「さようなら」谷川俊太郎

「さようなら」谷川俊太郎

ぼくもういかなきゃなんない
すぐいかなきゃなんない
どこへいくのかわからないけど
さくらなみきのしたをとおって
おおどおりをしんごうでわたって
いつもながめているやまをめじるしに
ひとりでいかなきゃなんない
どうしてなのかしらないけど
おかあさんごめんなさい
おとうさんにやさしくしてあげて
ぼくすききらいいわずになんでもたべる
ほんもいまよりたくさんよむとおもう
よるになったらほしをみる
ひるはいろんなひととはなしをする
そしてきっといちばんすきなものをみつける
みつけたらたいせつにしてしぬまでいきる
だからとおくにいてもさびしくないよ
ぼくもういかなきゃなんない

*「旅立ち」と「別れ」は表裏一体。
Let’s not forget important lesson.
この重要な教訓を忘れないようにしよう。

好きな春の俳句四句

好きな春の俳句四句
「大人だって大きくなりたい春大地」星野早苗
「チューリップ喜びだけを持つてゐる」細見綾子
「カレンダーめくれば春がこんにちは」坂上芽衣子
「世の中は三日見ぬ間に桜かな」 大島蓼太
*見ぬ間「の」は誤りだそうです。 春です!

That rings a bell.
なにかそれどこかで聞いたことがあるよ。