笑うこと

「笑うこと」田中章義

はしゃいでいる人の

顔はいいのに、

はしゃごうとしている人の顔は

どうしてこんなに

さみしいんだろう。

いろんなことに

無理しすぎているんだから

せめて、

笑うことにまで

苦労しなくていいんだよ、

きっと。

*これは笑い療法士のコンセプトに沿う考えだと思います。

笑い療法士はこちら

My brother’s ideas about music are similar to my own.

私の弟の音楽に対する考えは,私のそれと似ている。

六十の手習い

Nunca es tarde para aprender.

西:ヌンカエスタルデ パラアプレンデール

習うのに遅すぎることはない=六十の手習い。

*九月末でラジオの語学番組は終了、

これは最後のスペイン語のフレーズでした。

Let’s cash in on this.

せっかくだから(よい機会だから)これをうまく利用しよう

ソムリエも人間ーヒロシの酒部屋No.35

<ソムリエも人間>
現地の雑誌の情報で、評判が良いと書かれていたので、
こちらから予約して行った事があります。
場所は、ジュブレシャンベルタンの畑の横で
洞窟を利用した様な雰囲気の良いレストランでした。
決していい印象のソムリエではありませんでしたが、
自信ありそうな感じだったので、白赤とチョイスした後、
あなたのお薦めはと聞いたのが間違いで、チェンジした赤が
なんとも無難すぎる力のない味で、
ま、力のない平凡な料理だったので合うと言えば合うのだろうが!?
ただ救いだったのは、食事した後、セラーを見学させていただき、
その時、彼の好みのドメーヌを聞き、なぜそのワインを紹介しなかったの?と
言ったら、苦笑いしていました。ま、少し心が通じたかな!?

そういう事があって、昨年ボルドーのレストランでの事。

白ワイン

ソムリエが出てきましたが、相談せず、まず白をチョイスすると、
そのソムリエが、「トレビアン」と言い、ま、社交辞令かなと思い、
次に、赤をチョイスすると、何も声を発しませんでした。

赤ワイン

あれっと思いましたが、実際両方試してみると
なるほど!赤は悪くなかったのですが、
彼は正直に反応してくれたのかと思うと、
相談すれば良かったなと後悔しました。
料理もすばらしかったし、
そのソムリエの雰囲気も悪くなかったのですが、
私のソムリエを見る目がなかったのでしょう!
ソムリエではありませんが、
以前カオールのレストランに行った時、
すばらしいメートルがおられました。
またあの接客を受けてみたいものです。

過去の「ヒロシの酒部屋」はこちら(No.1-18)

やる気より仕組み

「やる気に頼るな、仕組みに頼れ」

「長期的にはいい結果が得られるが、

短期的には辛抱が必要なことを続けるには、

やる気に頼らない仕組みを作れるかどうかが鍵だ」

「やる気だけでは

結果が出るまで続かないから」

「あなたに欠けていたのは

やる気ではなく仕組みです」

勝間和代の言葉 2009/05/16 朝日新聞より

やる気より仕組み

Let’s cash in on this.

せっかくだから(よい機会だから)これをうまく利用しよう

Out of nothing, nothing comes.

まかぬ種は、生えぬ

経営と思いーヒロシの酒部屋No.34

<経営と思い>
先日、ある県外の焼酎バーの方から電話で、
「お客さんにとって何が一番大事な事ですか?」
という質問を受けました。
彼ほど焼酎に対して
真正面からまじめに真剣に取り組んでいる方は、
この本場鹿児島にもいません。
鹿児島にも何度も来られ、
あまりにも深く入り込んだためにその感じてきたものを
全てのお客さんに伝えたいという思いが強すぎて、
本物の本道を突き進んでいます。
その結果、たとえば、この焼酎の飲み方は、
この焼酎を活かしてあげるには、
など全くその通り間違いのない事を薦めているのですが、
それを求めないお客さんに対しては、
妥協しないといけないのかという疑問が、
彼の存在価値そのものがなくなりそうで、
怖いのかもしれません。

私の答えは、
経営を考えれば聞く耳を持っている方のみを満足させても
経営として成り立たないので、最終的には聞く耳を持たない方も含めて、
その方々が満足すればいいのではと伝えました。
その中で自分の伝えたい事を少しずつ浸透させていくべきだと!

