BBTime 540 サトウとは(歯)

BBTime 540 サトウとは(歯)
「恋びとよ砂糖断ちたる月夜なり」原子公平

先日(10/4)、朝日新聞「折々のことば」に目が留まりました。『「何も考えずに楽な姿勢をとれること」は、健康な人が持つありがたい機能なのである。山本健人 人は自分の全身を見ることができなくても、その容量(ボリューム)は熟知していて、それを動かしたり横たえたりする時も、無意識にいろんな関節や筋肉を操っていると外科医は言う。体はかなり重い物体でもあるのに、眠っている間もたえず寝返りを打って、床ずれしないようにしている。体が黙って判断し動いていてくれるから、人は別のことに集中もできる。『すばらしい人体』から。』(10/4日付)

このコラムにある「寝返り」のみならず、人体にはすばらしい機能が盛り沢山です。本「すばらしい人体」には唾液の話も出てきます。機能のひとつに「緩衝能:かんしょうのう」があり、それは『唾液緩衝能とは、口腔内のpHに変化が起きたとき、唾液が正常な範囲に口腔内を保とうとその変化に抵抗するはたらきのことである。口腔内のpHは安静時に6.7~7.6と中性(pH7)に近い数値を示すが、飲食物摂取や口腔内にいる酸生産性をもつ細菌が酸を産出するなどして変化することがある。これに対して唾液は緩衝液として作用して、口腔内環境を守る』(引用元)。床ずれを防ぐ寝返り同様、歯を酸から守る機能がしっかりあるんです。にもかかわらず、なぜムシ歯になるのか?その原因のひとつは「サトウ」です。

サトウの歴史は古く・・『砂糖の歴史は古く、その発明は2500年前と考えられている。インドからイスラム圏とヨーロッパへ順に伝播してゆき、植民地に開拓されたプランテーションでは、多数の奴隷を働かせることで生産された。19世紀末になると「高級品」ではなく、一般に普及する食品となり、20世紀以降になると、地球規模で生産調整が行われるようになった』(wikipediaより)。日本においては・・『日本には奈良時代鑑真によって伝えられたとされている』『江戸時代初期、薩摩藩支配下の琉球王国では、1623年儀間真常が部下を福州に派遣して、サトウキビの栽培と黒糖の生産法を学ばせた。帰国した部下から得た知識を元に砂糖生産を奨励し、やがて琉球の特産品となった』(wikipediaより)。その後、少々飛びますが・・『1939年には一人当たり砂糖消費量が16.28kgと戦前の最高値に達し、2010年の消費量(16.4kg)とほぼ変わらないところまで消費が伸びていた。しかしその後、第二次世界大戦の戦況の悪化にともない、砂糖の消費量は激減し、1945年の敗戦によって、砂糖生産の中心地であった台湾や南洋諸島を失ったことで、砂糖の生産流通は一時大打撃を受け、1946年の一人あたり消費量は0.20kgまで落ち込んだ。その後1952年に、砂糖の配給が終了して生産が復活し、日本の経済復興とともに再び潤沢に砂糖が供給されるようになった』(wikipediaより)。

ふんだんに摂取できるようになったのは、つい最近のことです。その変化(砂糖大量摂取)にヒトの体が対応できていないのです。四十年も前のこと、叔父が「私が若い頃、ムシ歯は文明病だから、ムシ歯になると自慢していた」言っていたことを、ふと思い出しました。唾液の持つ緩衝能を活かすには、食事(おやつも含む)の回数を減らすことをオススメします。食後に水でのうがいも良い方法です。では皆さま、ご自愛の程ご歯愛の程。1210



追加:俳句の解説です。『このときの作者は、おそらく医者から糖分を取ることを禁じられていたのだろう。だから、月見団子も駄目なら、もちろん酒も駄目。せっかくの美しい月夜がだいなしである。そのことを「恋びと」に訴えている。とまあ、自嘲の句と今日は読んでおきたい。そして、この「恋びと」は具体的な誰かれのことではない。作者の心のなかにのみ住む理想の女だ。幻だ。そう読まないと、句の孤独感は深まらない。「恋びと」と「砂糖」、「女」と「月」。この取り合わせは付き過ぎているけれど、中七音で実質的にすぱりと「砂糖」を切り捨てているところに、「感じがいいなア」と思わせる仕掛けがある。つまり、字面に「砂糖」はあるが、実体としてはカケラもないわけだ』(解説より抜粋)。

BBTime 539 ワインとは(歯)

