切磋琢磨歯ブラシ(ミテン投稿より)

切磋琢磨歯ブラシ –何の為に(ミテンの本棚

今月弥生三月、進学・就職など
新しい世界へ踏み出す方も多いことでしょう。
一人暮らしスタートの方もいらっしゃるのでは?
そこで、今回は「ハミガキのポイント」を二つ三つ!

これらのイラストは、
ある中高一貫教育学校の学生寮洗面所に掲示しているものです。
中高生に戻ったつもりでお読みくださいませ。


まずは「ハミガキのポイント015」をご覧ください。
ドラッグストアやスーパーの歯ブラシ売り場に行くと、
ところ狭しといろいろな形、
さまざまな機能をうたった歯ブラシが並んでいます。
しかし、文具でも家電でも同じく「シンプルが一番!」です。
1−    カーブよりストレートなハンドル(持ち手)
2−    ブラシ部分(植毛部)は小ぶりがベター
3−    毛先は丸く加工してある(今はほとんどが丸い)
4−    毛の硬さは普通がよろし
首がカーブしたものとか、ブラシがギザギザとか、
いろいろとありますが、
プロ(歯科医)のオススメはいたって
シンプル・オーソドックスな歯ブラシです。


次に持ち方です。
おそらく多くの方はグー握りで歯を磨かれるかもしれませんが、
グー握りよりもっとグーなのは鉛筆にぎりでの歯磨きです。
グー握りの短所は、おおまかに次の通りです。
1−    力が入り過ぎる
2−    動きが大きすぎる
3−    磨きが大ざっぱになる
一方、鉛筆握りではグー握りより
ハミガキの時間が多少長くなるかもしれませんが、
長所は次の通り。
1−    力が入りすぎない
2−    動きが小さくなる(腋(わき)がしまるため)
3−    よって細かい磨きが可能になる
4−    歯の隙間などヨゴレが残りやすい所にもブラシが届く
歯ブラシの持ち方・握り方でこんなにも違います。
論より証拠、一度お試しあれ!


歯ブラシの選び方、握り方も、
これでおおかた御理解できたと思います。
その昔、小生が大学生の頃は「○○法」「△△法」・・と、
歯ブラシの動かし方まで学びましたが、
結論は歯をきれいにすることです。
きれいにするには、
ある程度の時間をかけてゆっくり磨くことがコツです。
お風呂で湯船にゆったりと浸かりながらの
お風呂磨きはオススメです。
その時にイメージして欲しいことが「ポイント018」です。
「オイシイワ!」=美味しく食べるための歯磨き
「ワッハッハ!」=大口開けて大笑いするための歯磨き
「ハッピー!」 =人生を味わうための歯磨き
「ピーカピカ!」=自己研鑽のための歯磨き

歯を磨くことが人生をより味わい深いものにする!
欧米では当たり前のことなんです。
キレイに並んだ白い大人の歯は、それまでの20年間、
あなたはしっかりとした育ちをしましたね、
という証しとして欧米の人々はその人を評価するのです。
特に新社会人の皆様、今からでも遅くはありません。
「みがいて光って、くちセレブ!」

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