減等々と、
気障り、耳障り、鼻障り、目障り等々の軽減。
もうひとつは、クライアントの行動・希望の先読み。
期待を超えるサービス、
まさに痒いところに手が届く、
さらには、痒くなりそうなところに手を届かせるサービス。

そのひと(クライアント・患者さん)を愛すれば、
治療で終わらず、予防メンテナンスへと必ず移行するはずです。
学生時代、クラウンのワックスアップの時に、
ライターの先生曰く
「自分の母親のクラウンを作るつもりで作れ」。
その時、なるほどと合点しました。
やはり、根本は愛です。

ロロ・ディ・ナポリのピザ:二枚目!

またまた、ナポリのピザです。
先日、シェフと話していたら、
美味しい秘訣がまたひとつ明らかに!

シェフは「ピザが大好き」で、
一日中でもピザを焼いていたいそうです。
「好きこそモノの上手なれ」の言葉通り!
また常に進化しようとする気持ちがあるのでしょう、
ピザのみならず料理の味に「慣れ」を感じません。
いつも少なからずの感動を味わえます。
キザな言い方ですけど、
どんな仕事も、
その原点は「愛」ですね。

一枚目はこちら

桃花笑春風:とうかしゅんぷうにえむ

桃花笑春風
とうか、しゅんぷうに、えむ。
この季節、茶室で目にする言葉です。
意味は文字通りの解釈です。
矢野顕子の「春咲小紅」を思い出します。
1981年リリースですから、早約30年。
春風に吹かれる間に「我が身世に振る」ですね。

Couldn’t agree more. まさに同感だね。

心をいやす生活の仕方・考え方3

「心をいやす生活の仕方・考え方」3
*幸せになる食品の中でも高田先生オススメは、
なんと一日一個の「卵」!だそうです。
卵には「アラキドン酸・DHA・トリプトファン」が、
含まれています。
アラキドン酸はアランダマイドという至福物質になり、
DHAには、うつ予防効果があります。
トリプトファンは脳内でセロトニンという、
幸せを感じる物質になります。
良く効く言霊の再復習です。
「困ったことはおこらない」
「すべてはよくなる」
「嫌なことは考えない」
*最後に幸福になるには
「一日一卵:いちにちいちらん」!

浜松医科大学名誉教授 高田明和医師
NHKラジオ「健康ライフ」より

I’m happy when you’re happy.
あなたが嬉しい時、私も嬉しい。

ニコラ歯科No.53-ノーニーズの心をつかむには!

ニコラ歯科No.50「ノーニーズの人々をいかに!」の続きです。
いつもこの命題を考えています。
いま二つのキーワードが浮かんでいます。
ひとつ目は「本能を刺激する」
ふたつ目は「おもてなし」

「本能を刺激する」とはズバリ食欲を刺激することです。
「何のために歯を磨くのか?」
もちろん歯医者のためではありません。
親のためでもありません。
「ムシ歯にしないためでしょう」という声が聞こえてきます。
そうです。
しかし、もう少し深く考えてみると、
「美味しく食べるため」言い換えるなら、
「人生をより味わうため」とも言えるのではないでしょうか。
歯を磨くこと、歯を磨いてもらうことで、
「人生をより深く味わえる」
この考え方はいかが?
具体的にはPMTC(歯のクリーニング)とグルメを、
ダイレクトに結びつけることを考えています。

一方「おもてなし」
これはひとつ目とは対局にあります。
歯科予防は継続が不可欠です。
ニーズのない人に継続してもらうためには、
顧客の満足を満たすのみならず、
お客さんの期待値を越えるサービスが必要でしょう。
そのことでニーズ(必要)をデザイア(欲望)に、
昇華させる。
そうして、継続していくうちに、
習慣となり、デザイアがニーズへ変化して行く。

げんーイタリアン(日南市)

約一年前に油津(あぶらつ)駅前に、
イタリアンレストランGEN(げん)がオープン。
シェフはシチリアで修行。
お父さんがやっていた和食店を改装してのイタリアン。
日南で唯一のイタリアンらしい店です。
本人曰く「発展途上です」。
是非一皮も二皮もむけてほしいと願いつつ、
今夜も「CENTO ANNI!」

GEN 電話:0987-23-6328