虎落笛:心に遺したい言葉3

虎落笛:もがりぶえ:心に遺したい言葉3
「百姓の寝酒たしなむ虎落笛」長谷川浪々子
もがりの森 という映画がありました。
映画のもがりとは字が別ですが語源は同じです。
「虎落笛」は、寒風がものに当たって、
はげしくたてる音をいいます。
(心に遺したい季節の言葉)より

I’ve been giving him the cold shoulder!
私、彼にずっと冷たくしてきたのよ!

煮凝:心に遺したい言葉2

煮凝:にこごり:心に遺したい言葉2
「煮凝りのぷりぷりと箸に踊りけり」石田自得
煮魚をした冬の夜は、次の朝が楽しみでした。
煮魚の汁が固まってできる寒天状のあのプルプルとした
「煮凝」の感触、そしてひんやりとした歯触りは、
他の何ものにもかえがたいものでした。
(中略)むかしはまだ冷蔵庫もなく、
寒夜の自然がつくった、一種の芸術的料理だったのです。
(心に遺したい季節の言葉より)
*少年の記憶に煮凝りあります、鰈の煮付け!

You can hold your liquor, can’t you?
お酒は、いける口なんでしょう?

あかぎれ:心に遺したい季節の言葉1

あかぎれ:心に遺したい季節の言葉その1
「あかぎれの母のおん手に触れにけり」宮部寸七翁
今回、調べてみて面白いことを発見しました。
あかぎれの漢字は二つあるようです。
ひとつは左側(偏:へん)が「軍」、
右側(旁:つくり)が「皮」。
もうひとつはこの左右逆の字です。
ちなみに、亀裂の浅いものは「ひび」、
深く出血するほどのものが「あかぎれ」。
石寒太著「心に遺したい季節の言葉」より

Follow your heart and it will lead you to the right answer.
自分のハートに従えば、きっと正しい答えに行き着くわ。

なみ 内田麟太郎

「なみ」 内田麟太郎
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うみがわらっている

*オリジナルは縦書きです。
まさしく、並じゃない波!
Life is surely full of surprises.
まったく、人生とは驚きの連続だな。