BBTime 328 二つの記事

BBTime 328 二つの記事
「この部屋に何用だつけ春の昼」渡辺善夫

最近目にした記事二つ、忘れないうちに(笑)。
ひとつ目は「医師が警告!「見た目が老ける悪習慣」5大NG 4/4(木) 6:30配信」記事はこちら。二つ目は「口の中でわかる”早死にする人、ボケる人” 多くのシニアが”歯”で後悔している」記事はこちら。まずひとつ目から御案内。引用イラストはこちら:ロッテ「記憶を維持するタイプ」から。

記事から引用『実は「老け見え」を招いてしまう「悪習慣」があった 私は現在、アメリカのボストンにある、ハーバード大学マサチューセッツ総合病院で客員研究員として活動しています。それ以前はUCLAやロンドン大学セントトーマス病院に所属しており、この間、多くの欧米のエリートと接する機会がありました。 こうした経験を通じて痛感しているのは、欧米、特にアメリカのパワーエリートは、とにかく「外見」に気を使っているのに対して、日本のビジネスパーソン、とくに男性が「外見」を意識している人が少ないことです。「老け見え」になってしまっていても気にしていない人も多いようです。 これは、非常に損で、もったいないことだと感じています。男性も女性も「見た目」が若いことは、ビジネスにおいてもプライベートにおいても、大きなアドバンテージとなりうるはずです。 みなさんの「見た目」がもし、10歳若返ったらどうでしょうか。きっと人生が変わるはずです記事より。

記事は五大 NGへと進みます、以下抜粋『【1】「紫外線対策」を軽視している 「『男も女も老けさせる』紫外線対策、よくある5NG」でも書いたように、「見た目の若さ」を考えるならば、男性も紫外線対策は必須です。』『【2】「くま」ができても放置、何もしない 残業続きで疲れたとき、睡眠不足のときにあらわれる目の下のくま。くまがあると、顔がいっきに「老け見え」してしまいます。「くまができても何もしない」という習慣も実は「老け見え」悪習慣の1つです。』『【3】正しい「洗顔」と「保湿」をしていない 「洗顔」と「保湿」に対する悪習慣もよく見かけます。たとえば「洗顔」の場合、女性は洗顔料を使う人が大半でしょうが、男性は普通の石鹸やボディソープで洗ってしまっているという人が多いのではないでしょうか。』『【4】食生活は「ジャンクフード」に頼りっぱなし 「紫外線や洗顔」など「皮膚」に対しての対策も大切ですが、「老化を早めてしまう食べ物」をとらないことも大切なことです。 老化を早める食べ物の筆頭は、ハンバーガーなどのファストフード、スナック菓子やカップ麺などの「ジャンクフード」です。ジャンクフードの特徴は、ビタミン・ミネラルが不足していて栄養バランスが悪いことと、酸化した油が使われている可能性が高いことです。』『【5】「寝る直前までスマホ」をいじっている スマホやパソコンはいまや私たちの生活に欠かせないものですが、「スマホやパソコンが肌に悪影響を与える」と聞いたら驚きますか?  スマホやパソコンの画面からは「ブルーライト」が出ています。「ブルーライト」は人の目で見ることのできる可視光線の中では最も波長が短く、強いエネルギーを持っています。そして、これが皮膚に負担をかけ、シミやくすみの原因をつくるといわれています。』以上記事より抜粋

最後に『皮膚は目に見えている「臓器」である 「外見」に気を配るメリットは、「見た目」だけの問題ではありません。健康にも大いに関係しています。実は皮膚は「臓器」の1つです。つまりその意味では皮膚は心臓や肺、肝臓や腎臓などと同じなのです。いわば「皮膚」は、「目に見えている臓器」という大きな特徴があります。 肌荒れや色素の沈着など、一見、ただの皮膚の症状のように見えることが、実は内臓疾患の兆候が皮膚にサインとして現れていることもあります。 私たち皮膚科医は皮膚の病気の治療が主な仕事ですが、皮膚の疾患以外にも目を向けて、ほかの臓器の疾患を発見することも、1つの仕事なのです。記事より。

