BBTime 436 タツブラシ
「春風や闘志いだきて丘に立つ」高浜虚子
句の解説には『大正二年、虚子が俳壇復帰に際して詠んだ有名な句。そんなこととは知らずに、十代の頃この句を読んで、中学生の作品かと思った。あまりにも初々しいし、屈折感ゼロだからだ。俳句の鑑賞では、よくこういうことが起きる。句の作られた背景を知らないために起きるのだが、しかし、その誤解の罪は作者が負うべきなのであって、読者のせいではない。テキストが全てだ。……という具合に基本的には考えているのだが、俳句であまりそれを言うと何か杓子定規的で面白くないことも事実だ。そのあたりの曖昧なところが、俳句世界の特質かもしれない。喜寿の虚子に、上掲の句を受けた作品もある。「闘志尚存して春の風を見る」。よほど若き日の闘志の句が気に入っていたと見える。(清水哲男)』(解説より)。復帰の理由はこちらに詳しく書いてあります。今回は「立つ」についてのお話。
先日「チョコブラシ」の立つ機能を改善しました。改善に合わせて名前も「タツブラシ」へ。以下ミンネのサイトより
『名の通り立ちます。なぜ立つ必要があるのでしょう?「歯を磨く」について根本的に考えた結果です。なぜ磨く必要があるのでしょうか・・目的はただひとつ「バイフィルム」の除去です。歯の表面に「バイオフィルム」というヌルヌルとした膜(フィルム)が作られます。このバイオフィルムがムシ歯や歯周病の原因となります。流しや洗面に見られるヌメリもバイオフィルムのひとつです。バイオフィルムには薬剤が効きません、自分でバリヤを持っているからです。このために「物理的除去」しかバイオフィルムを取り除く方法はないのです。 歯を磨いているのにムシ歯になる・・理由はシンプル「磨き残し」があるからです、磨き残しのバイオフィルムのせいです。では、できる限り磨き残しを少なくするにはどうすべきか?丁寧に磨くしかありません。丁寧に磨くとは・・歯の表面を全て磨くことです。従って従来よりも時間がかかります。三分五分では無理です、十分以上かかります。とは言え「100%磨き」は実際無理です、目標のつもりで磨いてください。 食後必ず丁寧に磨かずとも「一日トータルで全部磨く」で大丈夫です。食後のみならず、コーヒータイムの後に、ホッと一息の時に、気分転換として・・の歯磨き。いつでもどこでも歯磨き。このために歯磨きのつど「洗面」に立つのではなく「立つ」歯ブラシを作りました。タツブラシはデスクの上、パソコンの横、ベッドサイド・・直径3センチの平面があれば充分です。オススメ磨きは、歯磨き粉なしの「唾液磨き」です。唾液は免疫作用を持っています、唾液で磨くことで長い時間(十分以上)のダラダラ磨きが可能です。 グリップは使用済みの発泡酒のコルク栓で、毛はナイロン、柄はポリアセタールです。付属の透明チューブは携帯時のカバーとしてお使いください。柄の部分に刻み目(約7.5cm)があります、長さの微調整が可能です。「歯は白く、ハグキピンクに、吐息は甘く!」』以上ミンネより。
歯ブラシが「立つ」ことにより歯磨き習慣が今以上に良くなります。いつでもどこでも歯磨き!タツブラシのコンセプト(ベースになる考え方)「SEERS:シアーズ」もお読みください。「スタンドバイミー:stand by me」には「そばに立ってください」「私のそばにいて」「私の力になって」などの意味で、かたや「スタンドバイユー:stand by you」は「あなたを応援する・助ける」の意味です。今春、いろいろな「旅立ち」を迎える方へのプレゼントにも是非!
「スタンドバイユー:stand by you」がタツブラシの願いです。0930
おまけ:大好きな春の句をひとつ「大人だって大きくなりたい春大地」星野早苗