春の味堪能!

春の味堪能!「かんまち商店」

「がらがらとあさりを洗ふ春の音」 細見綾子

久し振りに困る店の「かんまち商店」に足を運びました。
駐車場が停めにくく五台のみ
昼は(恐らく夜はやっていない)待つので敬遠
などの理由で足が遠のいていましたが・・
(因みに本日は待つことも無く、駐車もちょうど五台目でした)

やはり美味、満足の海鮮ドン!でした

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店内すぐに浅蜊が箱の中にぎっしり
ミルガイがベローンと伸びています
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別のテーブルにはお惣菜
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春の味とは言えないでしょうが、春の音ならぬ味のお話でした。
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リラク復活

らあめんのひとひら肉の冬しんしん」石塚友二
(今は春浅しですが・・)

オススメラーメン店「りらく」が復活(再開)したようです。
したようですと言うのは、まだ復活1号店で食事しておりません

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家族が復活を目撃したと言うことで、先日店前を通ってみました。
確かに営業しておりました、ところが
入り口のドアには「本日、貸し切りです」の張り紙

ラーメン屋さんを貸し切り
ラーメンパーティ?新メニューの発表会?
不思議です。

何はともあれ喜ばしい復活
近いうちに確認してきます
メニューも確認してきます

復活なのか、新生なのか?
楽しみ楽しみ

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熟柿:じゅくし

熟柿:じゅくし

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この時期になると密かな楽しみが熟柿です。
皮を剥くことはできませんので、ヘタをとってスプーンで食べます。
先日行きつけの八百屋さんから頂きました、もちろん美味でした。

熟柿を見ると思い出すのが次の句です。
「いちまいの皮の包める熟柿かな 野見山朱鳥:のみやまあすか」
掌に重い熟した柿。極上のものは、まさにこの句のとおり、一枚の薄い皮に包まれている。桃の皮をむくよりも、はるかに難しい。カラスと競い合うようにして、柿の熟れるのを待っていた我ら山の子どもは、みんな形を崩さずに見事にむいて食べたものだった。山の幸の濃密な甘味。もう二度と、あのころのような完璧な熟柿を手に取ることはないだろう。往時茫茫なり。なお、この句には、同時にかすかなエロスの興趣もある。『曼珠沙華』所収。(清水哲男)「増殖する俳句歳時記」より

別の人の解説には「柿」を「女」に置き換えると、また別の趣もあるとありました。
同感です!美味とエロスは脳の中の近い位置で興奮するのではないでしょうか(笑)熟成した赤ワインしかり、先日頂いたヌーボーしかり
最後に漱石の熟柿を紹介しておきます。

「日あたりや熟柿の如き心地あり」夏目漱石

不惑などという年令は、とっくのとうに過ぎてしまったのに、いまだに惑ってばかりいる。句のような心地には、ならない。いや、ついになれないだろうと言うべきか。このとき、漱石は弱冠二十九歳。あたたかい日のなかの熟柿は美しく充実して、やがて枝を離れて落下する自分を予知しているようだ。焦るでもなく慌てるでもなく、自然の摂理に身をまかせている。そんな心地に、まだ若い男がなったというのだから、私には驚きである。ここでは、みずからの充実の果ての死が、これ以上ないほどに、おだやかに予感されている。人生五十年時代の二十九歳とは、こんなにも大人だったのか。「それに比べて、いまどきの若い者は……」と野暮を言う資格など、私にはない。西暦2000年まであと二ヶ月。一年少々で、二十世紀もおしまいだ。「二十一世紀まで生きられるかなあ。無理だろうなあ」。小学生のころ、友だちと話したことを、いまさらのように思い出す。切実に死を思ったのは小学生と中学生時代だけで、以後は生きることばかりにあくせくしてきたようである。『漱石俳句集』(岩波文庫・1990)所収。(清水哲男)同じく「増殖する俳句歳時記より」