そういう私はどうかと言えば、
自分が納得した、売りたい商品しか置いてません。
この時点ですでにお客様が限定されているかもしれません。
たぶん鹿児島だけではこのスタイルで飯は食えないでしょうが、
全国に賛同して下さるお客様がおられるからこそ、
経営が成り立つのでしょう!
そう考えると、業務店さんに助言できる立場ではないですね!

過去の「ヒロシの酒部屋」はこちら(No.1-18)

ムシ歯をつくらない歯医者11

「CとPは今やほぼ完全に予防できる」

先日神戸で開催されたシンポジウム

「定期健診型予防歯科医院の作り方」

-疾患を生まない、生ませない仕組み作り-

に演者として参加しました。

その時の基調講演の中に出てきた言葉が

「CとPは今やほぼ完全に予防できる」です。

Cとはカリエス、ムシ歯のことで、

Pとは歯周病、シソーノーローのことです。

歯科における二大疾患、ムシ歯とシソーノーローは、

さけることができる病気なのです。

例えば、ガンにならない生活スタイルとか、

食生活などの本が、巷にはあふれています。

それらのことを完璧に実践したとしても、

100%ガンにならないとは言えないでしょう。

しかし、歯科におけるムシ歯とシソーノーローは、

言えるのです。

「万緑の中や吾子の歯生えそむる」と中村草田男の有名な句があります。

この「生えそむる」の時の歯は特殊な場合をのぞき完璧です。

他の疾患、つまり他の臓器と歯の大きな違いは、

生えてきた時は完璧に健康で、その後病気=ムシ歯になる、

しかも後天的要因(生まれたあとのこと)で、

ムシ歯になるか、ならないかは人為的にコントロールできる。

他の臓器はこうすれば100%病気にならないとは言えません。

しかし、歯は完璧な状態で生え、

しかも、こうすればムシ歯などから守ることができるという、

方法が確立されている。

そうであれば「後手後手医療」から「先手先手予防」が、

良いと思いませんか。

見事な相性ーヒロシの酒部屋No.33

「見事な相性」
6年前ぐらいに仕入れたカオールの白ワインですが、
1999年産で葡萄はヴィオニエ種なので、
テーブルワインとなります。
カオールの白
ちょっと状態を見たくて、
でもただ試飲するだけでは味気ないので、
フレンチレストラン「ガブローシュ」で試す事にしました。

もちろん前日の夜に予約を入れたので、
料理との相性なんて考えもしませんでした。
まず熟成具合がわからなかったので
しっかり冷やした状態でテイスティング。
健康な状態でとても良い熟成をしていたので、
前菜はその冷えた温度でいただき、
そのまま温度を戻していきました。

そして二皿目が、ブルターニュ産の少し薫製されたサーモン。
これは正に見事すぎる程の相性で、特に白ワインの温度が戻って
少し熟成感のあるしっとりとした味になった時との相性は抜群でした。
白ワインの熟成には勇気が必要ですが、
これほど良い状態で熟成された白ワインを飲めるのは
ほんとに稀な事です。

過去の「ヒロシの酒部屋」はこちら(No.1-18)

秋晴れ

「秋晴れの空気を写生せよといふ」沢木欣一

*日南の秋晴れは、まさしくこの空です。

お腹いっぱい吸い込んでも、

貯まらずにスルーッと流れ出るくらい澄んでいる空気です。

Out of nothing, nothing comes.

まかぬ種は、生えぬ

Taking a walk in the morning is good for the health.

朝の散歩は健康に良い。

鰯雲

090924

「あ そうかそういうことか鰯雲」多田道太郎

*字足らずではなく

「あ」の次の一息も立派な文字のように思えます。

俳句とは普段の何気ないことを明瞭に表現してくれます。感服!

Considering his age, he runs fast.

年齢のことを考えると、彼は走るのが速い。

ムシ歯をつくらない歯医者10

話がそれますが、

その昔「バケツの穴」という「みんなのうた」がありました。

バケツに穴があいている→

困ってないでなおしてよ→

わらでふさげばいいけど長い→

短く切ればいいじゃない→

ナイフで切ればいいじゃない→

ナイフがさびて切れない→

研げばいいじゃない→

研ぐには水が必要→

バケツで水をくもう→

バケツに穴があいている・・・

似てませんか?

だから、バケツに穴があく前に、

手を打つべきなのです。

後手後手医療から先手先手予防へ!