BBTime 530 呵呵大笑

BBTime 530 呵呵大笑:かかたいしょう
「赤とんぼじっとしたまま明日どうする」渥美清

本日八月四日は寅さんの命日。1996年、享年六十八。掲句は秋の句ですが御容赦を。解説には『掲句はもう一歩踏みだしている。お前、明日はどうするんだい。そう言ってはナンだが、何かアテでもあるのかい。この優しい呼びかけは、もとより自身への呼びかけである。お互いに、風に吹かれて流れていく身なのだからさ。と、赤とんぼを相棒扱いにして呼びかけたところに、露風とはまた違う生活感のある人間臭い抒情味が出た。作者は、ご存知松竹映画「『男はつらいよ』シリーズ」で人気のあった寅さんだ。いや、寅さんを演じた役者だ。渥美清は、俳号を「風天」と称していた。「フーテンの寅」に発している。掲句は朝日新聞社発行の雑誌「アエラ」に縁のある人々の「アエラ句会」で披露された45句のうちの一句。熱心で、句会には皆勤に近かったと、亡くなった後の「アエラ」に出ている。このことを知ると、どうしても「寅さん」が詠んだ句だと映画に重ね合わせて読んでしまう。止むを得ないところだが、しかし、そういうことを離れて句は素晴らしい。「どうする」の口語調が、とりわけて利いている。この秋の赤とんぼの季節も、そろそろおしまいだ。「明日どうする」。どうしようか。「アエラ」(1996年8月19日号)所載』(解説より抜粋)。今回は寅さんへのオマージュ・・第45作「寅次郎の青春」にエキストラ参加したひとりとして。

タイトルの「呵呵大笑:かかたいしょう」とは、大声をあげて笑うことです。最近、興味深い記事を目にしました。この方が笑うとすべて「呵呵大笑」になるのでは、と思ってしまいます。漢字スタンプはこちら(小生作)。

その記事とは「世界で最も大きな口」の女性、米国人のサマンサ・ラムズデルさん ギネス記録」です。『(CNN) ギネス・ワールド・レコーズは8月1日までに、米コネティカット州に居住するサマンサ・ラムズデルさん(31)を世界で最も大きな口を持つ女性として認定した。開口した場合は縦が6.56センチ、横が10センチ以上と測定された。ラムズデルさんによると口の大きさは既に有名だったが、動画アプリ「TikTok(ティックトック)」上で記録への挑戦を促されたのがきっかけだった』(記事より抜粋)。

記事動画を見て頂くと口がいかに大きいか・・歯科医としては口が大きいと言うよりも「いかに大きく口が開くか」のような気がします。日々の診療の中で、口が開かない、口を開けない、口が開けづらい方が何かしら増えてきたように思います。日常的に大きな声を出さず、大きなモノ(食べ物)を食べず、欠伸(あくび)せずなのでしょうか?歯科医としては治療しにくいので大きく開けて欲しいところです。見て頂くと気付かれると思いますが白い歯です。大きく開けば、奥までしっかり磨けます!やはり「大きいことは良いことだあ!」。ちなみにこの方の愛称も大口です。

まだまだ暑さは続きます、ご自愛の程ご歯愛の程。9940



BBTime 529 看脚下

BBTime 529 看脚下:かんきゃっか
「涼しやとおもひ涼しとおもひけり」後藤夜半

早くも葉月八月、うだるような日中ですが、僅かばかりの涼を!
句の解説には『涼し。暑い夏だからこそ、涼しさを感じることもまたひとしお、と歳時記にある。朝涼、夕涼、晩涼、夜涼から、風涼し、星涼し、灯涼し、鐘涼しなど、さまざまなものに、ひとときの涼しさを詠んだ句は多い。涼し、は、読むものにわかりやすく心地よい言葉であり、詠み手にとっても、使いやすく作りやすい。それにしてもこの句は、さまざまな小道具や場面設定がいっさい無い。暑さの中を来て木陰に入ったのか、あ、涼しい、とまず思う瞬間があり、それから深く息を吐きながら、やれやれ本当に涼しいな、と実感しているのだろう』(解説より抜粋)。今回は温暖化阻止、環境問題についてのお話。

