Dr.コトーに会ってきました!その2

さて串木野市内のラーメン屋「みその」で、
まぐろラーメンを食し港へ。
待合所は、いかにも!という雰囲気でした。
何が「いかにも」かと言いますと、
いかにも寅さんが居そうな佇まい(たたずまい)。
ベンチではなく、畳の方に腰を下ろした寅さん。


例のトランクを横に置き目だけは、
田舎の(失礼)港には不釣り合いな 、
物寂しげなマドンナのほうを見ています。
出航を知らせるアナウンス・・・。
トランクを持ち桟橋へと・・・。

乗り込むと間もなく東シナ海へ。
ところが台風の余波か名残かで、
かなり荒れていました。
乗り物に強い(揺れに鈍感な)カルノは、
おかまいなしに、ぐっすり居眠り。

手打ちに到着後、同行者の多くが、
食べたラーメンをもどしたことが判明。
手打ち港に到着。

港で、我々一行を出迎えて下さった方が、
Dr.コトーこと瀬戸上健二郎先生でした。

秋刀魚:さんま

秋刀魚=さんま
さんま、さんま、
そが上に青き蜜柑の酸をしたたらせて
さんま食ふはその男がふる里のならひなり。
佐藤春夫「我が1922年」より
さんまは細長いサカナの意の
狭真魚(さまな)が訛ったといわれ、
「秋刀魚」と書く。
細長いからだでくちばし状の両あごを持ち、
背は青黒く腹は銀白色。秋に美味。
まさしく「秋刀魚」である。
冒頭の佐藤春夫の詩の「そが上に」の「そ」とは
もちろんさんまのことである。
落語「目黒のさんま」にあるように、
さんまは塩焼きにかぎる。
そして柑橘類をかけて食べるのが一番うまい。
なぜ塩焼きがうまいかというと、
旬のさんまは脂質が16%もあるためで、
熱く焼いて脂が舌に残らないように冷めないうちに食べる。
栄養的にもEPA、DHAなどの不飽和脂肪酸を多く含み、
動脈硬化、心筋梗塞、高血圧を防ぐ、
若返りのビタミンEを多くもつ。
安くて、うまくて、体に良い、言うことなしである。

さんま、さんま、
そが上に青き蜜柑の酸をしたたらせて
さんま食ふはその男がふる里のならひなり。
佐藤春夫「我が1922年」より

Do I have to eat like that?
あんなふうにして食べないといけないのですか?

「ハナ通信」No.3より

情熱連続ツイートその3:茂木健一郎氏

情熱連続ツイートその3:茂木健一郎氏
kenichiromogi 情熱(9)
情熱は、マイナスをプラスに変える、
脳の情動系の「白魔術」である。
苦労が多いほど、困難が大きいほど、
それだけ情熱も大きく燃えさかる。
そう考えれば、少々の抵抗、
摩擦など何ほどのものだろうか。

kenichiromogi 情熱(10)
自分の理想を思い描いてみよ。
それに対して、現実を見据えてみよ。
両者の間には距離がないか。
現実から理想へ進む時に、
大きな摩擦が予想されないか。
もしそうであれば、あなたは、
情熱を燃やす準備が整っていることになる。

kenichiromogi 情熱(11)
日本人に情熱が欠けているとすれば、
現実から理想へ近づくことを
諦めてしまっているからであろう。
進む際の逆風に怖じ気づいているからであろう。
恐れることはない。
苦労しなければ、情熱もまた生まれないのだから。

The pleasure is all mine.
そんなことないですよ(お役に立てて嬉しい)。
sonrie:ソンルイエ:西:微笑みなさい

情熱連続ツイートその2:茂木健一郎氏

茂木健一郎氏情熱連続ツイートその2
kenichiromogi
情熱(7)
ある人がこう言った。
私の人生は、今まで逆風が強かったけれども、
それに負けずに立ち、
前に歩もうとしてきたから強靱な心身を育むことができた。
逆風に感謝したいと。

kenichiromogi 情熱(8)
無農薬、無肥料でのりんご栽培に成功した木村秋則さんからは、
太陽が輝くような情熱が放射している。
死を決意して山中に入るような受難があったからこそ、
木村さんのまぶしいような情熱が生み出されたのである。

This is what I call real coffee.
これがまさしく本物の珈琲だ!

