ニコラ歯科No.22:ニコライス

ニコラ歯科No.22:ニコライス
ニコ ライス(米)ではありません(笑)。
ニコラ イス(椅子)です。
ニコラ歯科の診療台、デンタルチェアーです。
来月オーダーするので希望項目を思案中。
使用者(来院者)のお立場から、遠慮なくご意見を!

ニコライスとは
1−    PMTC専用イス(ニコラ歯科はメンテナンス専門です)
2−    足枕必要(約50分かかるので)
3−    タービン不要(歯を削らないので不要)
4−    基本的にアシスト不在(衛生士がひとりでします)
5−    眠くなるイス(これがいちばんのホスピタリティ)
6−    落ち着いた色(スタバグリーン)
7−    ひとつは50歳代女性用(メインはやはりこの方々)
8−    もうひとつは20歳代女性用
9−    おおまかに若手向きと熟女(落ち着いた女性)向きに
10— キッズ向けイスはどうする?(既製の椅子か特注か)
11— タービン不要、モーター2本、3ウェイシリンジ
12— バキューム必要、排唾管必要
13— 超音波スケーラーは装備?オプション?
14− まだまだ続きます!!

岩波語感の辞典、その6「きれい」

語感の辞典その6「きれい」
きれい「綺麗」=「美しい」意、「清潔」の意を表す漢語。
くだけた会話から硬い文章まで幅広く使われる語。
漢語のわりに硬い感じがまったくない日常生活のことば。
美的以外に清潔の意もあるため
「美しい」より使用範囲が広いが、
「美しい行為」のように抽象化した例では
「−な」と置き換えられず、また、
「美しい愛の物語」を「−な愛の物語」と表現すると、
プラトニック・ラブめいた雰囲気に変わり、
感動とは縁遠くなる。*ホンマカイナ(笑)

Don’t shrink from doing what’s right.
正しいことをするのに、尻込みしてはいけない!

岩波語感の辞典5「麗しい」

語感の辞典5うるわしい「麗しい」
「美しい」に近い意の和語で、
雅語的な雰囲気を漂わせる若干古風な文章語。
会話では浮いた感じになりやすい。
「見目麗しい令嬢」「ご機嫌麗しい」など。
*美しい言葉ですが、少々ご注意を(苦笑)。

You’re the one who made me step forward.
君がいたからこそ、一歩前に踏み出せたの。

語感の辞典4「美しい」

語感の辞典4「美しい」
形や色や音などがうっとりするほど
美的に快く感じられるさまを表す基本的な和語。
「麗しい」のような雅語的な雰囲気の文章語ではないが、
「綺麗」よりは改まったいくらか文章語よりの表現。
くだけた会話ではあまり使わない。
*なるほどねえ!

I won’t argue with that.
それ、いいと思います。

語感の辞典3「美味」

語感の辞典3「美味」
びみ「美味」
「おいしい」意で改まった会話や文章に
用いられる硬い感じの漢語。
「うまい」や「おいしい」が食した人間の感覚を
直接表現している感じがするのに対して、
この語は飲食物自体の評価に重点があり、
そこから間接的に感覚をも表す、
という関係になるように思われる。
*なるほど、なるほど

A moving story!
こりゃ感動のストーリーだよ!

語感の辞典2「うまい」

うまい「旨い」
「味がよい」意の普通の表現だったが、
「おいしい」が多用されるにつれて、
男性がくだけた会話などで使う
少しぞんざいな響きを感じさせる
ことばになってきている。
*だそうです。

Make sure you keep warm!
寒くないように気をつけて!

「ムシ歯予防はワインと同じ!?」ーミテンより

「ムシ歯予防はワインと同じ」ミテン投稿2011/01

「この世でワインほど文明的なものはない」
アーネスト・ヘミングウェイ(アメリカの小説家1899-1961)

この言葉は「午後の死」に出て来るフレーズでこう続きます。
「この世でワインほど文明的なものはないし、
これほどの極致に到達した自然物も少ない。」
これには納得大賛成です。
筆者にとってワインは文化であり、
単なるアルコール飲料ではありません。

さてタイトル。
なぜムシ歯予防がワインと同じかをお話しします。
『歯を磨くことは、大きく言えば「人生をより味わうため」。
人生をより深く味わうために「切磋琢磨ハブラシ」で
自己磨きと同時に、専門家にも磨かせてください』
(ハナ通信No.72)。
『この際、口という器官を「人生を味わうための器官」と
とらえてみてはいかがでしょうか』(No.73)。
『字面を見ても「幸福増大ケア」の方が良さそうでしょ!
悪くなって歯の治療を受けるより(最小不幸治療)も、
白い歯を保つ習慣(幸福増大ケア)へ切り替えてみませんか?』
No.74)と、
ハナ通信に書きながら、ふと考えました。
食事であれば「単に満腹になればいい」、
お酒なら「酔えればいい」、
服でも「着られればいい」という考え方はありますし、
否定する気もありません。
ワインに関しても同じことが言えます。
となると、その人の人生、人生観も同じく十人十色です。

もうお分かりでしょう。
「悪くなってから治せばいい」という考えも存在します。
「人生を味わうために・・」とは言え、味わい方は人それぞれ。
歯科医から見て、ムシ歯にするのはもったいないと思っても、
それはあくまでも歯科医師の物差し。
食事でもワインでも服でも、何を選ぶかは、その人の物差し。
ムシ歯予防を望むか否かは、その人の価値観、文化!

