ヒゴイ0821:秋風
昨日朝から風が変わりました。
秋風をはっきりと感じます。
秋風と言えば、やはりこれです。
「秋きぬと 目にはさやかに 見えねども 風の音にぞ おどろかれぬる」
藤原敏行(没年901年もしくは907年)、古今和歌集
詞書(ことばがき)には「秋立つ日よめる」とあります。
風の音とは、ダイレクトに風の音でも良いが、
風に運ばれてくる寺の風鐸(ふうたく)などの音と解釈しても良いとのこと。
この歌をふまえたパロディ俳句が
「秋きぬと 目にさやまめの ふとりかな」大伴大江丸 江戸後期俳人
やはり人は風情より食欲ですかね(喜)。
Please help yourself. どうぞご自由にお召し上がりください