BBTime 539 ワインとは(歯)
「月の夜のワインボトルの底に山」樅山木綿太

先日、酒屋さんでボジョレーヌーボを予約してきました。今年の解禁日は11/18(木)。ワインの記事を見つけました。記事『「ワイン離れに歯止めがかからない」フランス人が代わりに飲み始めたもの』・・ここ百年程で消費量が約三分の一に減少したとのこと・・『フランスで1人当たりの年間ワイン消費量の統計をとるようになったのは、1850年のことだ。当時の消費量は多く、年間平均約121リットルで、ミディアムサイズのグラス(175ミリリットル)で1日に2杯近い量だった』(記事より)。『ところが1960年代にそうした状況は急速に変化を遂げ、収入が増えるにつれ、食生活も大きく変わっていった。ワインの消費量が減少しはじめたのは、この時期である。1980年を迎えると、1人当たりのワイン消費量は年間約95リットルにまで減り、1990年には71リットルに、そして2000年にはたったの58リットルにまで減った。つまり20世紀のあいだに、ワインの消費量は半減したことになる。今世紀に入っても減少傾向は続き、最新のデータでは年間約40リットルで、1926年の記録を70%も下回っている』(記事より)。

しかも他のアルコール飲料においても同等のようです・・『この傾向はあらゆるアルコール飲料に当てはまる。ビール、蒸留酒、シードルも消費量が徐々に減っているのだ。これに対して、1人当たりの消費量がいちばん伸びている飲み物は、ミネラルウォーターと湧き水を使用したスプリングウォーター(1990年からほぼ倍増)、フルーツジュース、炭酸飲料で、いずれもアルコールを含まない』(記事より)。

歯科で「ワイン」と関係があるのは赤ワインによる着色です。着色のことをステインと呼び、PMTC(プロによる機械での歯のクリーニング)によって取り除くことができます。タバコのヤニ取り歯磨きなどを使ってご自分で除去も可能ですが、歯の表面を傷付ける可能性が高いのでプロ(歯科衛生士)にお任せあれ。

着色の主犯はタンニンです。タンニンによる着色はお歯黒と同じような理屈ですので、ムシ歯予防の観点から見ればプラスですが、やはり歯は白い方がベターでしょう。着色を避けたい方は『歯の表面の乾燥もステインがつきやすい原因なので、色の濃い飲み物や食べ物を口にする前後にお水を飲むのは効果的です』『歯科医院でのメンテナンスもおすすめ。むし歯や歯周病予防のための定期的な通院とあわせてステイン対策を取り入れるといいでしょう』(引用元はこちら)なども参考になさってください。

ある時、英会話の先生(アメリカ人)と「20年経たないと価値がわからないものは?」との会話で彼の答えは「WINE」。仮に20年寝かす必要のあるワインなら、はじめの20年は忍の一字で抜栓せずに買い続け、21年目からは毎年飲めるとのこと。理屈は御もっともですが・・ムシ歯予防について話していた時のひとこまでした。20年と言わず、永久歯ならば六歳から生え始め、歯の大切さ・歯が白い(金属の詰め物がない)ことの価値を本人が実感し、歯を守るようになるのは高校生からだとしても丸十年かかります。ちなみに十年後に花開く(飲み頃)ワインは結構力のあるワインです。

タンニンや丸十年の時について考えながら飲んでも味わえないでしょう。飲んでから考えるとして、秋の夜長に赤のみならず白も楽しんでください。では乾杯!A votre sante!(あなたの健康をお祈りします)。皆さま、ご自愛の程ご歯愛の程。9360



追加:おっと句の解説を忘れておりました。『人がワインを手にしたのは古代メソポタミア文明までさかのぼる。醸造は陶器や革袋の時代を経て、木製の樽が登場し、コルク栓の誕生とともにワインボトルが普及した。瓶底のデザインは、長い歴史のなかで熟成中に溶けきらなくなったタンニンや色素の成分などの澱(おり)を沈殿させ、グラスに注ぐ際に舞い上がりにくくするために考案されたものだ。便宜上のかたちとは分かっても、ワインの底にひとつの山を発見したことによって、それはまるで美酒の神が宿る祠のようにも見えてくる。ワインの海のなかにそびえる山は、月に照らされ、しずかに時を待っている』(解説より)。祠:ほこら

お替り:ワインの瓶の底の山(パント)についての蘊蓄です。『パントはキック・アップとも呼ばれる、瓶の底のへこみである。その目的について一致した説明は無い。以下によく使われる説明を挙げる。パントが大きいワインは良いワインの印である。古い吹きガラス時代の名残で、吹き口をつけた跡である。瓶を倒れにくくするためである。底が平らな場合、小さな誤差でも不安定になる。くぼみはこれを解消するために付けられたものである。沈殿した澱を底にため、グラスに流れ込むのを防ぐためである・・・』引用元はこちら「BBTime 061 知る人ぞ得」をどうぞ。

