BBTime 103 スマホ歯科
「糸電話ほどの小さな春を待つ」佐藤鬼房
ここ数日、鹿児島はまた冬に戻ったような寒さ、早く大きな春になれと思います。まさしく三寒四温。句の解説にもあるように糸電話が大きいか小さいかはともかく、糸電話によるコミュニケーションは太いパイプとは言えないでしょう。今回はコミュニケーション:つながりについてのお話し。まずは次の画像を御覧ください。
「5C」と名付けた図です、病気に対して「CURE:キュア・治療」、未病には「CARE:ケア・予防」、元気には「COM:コミュニケーション・つながり」、ハツラツには「CUSTOM:習慣」そして「C+:シアワセ」です。ムシ歯は他の病気と異なりひと通り治療が終われば再発は防止できます。
治療から予防へ、予防からコミュニケーションへ、さらにカスタム(習慣・ライフスタイル)シアワセへとQOL(クオリティオブライフ・生活の質)向上が可能です。
意味は少々異なります。ご存じ北原白秋「待ちぼうけ」の歌詞に準える(なぞらえる)ならば、転げたあと云々ではなく、株のすぐ前まで駆けてきた兎が「株有り注意」の張り紙を見て立ち止まり寸での所で転ばすに済んだが「ケア・予防」。切り株の数メートル前で「ここに株があるから気を付けてください!」と大声で兎に注意喚起し立ち止まることなくルートを変え走り過ぎたのが「コミュニケーション」。農夫が切り株を掘り起こし取り除いたのが「カスタム・スタイルの改善」・・・。
待ちぼうけ 待ちぼうけ
ある日せっせと 野良稼ぎ
そこに兔がとんで出て
ころりころげた 木のねっこ
待ちぼうけ 待ちぼうけ
しめた これから寝て待とうか
待てば獲物が驅けてくる
兔ぶつかれ、木のねっこ
待ちぼうけ 待ちぼうけ
昨日鍬取り 畑仕事
今日は頬づゑ 日向ぼこ
うまい切り株 木のねっこ
待ちぼうけ 待ちぼうけ
今日は今日はで 待ちぼうけ
明日は明日はで 森のそと
兔待ち待ち 木のねっこ
待ちぼうけ 待ちぼうけ
もとは涼しい黍畑
いまは荒野のほうき草
寒い北風 木のねっこ
歯科医療は治療のみならず予防も!予防のみならずコミュニケーション、ライフスタイルの改善など人々の「QOLのアップ」も歯科医の仕事です。そこで「スマホ歯科」来院者(顧客)とのコミュニケーション重視のため歯科診療所の第1電話はスマホ。架けてきた人(患者さん・来院者)がスマホならメッセージのやり取りが容易です。ラインなどを使ってのコミュニケーション(つながり)も可能です。スマホには顧客リストが出来上がっていきます等々。双方にとってのメリットはかなりあると思うのですがね。今回のBeatは「ハロー・Hello」にかけてAdeleのHelloですが、少々暗いので中和するために明るい旬の曲 La La LandのAnother Day of Sunをご紹介、おまけで La La Landの予告編も。5520
https://youtu.be/LlPVvBoAn1w