ムシ歯予防は手巻きの腕時計

久々の「ハナマルコラム」です。
唐突ですが、皆さんのご使用腕時計の種類は
手巻き、電池式、ソーラー発電?

カルノのラインナップは、
1−手巻きクオーツ
2−電池式クオーツ
3−ソーラー発電
最近これらの腕時計を見ながら、ふと思いました。
ムシ歯予防は「手巻き式腕時計」ではないか。
その心は「定期的に手をかけることが必要」

従来の歯の捉え方は、
おそらく「電池式クオーツ」。
日頃はほとんど手間ひまかけず、
もしくは手間ひまの必要性を感じず、
問題が起きて(歯が痛くなって・時計が止まって)
初めて気がつく。
けど、気がついた時は既に遅し。

そこで、これからは「手巻き式」に変えませんか?
定期的(理想は月に一回)に、歯科に通って手入れを受ける。
手巻き時計のように、決まった間隔で手間ひまかける。

ソーラー時計は?
歯の健康・身体の健康維持において、
ソーラー発電(手間ひまかける必要なし)的方法は無し!

身の回りの毎日使うものを見てみてください。
毎日使う食器=毎日洗います、
下着=毎日着替えます、
身体=入浴します。
歯=もちろん毎日磨いています。
これが実は落とし穴なんです。
左手のヨゴレは、自分の目で見てヨゴレを落とし、
ヨゴレが落ちたことを、自分の目で確認できます。
口の中の歯のヨゴレを、ご自分の目で確認できますか?
無理です!不可能なことなのです、ご自分では。
今まで歯科医は、目の前の患者さんが子どもなら
「君が磨かなかったから、ムシ歯になった」
大人の患者さんなら
「あなたのハミガキが不十分だったから、
シソーノーローになったのですよ」と言って来ました。
これが、間違いだったのです。
実は患者さんにとって不可能なこと、出来ないことを、
さも患者さんに全責任があるかのように責めていたのです。

歯科医師として皆さんに詫びつつお願いです。
「歯は、磨いてももらうもの」ということを御理解ください。
決して、自分自身では口の中を、歯を奇麗にすることは
無理なことなんです。
歯の健康は「手巻き式腕時計」と捉え、
定期的に手間ひまかけてください、
手間ひまとは「プロに磨いてもらう」ことです。

セルフケア(自分磨き)+プロケア(プロ磨き)
=100%予防可能
定期的プロケアがないと必ずや腕時計は止まります。
定期的プロケアを日頃の習慣に取り入れて頂くことで、
きちんと時を刻みます、
きれい!美味しい!が継続可能です。
定期的プロケアを受けることで、
きれい!+美味しい!=幸せ!!
ニコラ歯科は「きれい!美味しい!幸せ!」を提供します。

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