BBTime 538 残るは食欲

BBTime 538 残るは食欲
「毎日が老人の日の飯こぼす」清水基吉

本日(9/20)敬老の日。解説には『季語は「老人の日(敬老の日)」で秋。1951年(昭和二十六年)から始まった「老人の日」が、「敬老の日」として1966年(昭和四十一年)から国民の祝日に制定された。当たり前のことながら、高齢者にとっては「毎日が老人の日」だ。子供や若者とは違って、高齢者は否応無く日々「年齢」を意識して生きる存在である。老人を対象としたホームヘルパーなどが使う用語に「生活後退」があるが、これは高齢者・障害者など生活障害がある人々の衣食住を中心とした「基本的な生活」の局面で現れる生活内容の貧困化、悪化及び自律性の後退である』(解説より)。・・ところが「サンデー毎日」とはならないのが今様。そこで「残るは食欲」についてのお話。

新聞記事「高齢者4人に1人が労働者 総務省推計、65歳以上人口が29%超に」(朝日新聞9/20付)内容は『総務省は20日の敬老の日に合わせ、2015年の国勢調査を基にした高齢者の人口推計を公表した。65歳以上の人口は前年より22万人増えて3640万人、総人口に占める割合(高齢化率)は29・1%となり、それぞれ過去最高を更新した。政府が「生涯現役社会」を目指す中、高齢者の就業率は25・1%と初めて「4人に1人」に達した』(記事より)。大まかには人口の三人に一人が高齢者で、働く人の四人に一人が高齢者だということ。と言うことは、もはや多くの高齢者にとって「サンデー(休日)毎日」ではなく、それぞれの事情で仕事現役であり、一方で社会のいろいろなモノの三分の一は高齢者向けでないと受け入れられないということです。

阿川佐和子著「残るは食欲」に『書名ともなった「残るは食欲」というのは、そもそもだいぶ昔に悪友、ダンフミが呟いた言葉だ。「愛欲と物欲を捨てた今、自分と俗世を結ぶ唯一の絆は食欲のみ」うまいことを言う女優だと感心した。感心はしたけれど、私はそこまで欲を捨ててはいないと自認した。』(あとがき)

おっしゃる通り!御意。食欲は最後まで現役です・・と言うことは口のメンテナンスも生涯必要となります。定期的メンテを是非!月に一回がオススメです。・・とは言え「わかっちゃいるけど」も事実。そこで少しでも皆さまの背中を押すべく、次の一歩ならぬ「次のおやつ」をご紹介。月一(つきいち目標)で取り上げますので、いつまでも「美味しい」を味わいたい方「残るは食欲」の方、是非お試しください。「次のおやつ」001は9/30クルミの日に敬意を表して「クルミッ子」です。

画像のようにクルミのふんだんに入ったキャラメルを挟んだ焼き菓子。ネットでは「切り落とし」も購入可能です。鎌倉紅谷(べにや)のクルミッ子、是非ご賞味あれ。インスタにはアレンジレシピとして「スーパークルミッ子:トースターで3分ほど温めてからカットしたバターをのせるだけ。とろけるキャラメルとバターのコクがたまりません」と投稿あり。こちらも是非お試しあれ!ではでは、ご自愛の程ご歯愛の程。5480



https://youtu.be/4ZnSzleli54

BBTime 537 スゴーひろみ

BBTime 537 スゴーひろみ
「山ごーごー不安な龍がうしろに居り」阿部完市

突然、郷ひろみの笑顔で驚かれたのでは?再度タイトルを見ると・・(笑)。句の解説には『無季ではあるが、「山ごーごー」は荒れる冬山に通じる。しかも「不安な龍」とくれば、ちょうど1999年の年末期にも通じる。二十年以上も前に作られた句だから、もちろん2000年問題が意識されていたわけではない。が、なんだか今日の事態を予言したような句に見えてきてしまう。その意味でも、怖い作品だ。明けて2000年。何が起きるのか、何も起こらないのか。誰にも予測はつきかねるが、一つ言えることは、この「不安」の種は人がみずから蒔いたものであるということだ。この事実だけは動かない。したがって「山」も「龍」も、その責を負うわけにはまいらない。「自己疎外」という懐しい哲学用語が、極めて具体的によみがえってきた世紀末。単なる数字の行列を横切るだけで、過去これほどまでに社会的な不安が際立ったことはない。人間もたいしたことはないなと、いまごろは「山」も「龍」もがあざ笑っていることだろう』(解説より)。いやいや「不安な龍」がコロナ感染症だとしたら・・まさに今でしょ!『誰にも予測はつきかねるが、一つ言えることは、この「不安」の種は人がみずから蒔いたものであるということだ。この事実だけは動かない。』・・今回は人の未来も「自ら」であるとのお話。

先日(9/6)毎日新聞を見ていたら・・記事「生きることは努力すること」に目が留まりました。以下抜粋です。「あまり変化をいとわないタイプ。進化するためには変化するしかない。変わりたくないと思ったら、時代に取り残されていく。変わることへの恐怖心は抱いても、勇気のほうが上回る。褒め言葉でよく『変わらないね』と言われますが、一番変化しているのは僕なんです」(記事より)

芸能活動を休止し、46歳だった2002年にニューヨークに渡り、3年間、ボイストレーニングのレッスンを重ねた。「(留学は)大きかった。基礎を手に入れたから、今応用ができている」(記事より)


そして驚くべきは歯磨きの回数だ。1日最低5回で、10~15分かけるというのだ。自己管理が徹底している。「僕は郷ひろみを続けている。『郷ひろみを続けていきたいのか。続けたくないのか』と思えば、していいこと、してはいけないことの取捨選択はできる」(記事より)・・トータル1時間以上の歯磨き、流石です!

