「そんなことよく思ひつく春の水」岡田史乃
2023/03/23投稿
先月、天皇誕生日に誕生して1ヶ月経ちました。その間、飲み物はそんなバナナジュース、コーヒー、抹茶と増え、来月四月からワイン提供開始です。おやつは順次提供しておりますが、常時並ぶスイーツ(定番スイーツ)第1号として近々ドーナツが登場します。ドーナツの前に句の解説を!『さて、「そんなこと」とは、どんなことなのか。「そんなこと」は、書いてないのでわからない。 わかることは、「そんなこと」が「そんな馬鹿なこと、どうでもよいこと」に近い中身であろうということだけ。もしも「そんなこと」が、心より賛嘆すべき内容を持っていたとしたら、「春の水」と照応させたりはしないはずだ。水温む候、作者の機嫌はすこぶるよろしく、「そんなこと」にも立腹せずに微笑して応えている。また、あなたの馬鹿話がはじまった。それにしても、次から次へと、よく「そんなこと」を思いつく人であることよ。わずらわしい時もあるけれど、今日はむしろ楽しい感じだ。目の前には、豊かな春の日差しを受けてキラキラと輝く水が流れている。全て世は事もなし。束の間ではあるかもしれないが、至福の時なのだ。』(解説より抜粋)。さて、ドーナツの歴史・由来はドーナッてるの?
その名もズバリ、本「おやつ」のトップバッターが村上春樹氏の「ドーナッツ」。以下引用『ところでドーナッツの穴はいつ誰が発明したかご存じですか? 知らないでしょう。僕は知っています。ドーナッツの穴が初めて世界に登場したのは1847年のことで、場所はアメリカのメイン州のキャムデンという小さな町。とあるベイカリーで、ハンソン・グレゴリーという15際の少年が見習いとして働いていました。』(文庫本より引用)。読んでいくと『ちゃんとした本に載っていたから本当の話みたいだ。』とあります。ネット検索すると諸説あるようですが、小生はこのハンソン君説を信じます。そんなことならぬ、スゴイことを思い付いてくれたハンソン君に拍手喝采!!
ちなみにドーナッツとは文字通りドウ+ナッツ。ドウ(dough:ドー)とは生地(きじ)、ナッツは木の実(nuts:ナッツ、くるみ)。こちらをご参照の程。おやつ堂のドーナツは、奈良市のフロレスタのドーナツです。詳しくは動画を見て頂いた方が良いと思います(スクロールにてご覧できます)。おやつ堂に近々登場する、フロレスタのネイチャーを、是非ご賞味ください。
これもドーナツに似ていますが、歯間ブラシです。クラプロックスの歯間ブラシ、おすすめです。では皆さま、ご歯愛の程、今日もおやつどう(堂)ですか?