iPhoneで予防4
iPhoneの新機種が出たので、敬意を表して。
1:予防文化論=予防は文化であるという理論
2:文化とはコミニュケーションがベースとなる
3:ケータイの過半数がスマホ(携帯型パソコン)である
以上の三つを踏まえての考えです。(スマホで予防3はこちら)
1:予防文化論(予防は文化であると言う理論)
歯科における予防とは大きくふたつ、ムシ歯と歯周病です。
ムシ歯においてはほぼ100%予防可能です。
予防可能であるにもかかわらず、現実にはムシ歯はゼロではありません。
それはなぜなのか?この答のひとつは
「ムシ歯ゼロを望まない」からではないでしょうか。
ムシ歯ゼロに対する価値観はひとそれぞれです。
望む人、望まない人、両者あって良いと思います。
もちろん、歯科医師はゼロを望みます。
よって、これはひとつの文化と言えると思います。
2:文化とはコミニュケーション
文化の捉え方は、またこれ様々です。
文化の創造、普及、定着などを考えるにコミニュケーションは必須です。
3:過半数がスマホ
正確な情報を持ちませんが、
恐らく今年か来年中には過半数がスマホとなるでしょう。
これら3点をベースに考えてみます。
歯ブラシ(歯磨き)だけではムシ歯ゼロを現実化できませんでした。
歯ブラシ+フッ素でもムシ歯ゼロにはなりません。
まだ、足りないものがあるのです。
セルフケア+プロケア=100%予防可能 が持論です。
足りないモノのひとつはプロケア(歯科診療所で受けるケア)だと確信します。
定期的に通う必要性を感じない人に、どうやって通ってもらうのか?
白い歯が素晴らしいという価値を持ってもらう→予防文化論
価値を感じる人に来院してもらう→コミニュケーションによっての行動変容
スマホの活用で行動変容の促進→スマホによってムシ歯予防
話は飛びますが、ラジオ体操放送は毎日あります。
台風が来ても、大雪になっても、毎日あります。
常に意識付ける、常に知らせる、常に放送(機会)がある
これがコミニュケーションではないでしょうか。
白い歯(生えたままのムシ歯になっていない歯)は価値があると
理解できる人(年齢)のおそらく9割以上の方はケータイをお使いでしょう。
ケータイ電話に「白い歯は価値がある」「はは大切」と伝える
「歯は大切」のメッセージを受け取った人の中で、
1割の人が真剣に受け取ってくれたら、確実にムシ歯は減ります。
1割が2割なったら、もっと減ります。
予防においては日々の些細なことの継続が肝要です。
ラジオ体操と同じです、手を抜いても足を抜いても、
続けることに意味があります。
表現は不適切ですが「予防は薄利多売です」
薄利多売に相性が良いのがメールなどIT(アイティ)です。
スマホでムシ歯予防、iPhoneでムシ歯予防、
いえいえスマホでムシ歯撲滅!可能です。
尊敬する糸井氏のサイトの中です
こちら