では二つ目「口の中でわかる”早死にする人、ボケる人” 多くのシニアが”歯”で後悔している」について。『老後、みんなが「歯」で後悔している 以前プレジデント誌では、シニア1000人(55歳から74歳の男女)を対象に「今、何を後悔していますか」と尋ねるアンケートを行った(2012年11月12日号)。すると、健康面では、運動不足や食事の不摂生、毛髪の手入れ不足などを上回り、「歯の定期検診を受ければよかった」がトップになった。「もっと歯を大切にすればよかった」と思わせる現象が、この年代に入ると起こるのだ。』『なぜ歯周病菌が全身の病気を引き起こすのか。歯肉に腫れが起こると、体はリンパ球や白血球を集結させて炎症を抑えようとする。このとき、歯肉にはリンパ球を送り込むための新しい血管が作られる。この血管の中に歯周病菌が入りこみ、全身へと流れていってしまうのだ。全身の血管をめぐり始めた歯周病菌は、あちこちで血栓を作って血管に付着し、血液の通りを悪くする。これが心臓に近い冠動脈で起これば心筋梗塞、脳血管で起これば脳卒中、腎臓の血管が詰まれば腎不全になる。酒も飲まないのに起こる非アルコール性脂肪肝炎(NASH)や、近年、患者数が急増している潰瘍性大腸炎でも、歯周病菌が肝臓や大腸にまで至り、作用していることがわかってきている。』記事より抜粋

『今や日本人の死因の第3位とされる「誤嚥性肺炎」も歯周病菌と関係がある。ものを飲み込む力が弱くなり、食べ物や唾液が食道ではなく気管に入ってしまうことを「誤嚥」という。この誤嚥の際に、唾液に交じり込んだ歯周病菌など多くの口腔内細菌が気管に入り込み、慢性的な炎症が起こり、そこにインフルエンザの感染などがきっかけになって誤嚥性肺炎が起こるのだ。また、歯周病が進み、歯がなくなると、認知症になる可能性が高まる。歯周病は、炎症がやがて歯周ポケットといわれる歯肉の奥深くまで広がり、歯を支えている「歯槽骨」という骨を溶かしていく。支えがなくなった歯はぐらぐらし、抜ける原因になる。まず犬歯が抜ける人が多く、次に奥歯が抜ける。すると、残った歯に食事のたびに負担がかかり、次々にダメージを受けて、連続して歯が抜けていく。名古屋大学の調査では、アルツハイマー病患者は健康な高齢者に比べて、残っている歯の数が平均して3分の1しかなかった。また、健康な人に比べて、歯が抜けた後に義歯を使用している割合も半分しかいない。つまり、歯の保有数や治療の有無は、脳の萎縮にも関係することがわかったのだ。』『口腔ケアという生活習慣を身につけることが、歯と全身の寿命を延ばし、人生の後悔を1つ減らすことにつながるはずだ。』記事より抜粋。次の表の出典はこちら

皮膚は年齢とともに変化しますが、歯は皮膚ほどは変化しません。歯は新陳代謝しないので、あなたの体の中で最高齢は「歯」なんです!しかしほとんど老けないのも「歯」です。歯をキレイに保つことは当然、老け顔防止につながります。歯を健康に保つことは、若さを保つこと!最後にひとつアドバイス。歯の定期検診は是非是非おすすめします。定期検診、定期的な歯のクリーニング(除石・ステイン除去など)は必須です。その時、もし「治療が必要」と言われたら・・ともかく「歯を削らないで済む方法」もしくは「削る量の少ない方法」を選択してください。歯医者がタービン(歯を削る道具)を持つ前に質問してください「歯を削るのですか?」・・これもあなたの若さを保つひとつの方法です。6800


追加:冒頭の句を「BBTime 216 ショーシャンクとお婆さん」でも紹介しております。

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