BBTime 382 口友三本
「少年の腰のくびれや草相撲」小坂順子
ここ数場所炎鵬の隠れファンです。小兵炎鵬が立ち向かう姿に拍手喝采!さて今回は腰のくびれというより腰折れ。いい意味で腰折れする歯ブラシ「クリニカアドバンテージNEXT STAGE ハブラシ」について。それにしても長い名前です、おそらく日本で一番長いハブラシの名前?ハブラシ界の「寿限無」ですね笑・・なぁお前さん、寿限無寿限無五劫のすり切り海砂利水魚の水行末雲来末風来末食う寝るところに住むところやぶらこうじのやぶこうじパイポパイポパイポのシューリンガングーリンダイのポンポコピーのポンポコナーの長久命の長助のハブラシなんだよ、ねぇ聞いておくれ。
この寿限無ブラシのポイントは上の画像の「カチッ」と表示してある部分(腰折れする部分)で、歯ブラシ圧がかかり過ぎると「カチッ」と音がして折れます。このことで過度な圧がかかるのを防止して、歯や歯茎を傷つけない機構のようです。実は今春、歯ブラシ大手メーカーに「歯ブラシ誤用によるくさびじょう欠損は、いわば製品事故ではないのか?」の意味のメールを出したことがあります。1社のみ丁寧な返事が来ました。やはり各社「過度な歯磨き圧」対策を講じているようです。最近の歯磨きCM を注意してご覧ください、全て持ち方が「鉛筆握り」です。グー握りでゴシゴシ磨きの画像はありません。
https://youtu.be/omJtLCTvvIk
BBTime 297 口友二本で紹介した歯ブラシに加えて、三本目の口友に推薦します。最後に冒頭の句の解説がかなり深いので御紹介。以下解説より『女性ならではの句。色っぽい。ただし、見ているのが「草相撲」であるところに、この句の真価がある。プロの相撲にだって「少年」はいくらも出てくるが、誰も「腰のくびれ」などに注目したりはしない。そんな人がいたら、常識ではこれを変態と言う。同じハダカでも「草」と「プロ」とでは、大いに異なる。「草」のハダカは生々しく、「プロ」のそれはむしろハダカを感じさせない。昔のストリップ興業に例えれば、京都の千中ミュージックや岡山のOK劇場が「草」で、有楽町の日劇ミュージックホールや大阪のOSなどが「プロ」だった(ストリップ評論家たらんとした我が若き日の「データベース」???より)。技術の差なのである。素人は、どうあがいても自分の肉体に頼ってしまう。頼るから、肉体が生に表に出てしまう。そこへいくと玄人は、肉体に技術という衣を纏っているようなものだ。第一、肉体だけに頼っていたら商売にはならないからである。その意味からすると、この句はなかなかに奥深いことを言っている。古来「相撲」は秋の季語とされてきた。相撲が、宮中の秋の神事として行われていた頃の名残りである。(清水哲男)』7990
https://youtu.be/5i7Tt7aeGto