美味しい御菓子なのか?

ここ数日Twitterに書いていて思いました。
ムシ歯予防についてです。
1−美味しい御菓子を作る材料・器具・スキルがあるのに、売る方法がない。売るシステムがない。どうすればいいのか。
2−ムシ歯予防を完璧に遂行するスキル(歯科医院側の)・器具・材料があるのに、それが普及していかない。なぜか?

歯を磨けば、磨いてもらえばムシ歯にならないことは周知の事実です。
しかも、これは歯科医師・歯科衛生士にとって可能なことです。
しかし、実際にはカリエスは発生します。

ふと思いました。
美味しい御菓子(カリエスフリーであること)と思っているのは、
歯科医師だけなのかもしれないと思ったのです。
小学1年生が、本当にカリエスフリーを美味しい御菓子(ものすごく価値のあること)と思うでしょうか。
親御さんが、同じくこの菓子は美味しいと思うでしょうか?
思わないでしょう。
前にも書きましたが、1年生が勉強が大事と思うでしょうか。
思わないでしょう。

6歳で生え始めた永久歯の価値を本人が自覚するのを18歳としましょう。
この美味しい御菓子は、12年間噛み続けて初めて美味しいと感じることになるのです。いろいろ考えれば考えるほど、壁を感じます・・・。

デュボントンのケーキ

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