「地玉子のぶつかけご飯今朝の冬」笠 政人
2024/11/18投稿
画像は今朝11/18のお姿(桜島)です。立冬(11/7)は、とうに過ぎたものの残暑のような暑さでしたが、今朝はやっと冬の足音が聞こえてきそうです。年年歳歳、秋が短くなってます、そのうち秋が消滅して四季から三季、春も消え二季となるのでしょうか。句の解説は『季語は「今朝の冬」、立冬のことだ。雪の便りもちらほらと聞こえてくる。まだ東京あたりではそんなでもないが、もう名実ともに冬に入っている地方もあるだろう。長くて厳しい季節のはじまりである。作者は、そんな寒い地方の人だろうか。ほかほかのご飯に玉子をぶっかけて、勢い良く掻き込んで食べている。さあ「冬よ、やってこい」と、身構えている。わざわざ「地玉子」と玉子に「地」をかぶせたのは、新鮮で栄養価の高い玉子をイメージさせることで、句の勢いを増すためだろう。単に玉子と言うよりも、よほど迫力が出る。すぐに連想したのは、高村光太郎の詩集『道程』に収められている「冬が来た」だった。昔、小学校の教室で習った。「きっぱりと冬が来た/八つ手の白い花も消え/公孫樹の木も箒になった」というのだから、季節的にはもう少し寒くなってからの詩だ。最後の二連は、こうなっている。「冬よ/僕に来い、僕に来い/僕は冬の力、冬は僕の餌食だ//しみ透れ、つきぬけ/火事を出せ、雪で埋めろ/刃物のような冬が来た」。こちらも相当な迫力で、子供のときにも圧倒された。掲句の作者にしても光太郎にしても、とにかく若くて元気だ。若くて元気でなければ、こういう詩は書けない。そこへいくと今の私などは、冬と聞くだけでへなへなとなりそうだ。あ~あと、溜め息の一つもついてしまう。これではならじ。句の作者にならって、今朝はいっちょう、ご飯に玉子をぶっかけて食うことにしようかな。今日、立冬。『新版・俳句歳時記』(2001・雄山閣出版)所載。(清水哲男)』(引用元)。卵ご飯の後もしっかり洗いましょう、入れ歯洗いについて(セミナー用の内容です)。
卵かけご飯に限らず食後にはお椀やお皿を洗います。入れ歯は口の中の食器です。食具(しょくぐ)という言葉があります。食事に用いる器具、食器などを意味します。歯も食具と言えます。お店に限らずご自宅でもほとんどの方は、洗ってあるキレイな食器に料理を盛って、キレイな箸やスプーンで食事されます。美味しいのためにも、健康のためにも!
お皿と入れ歯の違いは「表面」です。簡単に表現するならば、お皿の表面はツルツルです。入れ歯の表面はヌルヌルです。陶磁器の表面には釉薬(うわぐすり)がかけてありツルツルです。食器用洗剤の入った水に、汚れたお皿をつけておくと汚れは浮いてきます。かたや入れ歯の表面は拡大すると凸凹(多孔性)しています。この凸凹に水が入り込むために入れ歯はヌルヌルしているのです。ソフトコンタクトレンズと似たような表面構造と思ってください。この凸凹に常に水が入り込みヌルヌルしているので口の中にあっても(形に問題なければ)痛くないのです。
お皿と違って入れ歯の洗い方は異なります。入れ歯洗いは汚れを物理的に除去することが基本です。洗面器に水を張り、流水下でのブラシ洗いがおすすめ。その後に洗浄剤使用がベターでしょう。つけ置き時間は製品によって様々ですので、パッケージの説明書きをお目通しください。次の表の引用元はこちら。洗浄後(洗浄液から取り出したら)水洗いして水につけておいてください。外出時や移動時には濡れたティッシュで包んでジップロックでも構いません、乾燥が良くありません。
最後に夜は外すか?着けたままか?
1)上下のご自分の歯が噛み合う人→外して寝てもOKです
2)ご自分の歯が噛み合わない人→可能であれば、どちらか着けてお休みください。
3)一晩洗浄液につけておく必要はありません。
4)就寝中の使用に関しては「BBTime 352 口の中へ」もどうぞ。
入れ歯は口の中の食器。キレイな食器でキレイなスプーンで美味しく食べたいものです。皆さま、ご自愛の程ご歯愛の程。