幸福のパン種より二編

堀口大学詩集「幸福のパン種」より

「人に」
花はいろ そして匂い
あなたはこころ
そして やさしさ

「自らに」
雨の日は雨を愛そう。
風の日には風を好もう。
晴れた日には散歩をしよう。
貧しくば心に富もう。

Have you ever written poetry?
詩を書いたことはありますか?

親から子へ伝えたい17の詩その3

親から子へ伝えたい17の詩その3

「名前は祈り」毛里 武
名前はその人のためだけに
用意された美しい祈り
若き日の父母(ちちはは)が
子に込めた願い

幼きころ 毎日、毎日
数え切れないほどの
美しい祈りを授かった

祈りは身体の一部に変わり
その人となった

だから 心を込めて呼びかけたい
美しい祈りを

*読み終わった後、震えました!
His name escapes me.
ちょっと彼の名前が思い出せない。

親から子へ伝えたい17の詩その1

親から子へ伝えたい17の詩その1

「この世で一番の奇跡」オグ・マンディーノ 菅靖彦訳
憎むより、愛することを選びなさい。
泣くより、笑うことを選びなさい。
破壊するより、創造することを選びなさい。
あきらめるより、忍耐することを選びなさい。
人のうわさ話をするより、褒めることを選びなさい。
盗むより、あたえることを選びなさい。
ぐずぐずすることより、行動することを選びなさい。
堕落するより、成長することを選びなさい。
呪うより、祈ることを選びなさい。
死ぬより、生きることを選びなさい。

*やめるより、続けることを選びなさい(自分へ)。
Life is a stage. 人生は舞台だ。

えいごのつぼその1

えいごのつぼその1
「英語ができないのは本当に語学力のせい?」
英語がわからないのは、
あなたの英語が下手だからではありません。
日本語で読んでもわからないことを、
いきなり英語で理解しようとしているからかもしれません、
ということを覚えておきましょう。
「えいごのつぼ」関谷英里子著 31頁より
*実は「ハミガキ」にも大きな間違い、
勘違いがあるのです! くわしくはこちら

You got it! 正解です!

森浩美その1「笑い皺」

森浩美その1「笑い皺」
娘が「おばあちゃん」と、
少し鼻にかかった甘い声で話し掛けるたび、
母の顔はくしゃくしゃになる。
人の顔に刻まれる皺が
すべて笑い皺であったらいいのにと思った。
「こちらの事情」森浩美著 89頁より

*笑い皺でシワアセ!
You’ve hit the nail on the head.
まさにその通りですよ!

最後の授業より、その2

最後の授業より、その2
「時間を管理する」125ページ
時間をお金と同じように明確に管理する。
計画はいつでも変えられるが、
計画がなければ変えることもできない 。
効果的なファイリング方法。
その電話は本当に必要か。
代理を頼む。
息抜きをする。
*まさしく Time is money.

Talking with him taught me a lot.
彼と話をして多くの事を学びました。

天声人語 12月10日

ウィキリークスにやられた米政府が「公電泥棒」と叫んだかどうかはさておき、たいていのことは漢字四つで表せる。海老蔵さんの一件は「殴顔無値(おうがんむち)」か「親系酔弱(しんけいすいじゃく)」か。以下、住友生命が募った年末恒例の「創作四字熟語」で今年を顧みる▼まずは森羅万象のはやり物。「辛辣万食(しんらーばんしょく)」とばかりに食卓を席巻したのは食べるラー油。見渡すかぎり萌(も)え萌えの秋葉原で輝いた「四萌八萌(しほうはっぽう)」はAKB48。呟(つぶや)きを飛ばすツイッターは「流呟飛語(りゅうげんひご)」とまとめられた▼龍馬ブームは紀貫之にあやかって「土佐人気」。500メートルを超えた東京スカイツリーは、早くも「全人見塔(みとう)」の観光地になった。映像の奥行き、飛び出し、臨場感の三位一体で売る「三見(さんみ)立体」の3Dテレビも評判に▼グアム行きの構想は奇想天外だったのか。普天間放置の「棄想県外」に沖縄県民の怒りは募る。中国漁船が体当たりしてくる「船嚇(せんかく)諸島」の事件は検察も巻き込んだ。特捜には期待したいが、事件を作る「独創検事」は困る▼畜産宮崎を襲った口蹄疫(こうていえき)で29万頭の牛豚が処分された、ああ「諸牛(しょぎゅう)無情」。古色蒼然(そうぜん)のお役所仕事で「戸籍騒然」、所在不明の超高齢者が後を絶たない。花鳥風月も泣く「夏長秋欠(かちょうしゅうけつ)」の猛暑に、八百屋の店頭は「市場菜高(さいこう)」。腹ぺこの野生動物が街をうろつく「群熊闊歩(ぐんゆうかっぽ)」も▼バンクーバーは「遠金(とおきん)五輪」だったが、南アフリカのW杯は盛り上がった。「芝地(ピッチ)団結」の日本代表に、われら「不眠蹴球」。過労か寿命か、勝敗を当てまくって昇天した「百発蛸中(たこちゅう)」のパウル君も忘れがたし。

「美味礼賛」海老沢泰久著

この書名を広告で見たときに、「オヤッ?」と思いました。
『美味礼讃』といえば、
かの有名なブリア・サヴァランの著した本です。
「どんなものを食べているか言ってみたまえ。
君がどんな人であるかを言いあててみせよう」
と述べている、哲学の書ともいえる名著です。
その書名を使うとは、恐れ多いなぁと思いつつ繙いたところ……、
参りました。
1993年3月2日に亡くなられた辻 静雄さんを
モデルに話は展開していきます。
そのたおやかなストーリーは、
あたかも三ツ星レストランでフルコースを
堪能しているかのような錯覚に陥らせてくれます。
「ブリア・サヴァランはこの本の中でこういっているの。
『フランス人は、ほかの民族よりも、
ただおなかがすいたから食べるという人間と、
味をよく噛みしめて楽しんで食べるという人間を
厳重に区別することに、非常な熱意を燃やしている民族である』。
つまり、世の中には食べるということに関して
二種類の人間がいて、
フランス人はそのことに早くから
気がついていたということなのよ。
わたしの話が分る?」(158〜159頁から)
読み終わったときに、
心から「ごちそうさまでした」と手を合わせました。
こちらもどうぞ。