「春寒に入れり迷路に又入れり」相生垣瓜人
2023/02/27投稿 2023/06/05一部削除
如月も明日まで。画像はちょうどひと月前、1/27の高千穂峰。句の解説は『遺句。相生垣瓜人(あいおいがき・かじん)は、洒脱な俳風で知られた人。1985年(昭和六十年)二月に、米寿で亡くなっている。「三寒四温」とは冬の季語だが、二月如月の季節は気温が高くなったり低くなったりと、さながら「迷路」のように温度に消長がある。そんな消長を繰り返しながら季節は本格的な春へと赴くわけだが、揚句の「迷路」の実感は自身の病状と、それに伴う心情にかけられているのだろう。身体の状態がまさに「三寒四温」のように一進一退を繰り返し、ここにきて「又」寒くなってきた。この「迷路」は遊園地などの人工的なそれではないから、無事に抜け出られるかどうかはわからない。天然自然の「迷路」に入り込んで、さて、オレには「又」暖かい春が来るのか来ないのか。過去には何度も「春寒」の危機を脱していることがあるので、なおさら「又」に象徴される心情は複雑だ。「米寿」といえば八十八歳。これくらいまで生きると、世間ではよく「天寿を全うした」などと言いあいながら、葬式もしめっぽくならない例が多い。そんな言い草に腹を立て、「死んだこともないくせに『天寿を全うした』などと、よくもヌケヌケと言えるものだ」と言ったのは、米寿にははるかに及ばぬ年令で亡くなった詩人の北村太郎であった。死ぬ当人にしてみれば、ついに「迷路」から脱出がかなわなかったという残念があるかもしれぬのだから。俳誌「馬酔木」〈1985年4月号〉所載。(清水哲男)』(解説より)。前回「The long and winding road!」に続いて今回は「Let it be!」。
小生の最も好きなビートルズ曲が「LET IT BE」。その歌詞は
When I find ・・・以下削除(2023/06/05 JASRAC指摘により)
天皇誕生日に「おやつ堂」は誕生しました。今の心境を吐露するならば冒頭の句に近いものがあります。ただし迷路でもゴール(頂上)は、はっきり見えています。ゴールは明確に見えていますが、そこまでのルートが今はまだ迷路、まさに暗中模索。冒頭画像は高千穂峰です、たまに「霧島」の名の通り頂が島のように雲海(霧)に浮いて見えることがあります。
And when the ・・JASRAC指摘により削除
let it be. は、あるがままに、そのままでいいんだ、身を委ねなさい、なるようになる、ありのままに・・など訳してあります。小生の今の気持ちで訳すなら「ムリはしない」。
Let it be, let it be・・・・以下割愛(2023/06/05 JASRAC指摘により)
予防を定着させるには「ムリはしない」
お菓子の摂取についても「ムリはしない」
歯の磨き方に関しても「ムリはしない」
いずれにしても「ムリはしない」
「ムリはしない」からムシ歯になるんじゃないの・・と声が聞こえてきそうですが、人々(一般のひと、患者さん)は無理したら続きません。無理をしないで足りない部分を補うのが予防システムではないかと思うのです。今日のおやつ堂をインスタグラムに日々アップします。では皆様、ご歯愛の程、おやつどう?