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リラクラーメン 2号店はトリ

リラクラーメン 2号店はトリ
光陰矢の如しですね、あっという間に前回から2ヶ月経ってしまいました。
三日見ぬ間に(の)桜かなです。

あのリラクが2号店を一週間ほど前にオープンしました。
1号店が豚骨と鰹の出汁(だし)に対して、
2号店はトリがベース
店内がラーメン屋らしからぬ、という点は同じだけど他は別!
スープも麺も、もちろんメニューも異なります。
おそらく鹿児島市内で一番天井の高いラーメン屋さんです。
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オーダーすると、さほど待つことも無く「清湯鶏塩」登場
蓮華でスープを口に運ぶと・・・んー幸せ!
銀座松屋裏の名店焼き鳥「鳥政:とりまさ」の
〆のスープを思い出しました。
メニューもラーメンも店内も極めてシンプル。
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その日の気分で、1号店か2号店か。
心憎いメニューが『残ったスープをかけて食べる〆のとりねぎごはん』
女性二人ならば鶏塩一杯麺大盛りとこの御飯一杯で充分かも。
場所は天文館「鰻の末吉」真向かいの階段を地下に降りてすぐ左です
奥がパスタで有名な「ダローロ」
今のところ電話無し、開店は次の通り
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ちなみにメニューは
ドリンク:コエドビール¥500
ラーメン:清湯鶏塩¥700 味玉付き¥800
チャーシュー増し(ローストビーフ)¥1000 麺大盛り¥100
ゴハン :残ったスープをかけて食べる〆のとりねぎごはん¥300
鹿児島県産黒毛和牛ローストビーフごはん¥500

美味しいけど困った店 その6

美味しいけど困った店 その6
その6「丸一:まるいち」トンカツ
通の方ならご存じの名店です。
まず、驚くのがそのボリューム、圧巻です。
肉厚で中心部はピンク色、豚肉特有の甘さを充分に堪能できます。
洋芥子とソースが用意してありますが、何もつけなくとも
特にロースは充分に味わえます。
やはり、美味しいトンカツとは肉が違う!を感じます
上質の豚の脂はショートケーキのクリームのごとし。
日曜日休みで、マスターはバイク好きでツーリングとか。
市内にトンカツ屋さんは結構ありますが、やはり「丸一」
味、ボリューム、御飯やお汁、香の物のバランス・・
女性や食の細い方などは、食べ残しを持ち帰れます。
しいて問題を上げれば、
1−他の店に行けない!
2−食後の満足感・充実感が大きいために、またすぐ行きたいとは思わない。
先日カウンターで食べていたところ、ほぼ毎昼食べているような話しをしている
男性サラリーマンの方もいらっしゃましたが。
またネットで広がったのか、土曜昼などは長蛇の列、旅行客の方が多いようです。
天文館の「あぢもり」、中央駅すぐの「川久:かわきゅう」、駅近くの「黒かつ亭」
などの名前があがりますが、やはり丸一でしょう。

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特上ヒレ

特上ロース

ピンク色

お店

丸一:まるいち

〒892-0844 鹿児島県鹿児島市山之口町1丁目10 鹿児島中央ビル B1F‎
099-226-3351

 困った店その1から5はこちら

美味しいけど困った店 その3

美味しいけど困った店 その3

その3「リラク」オーガニックヌードル
鹿児島ラーメンはこうあるべきだと主張する
既存の多くのラーメン屋さんに、挑戦状を出しているかのような店です。
ただし、その挑戦状はとても静かで穏やかでスマート
看板にしても、店の佇まいにしても、使う器にしても・・
鹿児島のラーメンというカテゴリーには入らないような麺屋さんです。
しかし、当のご本人(お店のイケメンふたり)は
かなり鹿児島らしさを考えています。

先日の新発見!
カウンターに置いてあったものは、何とヘアゴム
もちろんご自由にどうぞ(もちろんディスポ)。
その2の「森の家族」同様、この麺屋さんは女性客が多いのです。
女性のおひとり様もよく見る光景
味のスタイルは、店のスタイル、店主のスタイル、器のスタイル
のみならず客のスタイルまでも似通ってきます。

品があると言うかスマートとと言うか、カフェのような麺屋さんです。
ちなみに器は「沈壽官」作
市内の麺屋さんで「壽官」さんの器を使っているのはリラクだけです。
もちろん「こむらさき」や「くろいわ」の味とは違います。
リラクに軍配を上げないヒトもいるでしょう。
フォークと言うカテゴリーにおけるオフコースのようなスタイルかな

お店はスマート、店主はスマイル、味はスッキリ、だからステキ!
兎にも角にも油が良い加減に抜けています。
ベタ褒めのようですが、寸止めで完成されていない完成度が魅力なのかも。
オススメは有機野菜の大盛りです。

野菜大盛り

沈壽官

付け出し

 

ヘアゴム

【 Organic Noodle RIRAKU 】
鹿児島市上之園町8-14 (文房具のしんぷくの裏です)
☎ 099-255-2790 駐車場なし(近くにコインパーキング有り)
休み 水曜日
こちらの記事もどうぞ
次のお店はパン屋さんです、また明日

 

 

美味しいけど困った店 その2

美味しいけど困った店 その2

2−「森の家族」(農園食堂)
この店、歩いていて偶然見つけました。
場所は、市役所斜め前のレトロフトチトセの1階
園山農園直営食堂とショップカードに明記してあります。