そしてこうも言う。「生きることは努力をすることなんです。努力なくして、生きることにはならない。できるまでするのが努力。努力しないと、自分の思った人生は手に入らない。努力は苦しい。でも、努力は人を強くする」(記事より)
・・さすが郷ひろみ!スゴーひろみ!彼の言葉を借りれば・・「美味しいを続けていきたいのか。続けたくないのか」を思えば、しっかり歯磨きは続けられる。

繰り返します、さすが郷ひろみ。肌(皮膚)は、どんなにケアしても歳をとりますが、歯は歳を取らないのです。正確に言うと皮膚をはじめ体の他の部位に比べると、歯の歳の取り方(スピード)は極めて遅いのです。付け加えて、あなたの体の中で歯は「最高齢」!

おまけ:別の(キムタクですが)記事も。「「牛キムチ」を作っている際、甘みを付けるために「オリゴ糖」を入れた木村は、「ちなみに自分の家にはお砂糖、いないです、(全部)オリゴ糖で」と告白した。砂糖との違いについて、「糖分の量も全然違うし、オリゴ糖で甘みをいただくと、そっちのほうが体には間違いなくいいですよ」と説明した」(引用元)。やはり、多くの人を惹きつける人は、見えないところで「努力」しているんですね。最後に付け加えます。皆さまの「歯」は生えてきた時には、郷ひろみであり木村拓哉なんです。来月66歳になっても郷ひろみでいられるか否かは、日頃のケアの賜です。まさに「生きることは努力すること」。皆さま、ご自愛の程ご歯愛の程。0690



追加:『約50分の取材で郷さんは「郷ひろみ」と13回言った。オンもオフもなく、「人に見られている時のほうが楽。人に見られていない時のほうが大変。人が見ていなくても自分が見ている。『人が見ていないからこういうことをする』というのが嫌」とも』(引用元)。

BBTime 536 一石二鳥

BBTime 536 一石二鳥
「将来よグリコのおまけ赤い帆の」清水哲男

句の解説に『自句自註など柄でもないが、六十回目の誕生日に免じてお許しいただきたい。子供の頃、なけなしの小遣いをはたいて、せっせとグリコを買っていた時期がある。告白すれば「おまけ」が欲しかっただけで、飴をなめたいわけではなかった。現代のグリコは知らないが、敗戦直後の本体はそれほど美味ではなかった。後に熱中した「紅梅キャラメル」(こちらの「おまけ」は巨人選手カード)も同様だった。「おまけ」の小箱にはさまざまなセルロイド製の玩具が入っており、取り出す瞬間のゾクゾクする気分がたまらなかった。「なあんだ」とがっかりしたり、「やったあ」と大満足したりと……。それだけのために、全財産(!)をはたいていた。そうした子供の熱中を思うにつけ、どんな子供にも「将来」があるのであり、でも「将来」にはグリコの「おまけ」ほどの保証もないことを思い合わせると、まことに切ない気分になってくる。本物の赤い帆が待ち受けている子供など、皆無に近いのだから。そんな思いから発した句なのであるが、飛躍し過ぎだろうか。……し過ぎでしょうね。なお、この句は筑摩書房『グリコのおまけ』に再録されている。掲載に当たって編集者が必死に「赤い帆」のおまけを探してくれたが、見つからなかった。したがって、句の写真には赤白模様の帆のヨットが使われている。「赤い帆」のおまけは実在しなかったのかもしれない。『匙洗う人』(1991)所収。(清水哲男)』(解説より)。昔(おそらく今も)グリコキャラメルCMで「1粒で2度おいしい」というコピーがありました。前々回「マイ匙マイ刷子」の続きで、よき将来のため「一石二鳥」のお話。

先日、患者さんから「歯ブラシは月に一回替えたほうがいいんでしょ?」と質問。小生は「そんなことはありません、毛が開いたら替えればいいのです」と回答。ライオンは「毎月8日は「ハブラシ交換」。新しいハブラシで歯をキレイに清潔に!」と謳ってますが、商売根性が見え隠れします、建前はじゅうじゅうに理解できますが。

シンプルに考えてください。日本の大手歯ブラシメーカーの歯ブラシの毛質は良いです。問題は磨く際の「圧」なんです。圧が強いから強すぎるから、ブラシの劣化が進みます、毛が開きます。またブラシ以上に困ることが「楔状欠損:くさびじょうけっそん」です。何度も書いていますが、楔状欠損は表面を削って樹脂を詰めるなどムシ歯と同様の処置が必要になるのです・・歯磨きによって、ムシ歯を作ってしまうとも言えるのです。