ブログゼミ007—薫風

風ふく街のニコラ歯科No.2(オリジナルはこちら

「薫風:くんぷう」
薫風とは「初夏、若葉の香をただよわせて吹いてくるさわやかな南風」と辞書にあります。初夏・若葉と聞くと中村草田男の「万緑の中や吾子の歯生えそむる」という句を思い出します。さて㈱松風が唱えるMiCD=Minimally Invasive Cosmetic Dentistry (最少侵襲による審美歯科治療)には「C」がはいっています。今回はCにちなんで、前回の「愛のピラミッド」のベースになった「4C理論」のお話です。

今から15年ほど前、福岡歯科予防研究会(現NPO法人ウェルビーイング)のセミナーの中で「CureからCareへ、CareからHealth Promotionへ」という考えを教わりました。この時、ふとキュア・ケアがCCなので、これに続くCは?と考えたのが「CureからCare、CareからCommunicationへ」です。例えるならば、転んで膝を切って数針縫ったがキュア(治療)、スリキズですんで唾つけて治ったがケア(手当)、「そこに段差があるから気をつけて!」の一声で転ばずにすんだがコミュニケーション。その昔「C調言葉に御用心」とサザンは唄っていましたが、調子に乗って4つ目のCを考えました。これが「Custom:習慣」のCです(図1参照)。

また2007年に「イケメンセミナー(=いい経営面の感覚を磨くセミナー)を開催していた時のことです。これら4つのCの位置関係を考えました。初めの三つのCCCが直線上に並ぶであろうというイメージはすでにありましたが、4つ目のCはどこに位置するのか?結論は図2を見て下さい。どうです、この図、なかなかスゴイと思いませんか。Cure(治療)Care(手当)はマイナス象限に位置し、Com.とCustomはプラスの象限に位置します。

図の左端を見て下さい。患者さんは困り事を持っています、困り事すなわちニーズ。歯が痛い、詰物がとれた等々、これらはLose(失う)でありLack(欠如)です。何かを失った状態というニーズをもって来院されます。一方、右端を見て下さい。患者さんのニーズ(必要)に対して、こちらはデザイア(欲望)であり、Loseに対してGain(得る)だけです。右上の来院者の方は失うモノはないのです。日本語のニーズとデザイアとは似ているようですが、英英辞典で見るとその差は明白です。「あるべきモノにおいて欠けている」のがニーズで、「とても欲しい」がデザイアです。(Needs: the lack of something necessary, Desire=a strong hope or wish)繰り返しますが、患者さんは困り事(ニーズ)を持って来院されます。かたや右上の予防目的やメインテナンスの人々は、ニーズではなくてデザイアです。言い変えると、轍を踏まないために、もちろん白い健康な歯を維持したいためになど、困り事(ニーズ)はなくとも来院されるのです。ニーズを持つ人には、こちらから積極的にアプローチしなくても問題解決(治療)の必要性をご本人が感じて来院されます。しかし左上の人々は、言わばノーニーズ(必要性の無い)の人々です。必要性を感じない人へのひとつのアプローチが習慣化、カスタムではないでしょうか。次回は、さらに5つ目のCのお話です。

Dr.コトーに会ってきました!その1

先日、Dr.コトーこと瀬戸上健二郎先生に会ってきました。

まずは日南から串木野新港へ。
日南—末吉—鹿児島市—串木野市—新港。
末吉(曽於市)から串木野市は自動車道経由。
意外と短時間で新港まで2.5時間あまり。

新港に着く前に何気にチェックした店が「みその」。
不思議と皆の意見も一致してラーメン店「みその」へ。
正午前に席に着き注文しているうちに、店内は満員。
料理が運ばれてきた頃には、20,30人の列が・・。
名物は「まぐろラーメン」のようです。

ここで、ラーメンをワイワイと食べていた同行の方々が、
その後大変なことに!続きはその2へ。

情熱連続ツイートーその1:茂木健一郎

茂木健一郎氏情熱連続ツイートその1
kenichiromogi
情熱(1)
今までの人生をいろいろ考えてみると、
生きる上で一番大切なものは情熱だし、
教えること、伝えることが一番難しいものも、
また情熱だと思う。

kenichiromogi 情熱(3)
情熱は「欠落」の認識に由来する。
世界が向かうべき、ある「理想」がある。
それに対して「現実」はかけ離れている。
「現実」と「理想」の間の距離に震撼し、
しかしそれでも走り出す。
ここに情熱が生まれる。

*以前、南仏のワイン生産者の方の言葉に、
「夢をかなえてくれるモノが情熱である」。
御意!