ご存じ、ワインはヨーロッパを中心とする文化で、
日本においては舶来品。
日本は木造建築、海に面しているなどで、
大陸とは異なり「使い捨て」的な文化・習慣が
つくられたのかもしれません。
北欧では当たり前の「歯科予防」、
例えばPMTC(歯のクリーニング)も、
北欧から日本に導入されてまだ十数年です。
ゆえに歯科予防は焼酎や日本酒ではなくやはりワインなのです。

もうひとつ、ワインの特徴として
「熟成」というある一定の時間を必要とします。
ワインの産地、葡萄の品種、銘柄(作り手)などによって、
その期間はさまざまですが、十年、二十年で
やっと飲み頃になるワインも多くあります。

上の図を見て下さい。
ご本人(子どもさん)が、歯の価値、白い歯の価値、
健康な歯の真価を認識できるのは何歳でしょうか?
永久歯が生え始める六歳で可能でしょうか?
無理だと思います。
勉強を例にイメージしてみて下さい。
親や学校の先生から「勉強しなさい」と言われても、
高校受験を目の当たりに、
また大学受験が迫って来て、
初めて「自ら勉強しなければ」と
実感できるのではないでしょうか。
自覚が遅すぎて不合格となっても浪人という方法はあります。
しかしムシ歯になってしまったら、
終わりです(元に戻すことは不可能です)。
持って生まれた「ダイヤの原石」を磨くことなく
「ただの石」にしてしまうのです。
ここで御理解願いたいのは、子どもさんに自覚しなさい、
と言っているのではないのです。
子どもさん御本人は15歳とか18歳になって
初めてしっかり理解できるのです。
歯が熟成(本人が白い歯の価値を認識できるまで)するまで
15年、20年かかるのです。
この熟成を必要とする点においても、
まさしくワインです。
ちなみに、熟成をお手伝いをすることも歯科医師の仕事なのです。

歯はまさしく「極致に到達した自然物」です。
生えて来た時は「白い歯」。


気がつけば、その白い歯が
「黒い歯:ムシ歯」になってしまうのは、
ひょっとするとあなたの文化が関与しているのかも。

「ずっと白い歯」という文化・習慣を手にしてみませんか、
喜んでお手伝いします!

語感の辞典1

語感の辞典1

岩波書店から『語感の辞典」が出ました。
帯には「日本語の新しい辞典です。
意味は一様であっても言葉には
微妙な「語感=語のもつ感じ」の違いがある」
とあります。今週は語感を五感で感じてください。

「おいしい:美味しい」
「味がよい」意の上品な表現だったが、
今では男性も多用するようになり、
普通の言葉に近づきつつある。

It really means something to us.
僕たちには本当に意味のあることなんです。

兎にちなんだ唄:故郷

「故郷:ふるさと」高野辰之作詞

兎 追いし かの山
小鮒釣りし かの川
夢は今もめぐりて
忘れがたき ふるさと

如何(いか)にいます 父母
恙(つつが)無しや友垣
雨に風につけても
思い出ずる ふるさと

志を 果たして
いつの日にか 帰らん
山はあおきふるさと
水は清き ふるさと

1914年(大正3年)発表の唱歌で、
「かの山」は長野県中野市の大持山、
「かの川」は斑川がモデルのようです。

No doubt about it. 間違いないわ。

待ちぼうけ2

「待ちぼうけ」北原白秋

3番:待ちぼうけ 待ちぼうけ
昨日鍬(くわ)とり 畑仕事
今日は頬づえ 日向ぼこ
うまい伐り株 木のねっこ

4番:待ちぼうけ 待ちぼうけ
今日は今日はで待ちぼうけ
明日は明日はで森のそと
兎待ち待ち 木のねっこ

5番:待ちぼうけ 待ちぼうけ
もとは涼しい黍畑
今は荒れ野の箒草(ほうきぐさ)
寒い北風 木のねっこ
*満州の伝説を満州教育会用童謡として作ったものだそうです。

They are not averse to working hard.
彼らは一生懸命に働くことに吝か(やぶさか)ではありません。