お分かりでしょう・・「圧」が適切であれば楔状欠損を作ることもないし、歯ブラシの寿命を伸ばします。適切圧の歯磨きで、ブラシの寿命が倍になったとしましょう。すると、その方の年間歯ブラシ消費量は半減します。プラごみ歯ブラシ量も半分になります。楔状欠損も作らず消費量半減まさに一石二鳥でしょ!いえいえ懐にも優しくなるので一石三鳥です。繰り返しますが「圧」に注意してみてください。圧の適正化が、あなたの歯を守り、懐を守り、地球を守ります。では、どんな歯ブラシがいいの?については次回に。皆さま、ご自愛の程ご歯愛の程。今回の曲は「グリコ」に敬意を表し、キャラメルとグリコ→グレコで(苦笑)グレコの歌です。8750
「腿高きグレコは女白き雷」三橋敏雄




追加:今日からできる適正圧磨きは「鉛筆握り」です。詳しくは「口友二本」!

BBTime 535 歯の命綱

BBTime 535 歯の命綱
「秋の日に干す沖海女の命綱」桑原立生

句の解説に『海女には「磯海女」と「沖海女」があり、磯海女は比較的浅い海を潜るため一人でも可能だが、沖海女は船で沖に出てからの作業なので、船を操り、合図を送る相手が必要となる。海女は海中の作業のなか、呼吸の限界で浮上の合図を船上へと送り、合図を感じたらパートナーは命綱を一気に引き上げる。20メートルにもなるという命綱を引き上げるには、わずかなタイミングが命取りになるため、命綱の多くは家族が担当するという。文字通り命をつなぐ綱の実物は驚くほど華奢である。透き通るような秋の日差しのなか、干されるなんのへんてつもないロープの名が命綱だと知った瞬間、それはかけがえのないものとなる。へその緒という命綱で母とつながっていた彼方の記憶が、ふと脳裏をよぎる。『寒の水』(2013)所収』(解説より)。今回は「歯の命綱」とも言える「歯髄:しずい」についてのお話。

先日、小生にとって叱咤激励の記事を見つけました。記事『「4割が失敗するのにメリットなし」歯医者で絶対に受けてはいけない”ある治療”』・・残念ながら、これは本当です。『日本と海外では歯科治療の内容が大きく異なる。歯科医の堀滋さんは「特に注意してほしいのは『歯の神経を取る』という根管治療だ。日本では成功率が6割と低く、メリットもほとんどないのに、広く行われている。歯の神経を取ってしまうと、取り返しがつかない」という――』(記事より)。以下ポイントを抜粋します。

【歯科医】そうですね。神経を取る治療というのは、歯医者さんで「根の治療」とか「根管こんかん治療」と呼ばれるもの。これは、むし歯が神経まで達しているときに、神経を取って、歯の根の深い部分まできれいに掃除をして封鎖するという治療です。ただし、歯医者さんで「神経を取る」と言われたときは、その治療を本当にやるべきか慎重に考えたほうがいいですよ。』(記事より)・・この場面で、患者の立場の方は一言言ってください。「神経取りたくないんです!」「歯が死んでしまうんでしょ」と。

【歯科医】実は、日本では保険で行う根の治療の成功率が世界に比べてものすごく低いんです。これは、初めて根の治療を行った場合のデータですが、アメリカで専門医が神経を取る治療を行った場合、成功率は90%。ところが、日本だと60%ぐらいです。【患者】え? 4割も失敗? 失敗するとどうなるんですか?【歯科医】再治療しますが、そのたびに歯が薄くなり、歯が割れて抜歯になって、インプラントを入れる……というパターンですね。』(記事より)。
【歯科医】いやいや。そもそも、神経を気軽に取ってはダメ。当院では、神経を取らなければならないケースは1年間で1~2本もないくらい。最新の手法を用いれば、かなり進行したむし歯でも神経を残せる時代です。【患者】えっ。神経を取らずに治療できるんですか?【歯科医】神経を取ることはすべて最悪の結果につながります。そのときは「痛みがなくなってよかった」と安心するかもしれませんが、安易にやることじゃないんです。』・・これは本当です!

