「なぜ歯医者の子どもはムシ歯にならないのか」その7

「なぜ歯医者の子どもはムシ歯にならないのか」その7
—ニコラ歯科を開いた理由

このように考えると「歯科予防の日常化・習慣化」を妨げるものは、歯科医師と患者さん・お客さんとの一対一で解決できないほど、大きな壁なのでしょうか。そうは思いません、そうではないと思いますが、今回のニコラ歯科オープンで言えることは「スムーズな予防への移行は治療からである」です。その方(患者さん)を治療する中で信頼関係が構築されて、轍を踏まないようにと予防のステージに進む。これがおそらく最も自然でしょう。21年間の桜歯科も確かにそうでした。そうであれば「ムシ歯を回避する薬」をファーストチョイスにすることは無理なのでしょうか。加えて問題は、治療が先にくると言うことは、ムシ歯が有るということですから、健康な歯を守ることはできないことになります。どうにかして、その方が歯科医師と出会う順序を変えたいのです。ムシ歯ありきで治療からではなく、白い歯ありきで予防からに、変えたいのです。

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