I like the way that you think!
あなたの考え方、いいですね。

ブログゼミ006ー松風

風ふく街のニコラ歯科No.1(オリジナルはこちら

「松風:しょうふう」
第1回目のふく風は、もちろん「松風」です。
皆さんは松風と聞いて何を連想されますか?
ネットで検索すると、色々と出てきます。
株式会社松風をはじめとし、
源氏物語の第18帖(まつかぜ)、
昔の駆逐艦の名前、和菓子の名前等々。
ニコラはお茶を習っていますので、
やはり松風と聞くと「釜の煮える音」です。
ちなみに禅語での松風は
「松にふく風。季節を超え、
古今に冴え渡った清らかな風と
その風情を凝縮した言葉」と本にあります。

今回、㈱松風がうちだした
MiCD=Minimally Invasive Cosmetic Dentistry
日本語では「最少侵襲による審美歯科治療」となり、
ご覧のようにMiとCD、
一見相反するかのようですが、
松風のねらいはMiとCDの共存共栄のようです。
かのコスメティック企業資生堂のコピーは
「一瞬も一生も美しく」です。
なんと贅沢な願望と思われませんか?
もはや、老若男女を問わず「一瞬」だけでは満足せず
「一生」美しくありたいとのデザイア(欲望)を
持っているのです。
同じく「最少侵襲」はもちろんのこと
「審美」をもあわせ持った歯科治療が
求められているのではないでしょうか。
このCosmeticを辞書で引いてみると
「表面的な、外見だけの」との意味ものっています。
しかしCの次はDentistryですから心配ご無用、
決して表面的ではありません。
ニコラ考案の図:愛のピラミッドを見て下さい。
ベースがD=Dentistry(歯科治療)で、
その上がC=Culture(文化)、
さらにB=Beauty(美)で、
一番上がA=Ai(愛)です。
来院される方々の多くは急性炎症などのニーズ
(口の中の困り事)を持っていらっしゃいます
(患者さん・ペイシェント)。
患者さんのニーズを解決するのは歯科治療Dです。
かたや予防やメンテナンス、ホワイトニングなどを目的に
来院される人々は患者さんではなく、
お客さん(クライアント)です。
ですから患者さんを迎えるのは「D」だとしても、
お客さんをお迎えするのは「C=Culture」のほうが
ベターだと思います。
予防やメンテナンスがいまいち広がらないと
思っていらっしゃる先生は、
一度軸足を「D」から「C」に置き換えてみてはどうでしょうか。

青春連続ツイートその2:茂木健一郎

青春連続ツイートその2:茂木健一郎氏のツイートより
kenichiromogi 青春(8)
青春とは、つまり、
自分自身が変わりうるものとして存在するということである。
変化への可能性は、不安と希望に比例する。
自分自身がもはや変わらないものとして認識された時、
人は青春を失う。

kenichiromogi 青春(10)
青春盛りの時に使われた回路は、
私たちの脳の中にまだ潜んでいる。
それらをうまく使えば、
いつまでも青春の中にいることは可能である。
多くの場合、私たちは、
「青春回路」をもはや必要ないものとして
捨ててしまうのである。
それどころか、軽蔑さえするのである。

kenichiromogi 青春(11)
今すぐすべてを!
と疾風怒濤に生きてみよ。
自分が何者か、わかった気になるな。
他人が何者か、決めつけるな!
根拠のない自信を持て。
底知れぬ不安に震えよ。
他者に対するひりひろとしたあこがれを持て。
その時、君は青春の真っ直中にいる。

*力強いツイート勇気が出ます!
Winners never quit. Quitters never win.
勝つ者はあきらめない。あきらめる者は勝てない。

青春連続ツイートその1

青春連続ツイートその1
茂木健一郎氏のツイートより

青春(1)青春において、人は惑うものである。
自分がどこの誰なのか、どこの誰になるのか、
その手がかりがない。
大人になって、自分はどこの組織に属する、
どんな職業の、
どんな肩書きの人間だと決まって安心した時に、
人は青春を失う。35分前 webから

青春(2)青春において、人は、
「今すぐすべてを!」という激情にかられる。
実際には、今すぐすべてを得られるはずがない。
それでも、それを欲す。
大人になると、
「今すぐすべてを」というのは無理だと悟る。
他人にも、無理だよと諭す。
そのようにして、人は青春を失う。34分前 webから

That’s what  I’m talking about.
そうなの、そのことを言ってんのよ。