BBTime 270 イレバ自転車ラジオ

BBTime 270 イレバ自転車ラジオ
「虫の音をあつめて星の夜明けかな」織本花嬌

解説に「叙情の質からすれば現代を思わせるが、作者は一茶と同時代に生きた江戸期の女流である。たしかに秋の夜明けは、いまでもかくのごとくに神秘的で美しい。蕪村の抒情性などを想起させるところがある。ところで、作者の嬌花は一茶より三歳年上で南総地方随一の名家の嫁であり、後に未亡人となった人だが、一茶の「永遠の恋人」として伝承されている」とあります。この句が江戸時代の女性によって創られ、またその女性が小林一茶のプラトニックラブの相手だと聞くとさらに味わい深くなります。解説に「嬌花」とありますが、おそらく花嬌が正しいようです。

最近「シェアサイクル」「ライドシェア」などの言葉を耳にします。先週、メルカリが「メルチャリ」を福岡市に続き国立市で開始するとのニュース。学生時代に自転車ライダーの多くがラッタッタに乗り換えました。その後ラッタッタおばさん(失礼)は軽自動車に・・。自転車の運命は風前の灯火(ともしび)かと思われた時期もありましたが復活してきています。

テレビの普及後、大宅壮一が「一億総白痴化」とコメントしました。ラジオが過去のものになると多くの人が思ったことでしょう。豈図らんや(あにはからん)ラジオは生き残りました。コンタクトレンズ登場でメガネは・・しっかり共存しています。

平成に消滅したもの・しつつあるものに「銀塩写真白熱電球・CD(レコード)」があります。一方で息を吹き返したモノにラジオと自転車があるのではないでしょうか。「義歯」も同じくニーズは上昇しているように思えます。インプラントの長所短所を多くの人が知るようになり、高齢者社会の今の日本では今後、義歯は今まで以上に必要とされるでしょう。大きな声で言いたいことは「歯科医師よ、もっと義歯へ愛情を!もっと義歯の勉強を!(自戒を込めて)」

ラジオ自転車メガネ・・共通項は「便利」「簡便:シンプル」「経済的:費用があまりかからない」「長持ち」「老若男女から必要とされる」などでしょうか。まさしく昭和のサザエさん、平成のちびまる子ちゃん、ドラえもんなども同様です。シンプルで便利な義歯の価値を今一度見直すべきだと思いますがね。今回の曲は早九月・・九月とくればのこの曲!ラストはちびまる子ちゃんとくればこの曲!9300



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