BBTime 337 リステリン

BBTime 337 リステリン
「黄金週間終わるブラシで鰐洗い」斉田 仁

今年のゴールデンウィーク(黄金週間)もアッという間に終わりました!句の解説に「連休明けのがらんとした動物園での一コマ。生きていても剥製のように動かない鰐だけどゴールデンウイークに沢山の人の視線を背中に集めて疲れただろう。ゴシゴシとブラシでその背中を洗われて気持ちよさそう。ゴールデンウイークを黄金週間と表記したことで「黄金」という言葉の硬質感とごつごつの鰐の背中の硬さが響き合っていい感じだ。鰐の背中を洗うブラシの音まで聞こえてきそう。「俳句が出来ないときは動物園に行ったらいいよ」と俳句を始めたころ一緒に句会をやっていた年上の俳人からアドバイスをもらった。動物は楽しい想像力をかきたててくれるからだろうか。連休明けの一日、ベンチに座って動物たちをぼんやり眺めるのもいいかもしれない」(解説より)とあります。勝手に「鰐と歯ブラシ」をイメージしましたが、ブラシで洗うのは歯ではなく背中なんですね。たまに目にするニュースが「カバの歯磨き」です。ふと思いました、砂糖を摂取しないのに磨く必要あるの?単なるパフォーマンスなのでしょうか。今回はワニやカバとは無関係な「リステリン」のお話。

マウスウオッシュ「リステリン」をご存じでしょうか?百年以上の歴史があります。リステリンのページには『誕生物語:19世紀半ば、産業革命によって大躍進を遂げていたイギリスでは、その繁栄の一方で、作業中の事故で大ケガを負う人が後を絶たず、多くの方が、治療の甲斐なく犠牲になっておりました。なぜなら、当時はまだ消毒技術が確立されておらず、手術が成功しても、傷口から細菌に感染して亡くなるリスクが高かったからで す。外科医のジョゼフ・リスター博士は、この凄惨な光景を目の当たりにし、犠牲者を救うため、消毒薬の研究に取り組みはじめました。「一人でも多くの人を助けたい」博士の情熱は、画期的な消毒薬を生み出すことに成功しました。そして、1865年に世界で初めて消毒薬を使った外科手術を行い、重症の患者を救うこ とに成功するのです。その後、手術による死亡率は劇的に減少し、この功績により、リスター博士の名は世界中の医学界で知られるようになりました』(引用元)。今は琥珀色のオリジナルのみならず、様々な特徴の色々なリステリンが販売されてます。特色ごとに十色あり、まさに十品十色!

先日、義歯使用の方が「リステリンいいですね」と・・この方ご自分の歯があまり残っておらず上下とも義歯使用中です。残存歯(ざんぞんし:残っている歯)の清掃が不十分であったために、歯ブラシに加えてリステリンを勧めてみました。残存歯の少ない方は、歯のない部分(歯茎・粘膜)が多くあります。歯ブラシで歯を磨けても、歯茎や粘膜を歯ブラシで磨くことはあまりないと思います。粘膜のシワの部分に汚れが溜まっていることもありますが、歯ブラシゴシゴシだとかえって傷めかねません。そこで登場するのがリステリン!

個人的には「オリジナル」がリステリンをもっとも実感できると思いますが、初心者の方にはオススメしません(笑)。構えず口に含むと次の瞬間、口の中が灼熱地獄となり吐き出してしまいます。十品十色をひとつずつ試してみるのも良いでしょう。使い方のポイントは、就寝直前に義歯と残存歯をきれいにして、義歯を口の中に戻し、リステリンを口に含み30秒間グチュグチュして吐き出す。吐き出したあとはうがいせずに、そのまま「お休みなさい」がベターです。

リステリンHPに「通常の歯磨きでケアできるのは、お口のわずか約25%*・・歯磨きとは文字通り、「歯を磨く」ことであり、歯磨きだけでお口の中をケアできる割合は、歯の表面積である約25%*のみ。 歯を磨いただけでは落とせない舌や歯ぐき、咽頭粘膜などお口全体の汚れをキレイにするために、正しい対処法を知る必要があります」とあります(引用元)。歯を28本お持ちの方も少ない方もゼロの方もリステリン使用を加えてみてはいかがでしょうか。9040



過去にもリステリンについて書いてます。是非どうぞ!「BBTime 156 扁平苔癬退散」「BBTime 158 25%しか

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