有機野菜の美味しさは、調味料無しの料理でも
充分に味わえると思えるほどのしっかりとした持ち味です。
これが、野菜の本来の味ですと言われればそうかも知れません。
この季節に食されるのはこの野菜ですと主張する料理
年中、トマトはありません、キャベツもありません。

昼と夜とやっています。
お昼に行くと、まずはこれを召し上がれとあるのが
「森の家族ごはん」
動物性タンパク質なしで750円、有りで850円。
御飯は、玄米か雑穀入り御飯でお替わり可能、しかも両方オーケー!
夜は単品メニューが充実。
肉、鶏、魚、野菜、和風、洋風、ビビンバ・・・

昼と夜と行きました
店内のお客さんを観察してちょっと驚き、
なぜが綺麗な熟女の方が多いのです。
もうひとつおまけ情報、是非トイレに行ってみて下さい。
かなりビックリ
ちなみにこのレトロフトもイトオカシです。

店内

夜のメニュー

夜の森の家族ごはん

電話099-227-2708 月曜・日曜夜定休
昼11:00-15:00 夜18:00-22:00 名山町2-1
こちらの記事もどうぞ。
次回はヌードルです、また明日。

美味しいけど困った店 その1

美味しいけど困った店 その1

美味しいけど困った店について
ここ美味しい!という店を見つけることは幸せですが、
同時に困ったことも生じます。
その店が物差しになるため、
それ以下の店には行けなくなります・・
と言うか、行きたくない!
結果、レパートリーが少しずつ減っていきます。
最近の困った店五軒を順次ご紹介

1−「かんまち商店」(魚屋さん)
ここの海鮮丼を食べたら、他の店の海鮮丼はもう食べられません。
午前11時スタートのお昼だけのメニュー850円。
五台の駐車場入り待ち、並ぶこと覚悟でもお勧めします。
女性にはちと量が多いために無理せず、食べ残したら持ち帰り可能です。
店内のテーブルに並ぶ、漬け物や惣菜も是非!
鹿児島市池之上町(伊集院産婦人科前) 099-248-3460 日祝休み
食事は11時から、御飯がなくなり次第終了
お店外観
店の前を過ぎてすぐの筋を左折すると駐車場
メニュー
メニューは三つのみ
海鮮丼
もちろん、
これがオススメです。
狙い目は開店早々かな。
店内の商品(刺身など)を買って、
御飯とみそ汁のみの注文も可能です。
こちらの記事もご覧ください。

二軒目はオーガニック野菜の店です。
また明日!

RIRAKU:リラクのラーメン

リラクのラーメン

月に1度は足を運んでいます。
今日は生まれて初めての経験というか目撃!
ラーメン屋において先客四名が全て女性、
そういう店がRIRAKU。
清潔、シンプル、こじゃれている、イケメン、
明るい、もちろん美味しい
味が安心、食材が安全、料理が健康、
こんなイメージがリラク。
食後の満足が満腹を上回るのがリラク。
ベーシックなラーメンが670円、野菜追加が50円
これだけでも充分なる満足、幸福を得られます。
リラクの意味は未だ聞いていませんが、
間の抜けたリラクマではなさそうだし(笑)
リラックスに由来するのか?re楽なのか?

料理は好みがあるので
論より証拠、百聞は一見に如かず、
まずはお試しのほどを。

リラク

こちらもどうぞ:イケメンラーメン

【 Organic Noodle RIRAKU 】
鹿児島市上之園町8-14 (文房具のしんぷくの裏です)
☎ 099-255-2790 駐車場 なし(近くにコインパーキング有り)
休み 水曜日(おそらく)

海鮮ドン!

海鮮丼!
先日これぞ海鮮丼!を堪能しました。

海鮮丼!

かんまち商店の海鮮丼です。

このボリュームで(と言っても写真じゃイマイチ伝わらないでしょうが)
850円。あら汁と小鉢がふたつ、漬け物がついています。
心より堪能しました、大満足。
つい、いつものように「ご飯少なめ」と注文したのがちょっと後悔
ご飯少し多めくらいがベストなバランスかも
ともかく、海鮮充実!噛み応えがキツキツ、小鉢も手抜き無し。
ラーメンのリラクもすぐにリピートしたくなる店でしたが、
ここの海鮮丼も同じくです。
形容すれば、寿司屋(回らない)のネタの海鮮丼
伊集院産婦人科の向かいで、駐車場は店をすぐ左折してすぐ
さあ夏バテ防止に、ドンは急げ!膳は急げ!

さかなや かんまち商店
鹿児島市池之上町6ー19 榎園ビル1F
TEL099-248-3460
営業 9:30~20:00
(食事は11:00~ご飯が無くなり次第終了)
休: 日曜日、祝日 駐車場3台有り

こちらも記事も参照のほど