「バッタとぶアジアの空のうすみどり」坪内稔典

2025/10/12投稿
巡礼旅日本出発9/12。名古屋駅朝06:20発新幹線で東京へ向かう途中、友人より「羽田行き予定便欠航、現在八方塞がり」とLINE。小生、ともかく東京羽田空港へ向かいます。途中、富士山も雲に覆われ姿は見えず。

9/12金曜日午前十時頃には羽田空港第三ターミナル到着。「新幹線や九州内の他の空港など模索中」とLINE受信。そもそも今回の巡礼旅のきっかけはS氏の一言「サンティアゴ・デ・コンポステーラ知ってます?」「知ってますよ!」「行きませんか?」「行こう、行こう」と即決したのが二年程前。その後、話題に登らず流れたかなと思っていたら、今秋実現の運びとなり、飛行機チケットなどは彼がネットで手配してくれました。

当初、フランスの道780kmを小分けにして歩こう(最低100km以上は必要)と調べるうちに、ルートが色々あるとわかり取得可能な休日数のことも考え結局「ポルトガルの道」を選びました。旅程では羽田から北京空港でトランジットに九時間あるので、北京空港で落ち合う案も出ましたが、手持ちのチケットのキャンセル料などを考慮し最終的に「今回、(S氏は)断念します」と結論が出たのが出国審査の列にいる時でした。・・「一人で、行くの?」「どうする?」と自問自答。やめる理由は見つかりませんでした・・またしても旅の醍醐味!

羽田出発直前搭乗する飛行機。バモス!前進あるのみと北京行きへ一人搭乗、北京空港まで四時間弱のフライト、安いチケットなので席は真ん中。左隣は大柄白人男性、パソコンにヘッドホンを繋いで音楽を聴いている様子。パソコン画面の数々の曲名(ジャケットなど)をチラリと見るに同世代と踏んで声をかけるとドイツ人。「化学製品会社員で日本から北京へ。その後上海に寄ってフランクフルトへ帰る」とのこと。オクトバフェスト、ドイツワインなどの話で盛り上がりアッという間のフライトでした。まさしく「Time Flies」。北京到着後、マークも何もない真っ白不気味な飛行機発見!ドイツ人曰く「ロシアの飛行機だ」。


北京空港到着をS氏にLINEで報告すると「ラウンジ利用できます」とQRコードが送られてきました。ラウンジに向かう途中、スタバでエビアン(小振りボトル)を買うと457円。ラウンジとは名ばかり学食の方がまだマシという空間に到着。匂いがごちゃ混ぜ、飲み物、カップ麺、菓子など。目に留まったのが冒頭の画像。「命短し、楽しく生きよ」のような文章。短いのは中身でした!

「北京特産」と表示してある餅は殆ど甘くなくお代わりしました。しばし休んでマドリード行きゲート前でひと眠り・・つづく

「前進する!」と言えば、この曲「Adelantando」。詳しくはこちらも「耳よりな話」
これは二人ですが。





