金の食パンは、本当に金か?

金の食パンは、本当に金か?

前回の更新から、早1ヶ月経っているとは!光陰矢の如しです。
さて、先日「プレジデント11.4号」をめくっていると、
セブン11の「金の食パン」の記事が載っていました。
ゴルゴ13を師と仰ぐ小生にとっては事実確認が必要とばかり、
セブン11へ行きました、有りました、買いました、食べました。

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感想・・「甘い」
従来の食パンと菓子パンの間の味。
これは新しい(あまり今までにはなかった)味だと思いました。
この味で、なぜ売れるのか?なぜ金なのか?
改めて記事を読んで納得しました。
セブン11の定義する「おいしい」は、ちょっと違うようです。

「金の食パンは、際だっておいしい。ただ、おいしいものにはもう一つ裏の意味があって、それは”飽きる”ということです。おいしいものほど続けて食べれば飽きる。だから、飽きられる前により味をよくしたものを投入する。顧客は味が変わったことに気づかないかもしれません。飽きずにおいしいと感じてもらえればそれでいいのです」(プレジデント25頁より)とのことで、次のように続きます。

リニューアル版は発売半年後の10月1日に投入された。

? やはり「美味しい」の定義が違うと思いました。
リニューアルするということは「まずい」ということではないでしょうか。
美味しいモノの老舗の包み紙などに
「この味一筋」「百年変わらぬ味」などのコピーを目にします。
小生の定義ではこちらの方が「美味しい」です。
カナンのクルミトーストはオススメの美味しさです。
もり山のからあげもいつ食べても同じ美味しさです。
明石屋の軽羹もそうです。
もちろん、季節や材料の状態によって匙加減を変えているのかも知れませんが、
セブン11の意図するリニューアルとは意味が全く違うと思います。

もり山のからあげ

セブン11に提案(笑)
発売6ヶ月で味を変えるのであれば
「金の食パン」ではなくて(セブン11にとって)
「金になる食パン」と改名したらいかがですか
ちなみに「カネになる食パン」と読みます。

カネになればいいのさ、売れればいいのさ、との声が聞こえて来そうです。
美味しいという定義から作り上げる根性には感心はしますが、
小生、「金の食パン」のリピーターにはなりません。

ヨーロッパでは銀食器を代を繋いで使うそうです。
繋がる変わらぬ美味しさの
「銀の食パン」が発売されたら食べてみます。

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追記
美味しいから売れる、だと思います。
売れるから美味しい、のではありません
と思います。

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