「行春や鳥啼魚の目に泪」松尾芭蕉

2025/04/19投稿 4/20加筆
ご無沙汰です、今朝のお姿(6:32桜島)。早いもので今年も三分の一が過ぎようとしております。句の解説『今から二百年以上も前の俳句の一つがいつ詠まれたか日付までよくわかっているものだと半信半疑であるが、これが本当なら「菜の花や…」は蕪村四十八歳の作だ。天文学的考証をすれば、旧暦の十四日か十五日の情景を詠んでいることになる。それはともかく、蕪村は画家だけあって、この句も非常に絵画的である。放浪生活ののち俳句にのめりこみ、「芭蕉に復(かえ)れ」の主張の下、俳諧復興の指導者となった。絵も俳句もやり始めるととことん極める人で、才能だけに甘えず勉強を怠らなかった。その結果が非常に単純明快な言葉に落ち着いているのがニクイ。単純明快はたやすいようで、むずかしいのだ。わが故郷、神戸の須磨浦海岸へ行くと、蕪村のこれまた有名な句「春の海ひねもすのたりのたりかな」の碑が建っている。春の瀬戸内海はまさに、この句を絵にかいたようなものだった。(松本哉)*この有名な句は、安永三年(1774)の今日3/23(旧暦・2月15日)詠まれたと伝えられている。(編者註)』(引用元)。この四ヶ月で中毒になりつつある三つ。

まずは「万謝:ばんしゃ」谷山の蕎麦屋。「BBTime 676 脱皮」に書きましたが、長野育ち蕎麦通友人の一言で通い始めました。メニューを一通り食べ、その後はその日の気分で選びほぼ毎週食べております。中毒性有りの理由を蕎麦を待ちながら、食べながら考えるに、1)蕎麦が本物であること。2)つゆが素晴らしいこと。3)食べ方(蕎麦の楽しみ方)へのさりげないサジェスチョン(アドバイス)。4)店の媚びない姿勢。などでしょうか。日々の食事のそばに置きたい「万謝」です。

二つ目はvivobarefootの靴(画像はHPより)。BBTime 677 Abc に書きました、この靴には中毒性あります!買って約二ヶ月履いていますが、他の靴がほぼ履けなくなりました。これに出会うまでのメインはallbirds(オールバーズ)。オールバースを知り虜になり計五足か六足求めました。ところが今ではビボ以外では、かろうじてkeenサンダルとビルケンシュトックのみ。なぜビボなのか?答えはシンプル・・歩くのが楽しい!から。カフェ(おやつ堂)の日は、ほぼ毎朝50分程度歩きます。片道25分の往復ですが、ビボを履き始めてからはこの時間の早いこと早いこと、歩くのが楽しいんです!ソール(靴底)が薄いために、歩くリズムを音と骨の振動で感じられ心地良いのです。BBTime 679に書きました「歩いて分かりました。「歩き」は本来、移動手段ではありません。呼吸と同じように、心臓が血液を送り出すように、人にとって当たり前過ぎるほど当然の行為行動なのです」。深呼吸すると気持ち良いように、歩くことは本来「快感・快楽」なのです。ちなみに冒頭句の松尾芭蕉、彼らは草鞋で旅しておりました。この草鞋が「歩き」において非常に良かったとのこと。つま先と踵の差がない「ゼロドロップ」なのです。詳しくはこちら

三つ目は画像、美味しいのはあたり「まえだのドーナツ」と福岡美美(びみ)の珈琲のセットです。カフェ日は毎朝、確認と改善のためコーヒーを淹れます。開店前に一人ほくそ笑んでおります!機会あれば(おやつ堂にて)是非お試しを。

行く春につらつら思うに、自分に合ったものを見つけるとそのジャンルの煩悩が減るような気がします。ある本に「The more you know, the less you need.」とありました、アボリジニーの言葉だそうです。ではでは皆様、ご自愛の程ご歯愛の程