水掬月在手:水をすくえば月は手に在り

水掬月在手:水をすくえば月は手に在り
この句を見かけるのは秋に多いのですが、
「弄花香満衣:花を弄せば香り衣に満つ。」
が下の句として続きます。
老師が「あの月を取って来い」と難題をだしたところ、
ある雲水が「はい」 と言って差し出したのが、
両手に掬った水に映る月であったと聞きます。
空に浮かぶ月を取ってくるのは不可能です。
不可能を不可能だとあきらめるのか、
不可能を形を変えて可能にするのか。
これぞまさしく「智慧」!

Whatever you think is best.
あなたが一番いいと思うことを。

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