「いつの間にうしろ暮れゐし冬至かな」角川春樹
2024/12/15投稿 今夜今年最後の満月 12/20追加
まさに臘月尽(ろうげつつく)今年も余すとこ二週間余り。句の解説は『冬至の日暮れです。「いつの間に」、日が暮れてしまったのだろうという驚きがあります。続く「うしろ」の使い方が巧妙です。暮らすということは、掃除でも、料理でも、前を向くこと、次の手順をこなすことです。生きているかぎり、好むと好まざるにかかわらず、私たちは、「前向き」に行動し、予定を気にしながら、先のことを考えて暮らしています。しかし、掲句は、「いつの間にうしろ」と書き出すことで、驚きながら、うしろを振り返る身振りを読み手に与えます。ふり返ると一日が終わり、一年が終わっていく。冬至の暮れは早く、東京では16時32分。一年のあれやこれやが思い起こされ、暮色に消え、長い夜を過ごします。「存在と時間」(1997)所収』(引用元)。今回は「良薬は口に苦し」は価値あることなのか?について。冒頭の画像(薯蕷饅頭)は鹿児島明石屋(2024/12月)のHPより。
「ほぼ日」の今日のダーリン(12/10付)。
次のように続きます。
読んでいただければお分かりと思います。今回、小生が最も伝えたいのは「聞き入れやすいように工夫するよ」です。素人(しろうと、一般の人)にとって難しい・少しでもハードルが存在するのであれば、それらを簡単にたやすくしてあげるのが玄人(くろうと、プロ)だと思います。素人の方にとって容易でないことを、そのまま「良薬口に苦し」だと押し付けるのはプロのやることではありません。
軸は「看々臘月尽:みよみよろうげつつく」
「良薬口に苦し」と同じようなことが「歯磨き・セルフケア」にも言えます。歯磨きの必要性、歯磨きの方法、ムシ歯予防に必須等々はみなさんご承知。しかし、それができないから歯医者から「ムシ歯」を見つけられるのです。「歯磨き=良薬」これは間違いありません(歯磨きとは歯の汚れを物理的に除去すること)。そうであれば「口に苦し」ではなく、せめて「苦くない」にすべきでしょう。それを行うのがプロ(歯科医・歯科衛生士)です。三ヶ月に一度のメンテナンスならば、是非月に一度のメンテに。セルフケアにおける歯ブラシ、歯磨き粉、方法などについてもプロに確認してください。最後にアドバイスをひとつ「歯は、磨いてももらうもの」 皆様、ご自愛の程ご歯愛の程。
12/20追加 「歯は磨いてももらうもの」を実践している「おやつ堂」!