BBTime 601 おいシあわせ

「よく食べてよく寝て人日となりぬ」青山丈

2023/01/05本年初投稿
今年もよろしくです!今正月は元日二日は旅、三日四日はゆったりでした。句の解説は『人日(じんじつ:1/7)の起源は、古代中国の占の書からきており、一日から六日までは家畜、七日は人を占い、当日が晴なら吉、雨なら凶とされた。江戸時代では人日は公式行事となって、七草粥を食べて邪気を祓い無病息災を祈年する祝日とされた。正月の美食で疲れた胃を休める効果もあり、現在でも七草粥は正月行事の締めくくりとして風習に残る。掲句のもうはや七日と思う感慨には、ご馳走を重ね寝正月を決め込んだのちの満ち足りた心持ちとともに、明日から始まる日常のせわしさが懐かしいような恋しいような気分も含んでいる。それは浦島太郎がおもしろおかしく竜宮で過ごした日々を捨てて故郷に帰りたくなった気持ちにも似て、安穏が幸せとは限らないという人間の面白さでもある。『千住と云ふ所にて』(2013)所収。(土肥あき子)』(解説より)。今年初投稿は「おいしい」と「しあわせ」の関係について。

奈良「くるみの木」のランチ。庭先で見つけたのが冒頭画像『「おいしい」だから、しあわせ。』・・同感、共感、痛感です。これを踏まえて今回のタイトル「おいシあわせ」喜。喜びに優劣はありませんが、この喜びは極上です。さらに阿川佐和子著「残るは食欲」も合わせるなら「おいシあわせ」=老い+美味しい+幸せ。高齢者のみならず老若男女にとって「美味しい」は幸せ。

言わずもがな「おいシあわせ」を支えるのが健康な口・歯です。本年は兎歳、兎と聞くと「待ちぼうけ」を想起します。以前「株を守る:くいぜをまもる」で書いております。拙文に「歯科医師は「待ちぼうけ」の農夫と同じではないのか?診療所の中にいて「ムシ歯ができました」「歯が痛いです」「・・」などの困っている人を待っています。他の病気ならいざ知らず、ムシ歯はほぼ完全に回避できる唯一の病気です。なぜ切株を撤去しないのか?撤去できないのなら冒頭の画像のように立て札を立てないのか?・・いまだに「転げた兔」を待っているような気がするのです(自戒をこめて)。来年夏を目標に「切株撤去」すべくシステムをすたとしようと画策中です」(2021/10/20投稿)。その画策が「おやつ堂」として来月始動します!「おいシあわせ」を維持すべく、皆様の歯を守る、ムシ歯予防カフェです。逐次このブログでお知らせします。皆様、ご自愛の程ご歯愛の程。

追記:節句について。1/7人日(じんじつ)、3/3桃の節句、5/5端午の節句、7/7七夕、9/9重陽の節句。11/11はないの?ある人の答え「一から十までで考える、十一は考えない」とのことでした。

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