「花ふぶき」阪本越郎
さくらの花の散る下に、
小さな屋根の駅がある。
白い花びらは散りかかり、
駅の中は、
花びらでいっぱい
花びらは、男の子のぼうしにも、
せおった荷物の上にも来てとまる。
この村のさくらの花びらをつけたまま、
遠くの町へ行く子もあるんだな。
待合室のベンチの上にも、
白い花びらは散りかかり、
旅人は、花びらの上にこしかけて、
春の山脈をながめている。
*小学校五年生頃の教科書に載っていた詩です。
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