唐突ですが、中高と鹿児島に住んでいました。
鹿児島の子供たちによく見られるシーンです。
父「おい、わや、やんかぶっちょっで、はよ床屋行ってこんか」
(おい、君、髪の毛が伸びたから、早く床屋に行っておいで)。
よく考えてみて下さい。
この男の子は、髪の毛が親から見ると伸び過ぎただけで、
頭痛がするわけでもなく、自ら異臭を放つ訳でもなく、
身体的にはなんら困り事はないのです。
しかし、こう言われた子供は素直に、
子「行って来っで、金ばくいやん」
(行って来ますから、お金ください)。
床屋さんに足を運びます。
どうです、
これは明らかに文化・習慣と言えるのではないでしょうか。
くどいようですが、
身体的な困り事はゼロであるのに、
素直に床屋に足を運ぶ。
これを歯科に当てはめることが出来ないのか?
を考えました。
まずは「やんかぶったら床屋に行く」ということ、
歯科においては「定期的に歯医者でも、磨いてもらう」という、
文化の構築が 必要です。
それと同時に、受け皿も必要です。
ずばり「歯の美容室」「歯の床屋」!
の存在が必要となるのです。
いわば「歯の美容室」「歯の床屋」のような、
仕組み・施設の整備です。