「なぜ歯医者の子どもはムシ歯にならないのか」その1

「なぜ歯医者の子どもはムシ歯にならないのか」その1
—ニコラ歯科を開いた理由

小生(河野秀樹)は1961年宮崎県日南市生まれです。
手遊び手仕事が好きで、将来は手を使う仕事に就きたい
と思っていました。
大学進学の際に、工学部か歯学部か迷いましたが、
歯医者のほうが手仕事のイメージが強く
歯学部に進みました。
1986年に歯科医師となり、
1990年に日南市に桜歯科を開業しました。
桜歯科で一般開業医として日々診療する中で、
ごく自然に疑問が生まれました。
「今、やっていることは後手後手医療なのでは?」
「先手先手予防ができるのでは?」です。

話は遡りますが、大学生の頃、
同級生に歯科医の子供さんが数人いました。
実習で同級生の口の中を見ると、奥歯まで真っ白、
金属は全く入っていません。
漠然と「親が歯医者だからムシ歯がないんだ」
と思いましたが、
歯学を勉強するにつれ、
そんなことはあり得ないと思い始めました。
医学的にムシ歯と親の職業は無関係です。
ちなみにわたしの親は公社員でした。
——続く

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