【歯科医】わたしたちが歯の神経と言っているものは、歯の中心の空洞の中にある歯髄しずいのことです。歯髄には神経組織と血管が集まっていて、歯に栄養を運んだり、食べ物を噛んだときの刺激を脳に伝えたりしています。この歯髄を取れば、歯に血液が行かなくなる。そうすると、歯に栄養が行かないだけでなく、白血球の免疫作用も働かなくなるので、細菌の侵入に対する防御力がなくなります。つまり、感染症になりやすくなるとか、ばい菌の毒素が全身に回りやすくなる原因になるんです。【患者】あれ? それじゃ、せっかく治療しても余計悪くなっているような……。【歯科医】そう。神経を取ってしまうと歯は弱る一方。しかも、痛みを感じないので、むし歯が再発しても気づきにくくなります。神経を取るメリット全然なしじゃないですか。だから、歯医者さんで「神経を取る」「取っても何の問題もない」と言われたらそれは大間違い。』(記事より抜粋)。

【歯科医】違います! 歯にお金をかけるんじゃなくて、歯を大事にしましょうという話をしているんです。お金をかければ歯がよくなるという考え方も間違い。そもそも、日頃のケアをきちっとしていれば、お金をかける必要はなくなります。そこにお金はかかりませんよね。【患者】そうですね。失礼しました……。【歯科医】やはりきちっと予防をしていかないと意味がないということ。これまで60年持たせればよかった歯は、寿命が延びたことによって、そこから20年、30年、40年と使い続けなければならなくなっています。だから、歯に対する価値観を昔と変えなければいけない。治療をするなら最善の治療を選び、予防を怠らないようにしましょう。そうやって歯を大切にすれば、天然の歯だったら100年でも持つ可能性がありますよ。』(記事より)。

端折って紹介しました(悪しからず)。揚げ足を取る気は無いのですが・・ひとつだけ。この記事を読んだ方は「では、どうすれば神経を取らずに済むの?」と思われるのでしょう・・そうなんです。寅さんなら「それを言っちゃあ、おしめいよ」と言いそうですが・・残念ながら「予防しかない」のです。

皆さま、一に予防、二に予防、三に予防、よんに予防!・・まだ大きな声では言えませんが、皆様の予防をアシストする「お店」を計画中です(来年夏オープン)。ではでは皆さま、まだまだ残暑厳しい折、ご自愛の程ご歯愛の程。少しずつ風は秋ですので、ちなんだ曲を!8210



https://youtu.be/_GrhwErRkMg
追加:「残念ながら「予防しかない」のです」・・もうひとつありました!ブログ中にも書いていますが、歯科医の説明で「ムシ歯が深いので神経取りますね」と言われたら、まずは「取りたくありません!」と強く抵抗してください。万が一、歯の個別のレントゲン(通常デンタルという)を撮ってなければ、レントゲン撮影を希望して再度説明を求めてください。残念ながら全ての歯科医は、あなたの歯も神経も守ってはくれません。歯科医の中には、治療後(ムシ歯の処置)に痛みや違和感が出る(患者さんが感じる)のを嫌い、ムシ歯が深ければ「即」神経を抜く治療を選択する歯科医もいます。やはり、あなたの歯を守るのはあなた自身なのです。ご自愛の程ご歯愛の程。

BBTime 534 マイ匙マイ刷子

BBTime 534 マイ匙マイ刷子
「さらば夏の光よ男匙洗う」清水哲男

解説には『女たちは氷菓を上品に「匙」でつつきながらおしゃべりに余念がない。男は黙って匙を洗う。その匙に「夏の光」が射している。こんな夏ももうおしまい。『匙洗う人』所収』(解説より)。今回はマイブラシについて。

歯ブラシの記事を目にしました。記事「プラ12品、来春から有料化も ハンガーやホテル歯ブラシ」。内容は『コンビニなどで配られるスプーンなどの使い捨てプラスチック製品について、環境省は23日、新たに有料化などの規制対象とする12品目や対策を求める業種などを盛り込んだ基準案を公表した。クリーニング店のハンガーやホテルの歯ブラシなども含まれる。規制は来年4月から始まる』(引用元)。

記事「ストローなどプラ製品に有料化・再利用義務 罰則規定も」。内容は『環境省と経済産業省は23日、プラスチックの使用量削減やリサイクルを促進する新制度の具体案を示した。買い物をすると無償で配られるストローやスプーンといった使い捨てプラ製品を減らすため、年5トン以上使用する事業者に対して有料化や再利用などの対応を義務化する。6月に成立した「プラスチック資源循環促進法」に基づいた措置で、2022年4月からの導入を目指す』(引用元)。

記事「プラごみ削減へ、コンビニのスプーンなど対策義務付けへ…有料化や再利用」。内容は『政令案などによると、規制の対象は使用量の多いプラ製品で、コンビニエンスストアやレストランなどで無償で提供されるスプーンやフォーク、ナイフ、ストローのほか、宿泊施設のくしやカミソリ、歯ブラシ、クリーニング店のハンガーなど12種類。事業者には〈1〉有料化〈2〉受け取らなかった客へのポイント還元〈3〉消費者に受け取りの意思確認〈4〉再利用〈5〉代替素材への転換――などの中から一つ以上の対策を求める』(出典元)。

約1年半前にBBTime407「プラ依存」をアップしています。今日からできることは「マイ匙マイ刷子」を携帯することです。ちなみに「マイ匙マイ刷子」のオススメをご紹介します。マイ匙は「無印良品のフォーク&スプーンセット」、色は白と黒の二色、携帯用のケースもついています。歯ブラシはライオンの「SP-T」。少々値段高めですがヘッドがコンパクトで柄がストレートですので携帯に適しています(ケースはついていません)。

歯を守ることが、環境破壊につながっているとしたら即改めるべきです。歯も守り地球も守る!ご自愛の程ご歯愛の程。最後の曲「comme d’habitude(いつものように)」は My Way の原曲です。5760
https://youtu.be/ftxnr28LDXc


BBTime 533 綺羅、星

BBTime 533 綺羅、星:きら、ほし
「父がつけしわが名立子や月を仰ぐ」星野立子

タイトル「綺羅、星」は「きら、ほし」が正しい読み。綺羅星の如くは『元々は「綺羅、星の如く」で読み方は「きら、ほしのごとく」。「綺羅星(きらぼし)」と一語扱いにするのは本来は誤り』(引用元)。今回は歯とは無関係ですが「キラキラネーム」について。

BBTime528「美味求真」の「美しき緑走れり夏料理」も星野立子です。解説に『父は虚子。自分の名前に誇りを抱くことの清々しさもさることながら、父への敬愛の念をこれほど率直に表現した句も珍しい。直接に仰ぐのは月であるが、この月はまた天下の虚子その人なのである。臆面もないと感じる読者がいるかもしれぬ。が、父のつけてくれた名前にかけて凛とした人生を生きていくという気概が、そうしたいぶかしさを撥ね除ける句だと、私には思われる。月を仰ぐ人には、人それぞれの感慨がある。『立子句集』所収』(出典はこちら)。仕事柄、日々多くの方の名前に接します。今月に入って夏休みのせいか、小中学生も多く来られます。数人ですが「?」と思ってしまうキラキラネームの子供さんが・・。

本「親から子へ伝えたい17の詩」で見つけたのが冒頭の「名前は祈り」です。

『「名前は祈り」毛里 武
名前はその人のためだけに/用意された美しい祈り/若き日の父母(ちちはは)が/子に込めた願い  幼きころ 毎日、毎日/数え切れないほどの/美しい祈りを授かった  祈りは身体の一部に変わり/その人となった  だから 心を込めて呼びかけたい/美しい祈りを』親はそれぞれ、子もそれぞれ、名前もそれぞれでしょうけど。
皆さま、ご自愛の程ご歯愛の程。4910

https://youtu.be/9iOFIKP-22Y


BBTime 532 西瓜割理論

BBTime 532 西瓜割理論
「風呂敷のうすくて西瓜まんまるし」右城暮石

夏休み、田舎に帰ると土間に大きな丸いスイカがゴロンと出番を待っていました。まん丸スイカも風呂敷も今は昔。前回「唇の脇役」で糸井重里氏の「今日のダーリン」を紹介しましたが、今回も今日のダーリンより。

読むと非常にゴモットモ!と拍手したくなります。

中学校の夏キャンプでしょうか、確かにこのような記憶があります。棒を持たされ、前方にスイカを見据えたのちに目隠しをされ、ぐるぐる回され「ハイ!スタート」。思いっきり棒を振り降ろしても・・空振り。

言われてみれば、たまに「もっと右」とか「少し左」と善良な人の声がかかることもありましたが、多くは「ちがう」の声。

もちろん最初の人が一発目でスイカを割ったら、ゲームの面白みはないかも知れません。終わりの文章「百万遍の否定より、ほんの数回の肯定で前に進めるものだ」・・歯科医師になって「もっと歯を磨いてください」「歯を磨きましょう」と何遍言ったことでしょう・・これはまさに「ちがう」と、違わないことに気がついたのは歯科医師になって二十年も経ってからのことでした。

歯科医師のみならず、プロの助言は「光の射す方に向かう」の「光」でなければ意味がないのです。「ちがう」を言い続けることはプロの仕事とは言えないのです。

冒頭の画像を見てもイマイチ包み方はわかりませんが、この図解を見れば理解できます。「ちがう」のではなく「右」「左」「前」「行き過ぎ」などを助言すべきなんです(スイカ割り以外において)。

超個人的な意見ですが、歯磨き粉に関しての「右・左」。まず、歯ブラシに何も付けずに「唾液」で磨きます。磨き中の唾液は躊躇なく飲み込んでください。この「唾液磨き」で、場所を気にせずに長時間(五分以上)楽に磨けます。気になる方は遠慮なくうがいを。終わりかけにやっとこのライオンの「チェックアップ スタンダード」(一本500円から600円)を、大豆大の量つけて仕上げ磨きというよりも、歯に擦りつけるようにします。うがいはせずに歯磨き粉混じりの唾液を吐き出します。ここでうがいすると折角、歯の表面に塗ったフッ化物が流れてしまうので勿体無いのです。

おやすみ前の歯磨きには、こちらの「SP-T」(1500-1600円)がおすすめです。これも最後に大豆大つけて歯や歯茎の境目に擦りつけるようにします。もちろんウガイは無し、つばを吐くだけ。翌朝起床時の口の中が爽やかであること請け合います。

義歯の方にはこれをオススメします。義歯をキレイに洗った後、義歯の歯茎の部分(凹んだ部分)に「コンクールジェル」をたらして口の中へ。昔は義歯は外して水につけてお休みくださいと言っていましたが、噛んで痛くない方は義歯清掃後はコンクールジェルつけて口の中へ。これまた翌朝爽快です。以上三つの商品、モノは試しで使ってみてください。これは「右」であり「左」です。ではでは皆さま、ご自愛の程ご歯愛の程。3370



BBTime 531 唇の脇役

BBTime 531 唇の脇役
「蘭の名はマリリンモンロー唇々々」山口青邨

解説には『季語は「蘭(らん)」。現代の歳時記では夏に分類しているほうが多いようだが、古くは馬琴の『栞草』のように秋の季語とした。(中略)ややこしいけれど、当歳時記では角川版歳時記の分類を基準としているので夏の部に入れておく。掲句は近着の「俳句」(2004年10月号)に載っていた大屋達治「山口青邨論」に引用されていたものだ。作句時の作者は九十歳を越えている。この句を味わうためには、なにはともあれどんな花なのかを知らなければならない。早速ネットで調べてみると、ときどき写真を借用してきた青木繁伸さんのサイトに鮮明なものがあり、縮小して掲載したが、なるほどねえと「納得々々」した次第だ。やはりモンローの顔を簡略化していくと、最後には「唇」が残るということか。アンディ・ウォーホールの版画を思い出したりした。ところで「唇々々」はどう読むのだろう。大屋さんは「くちくちくち」としているが、「しんしんしん」でも面白いかな。いずれにしても、青邨の茶目っ気は終生健在であったということだ。ユーモアも、文芸世界を支える大きな柱である』(解説より抜粋)。今回は唇の脇役・・健康な歯について。この蘭がマリリンモンロー

さて尊敬してやまない糸井重里氏のほぼ日に「いとをかし」を見つけました。8/7の今日のダーリンです。以下引用
『・まず、先日「左手で歯を磨く試みをもうやめます」と言ったけれど、今日気がついたら左で磨いていたので、もうどっちでもいいかと、やめるもやめることにしました。・歯磨きといえば、歯ブラシを強く押し当てて磨くと、ブラシ部分が早くダメになってしまうばかりでなく、歯磨きもうまくできてないことになる、と知ったのは、ずいぶん大人になってからでした。』

『歯磨きには、主になる目的があります。歯と歯の間の食べ物のカスや歯垢を落とすこと、歯と歯茎の間の食べカスや歯垢を落とすことです。そのためにブラッシングするのですから、歯垢をブラシの先の部分の弾力を利用して、弾き出す、掻き出すというやり方が正解です。強く押して磨くと、ブラシの毛が折れ曲がってしまって、弾き出す、掻き出すということができなくなります。それは、竹箒(たけぼうき)で落ち葉などを掃くとき、だれでも実際に経験していることでしょう。払うように、弾くように、掻き出すように、というのは、すべて同じような行為で、表面での仕事になります。押すとか、強くとかはまったく不要なのです。歯の表面についているヌルヌルを落とすにも、まったく同じことが言えるでしょう。こちらも表面についたヌルヌルの膜をはがすのですから、強く押したり高速で往復してもしょうがないですよね。』

『昨日、お風呂のなかで、ぼくは考えたのでした。歯磨きという「コト」には目的があって、それをするための道具として「歯ブラシ」という「モノ」を手に入れる。しかし、ぼくらはついつい「モノ」をモノとして選ぶことに熱心になり過ぎてしまって、本来ほしかったはずの口のなかを掃除する「コト」が、忘れられてしまうのだろうな、と。さらに「コト」についても「磨き」ということばが、床磨きとかタイル磨きのような動きを連想させて、強くだとか速くこすりたくなってしまうんですよね。いちおう、本日の教訓としては、「コト」を考えることで「モノ」を使おう、かな。
今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。古典的な説明。客はドリルを買うのでない。穴をほしいのだ。』

まさに「コト」(歯を守ること)を考えることで「モノ」(歯ブラシ・歯磨き粉)を使おう、です。最後の一文がまたまた「いとをかし」。ムシ歯のことを英語でcavity=空洞・穴と言います。「客はドリルを買うのでない。穴をほしいのだ。」は「人々は歯ブラシを買うのではない。穴が欲しくないのだ!」

先日8/5はモンローの命日、1962年没享年36歳。体の中で、本来最も寿命が長いのが「歯」なのです。熱い唇、朱い唇、脇役の白い歯をお守りください。皆さま、ご自愛の程ご歯愛の程。二曲目邦題は「口笛を吹きながら」1930