「看脚下」かんきゃっか:脚下(あしもと)を看(み)よ。禅寺の玄関で目にする禅語です。『圜悟克勤(えんごこくごん)が「看脚下」(かんきゃっか)と答えました。つまり「真っ暗で危ないから、つまずかないように足元をよく見て歩きましょう」と答えたのです。この言葉が師匠の心にかない「そこだ、その通り」と絶賛したということです』(引用元はこちら)。足下といえば先日、靴を買いました。メーカーは「allbirds:オールバーズ」。このブランドは環境問題に真っ向から向き合っています。

──そもそもニュージーランドの代表まで務めたプロサッカー選手が、なぜフットウェアブランドを始めたのでしょうか?
ブラウン:私自身、スニーカーをコレクションするような、いわゆるシューズマニアではちっともありませんでした。根本にあったのは地球温暖化を食い止めるためのサステナビリティの実現であり、着眼したのはインパクトの大きさでした。世界の二酸化炭素排出量のおよそ10%をファッション産業が占めている中で、フットウェアの産業規模の大きさが重要だったのです。世界では年間200億足ものフットウェアがつくられ、同じだけどんどん捨てられています。そうしたサイクルの中で、環境負荷を軽減する必要が喫緊だと考えたのです。私の共同創業者のジョーイ・ズウィリンジャーは再生可能エネルギーに関するスタートアップで働いていましたが、彼との出会いがきっかけとなって、ブランドを始められることができました。目標は、はじめもいまも、ネットゼロインパクトのフットウェアを生み出すことです』(引用元)。

昨今の水害や異常気象、先週からの異常な高温、温暖化の影響と考えざるを得ません。温暖化は決して人事(ひとごと)ではなく、温暖化阻止は今日からあなたにできる事です。いつものようにこじ付けですが、ムシ歯予防することにより、今や金(ゴールド)より高いパラジウムを節約できます。歯や金属を削るための電気を節約できます。それよりも何よりも、あなたの治療に費やす時間とお金、不愉快さをゼロにできます。予防に勝る治療なし、予防に勝る温暖化阻止なし!歯科の予防にはセルケア(ご自分での歯磨き)とプロケア(歯科衛生士によるケア)があります。是非、充実した予防ライフ実践で温暖化阻止を!ムシ歯予防が環境保護につながる、歯を白くする(磨く)と地球はより青くなる、歯を守ることが地球をまもること。皆さま、くれぐれも暑さにはご注意、ご自愛の程ご歯愛の程。次の曲で暑い暑い暑い夏を乗り切ってください。9370




BBTime 528 美味求真

BBTime 528 美味求真
「美しき緑はしれり夏料理」星野立子

好きな句です。席に着いた人の口から「美味しそう!」と聞こえてきます。庭先でのバーベキューに供されたサラダでしょうか。今回はオイシイ!がキーワードのお話。

最近目にした二つの記事。ひとつ目は「カゴメ、植物由来食品の開発で提携 健康関連スタートアップのTWOと」の記事(日経新聞4/14)。『カゴメは14日、健康関連スタートアップのTWO(東京・渋谷、東義和代表)と植物由来の原料を使った食品開発で提携したと発表した。大豆などの植物由来原料を使った食品は「認知度向上が大きな課題」(カゴメの山口聡社長)だ。カゴメはTWOと組むことで、新しい商品の開発を共同で進める』(記事より抜粋)。

『株式会社TWOは2021年4月、プラントベースドフード(植物由来原料)ブランド「2foods」(トゥーフーズ)を立ち上げ、 同時にカゴメ株式会社とも業務提携することを発表した。 2foodsのコンセプトは、味覚を刺激する美味しさ「Yummy」と、食べることでカラダを整える健やかさ「Healthy」、この2つを併せ持つ、“ヘルシージャンクフード”。おいしさやビジュアル、食欲をそそる香り、そして、手頃な価格で、すべてプラントベースドフードの食事やデザート、ドリンクなど合計約60種類を提供する。
また、4月14日には飲料・食品・調味料の大手メーカー「カゴメ株式会社」と業務提携契約を締結し、プラントベースドフードの新しいプロダクトを共同開発する他、プラントベースドフードの普及・マーケットのますますの拡大を図る予定だ』(出典はこちら)。

『植物性食品は健康にいいだけではなく、地球環境にも優しい。いま、人口増加による動物性たんぱく質の供給不足がある中、植物性たんぱく質は動物性のたんぱく質に比べ、生産に必要な水や温室効果ガスの排出量、必要土地面積、飼料が軽減されると言われている。そのため、人口増加によって深刻化している食糧危機を解消する手段のひとつとしても、世界中から期待を寄せられている食品だ』(出典元)。薬はともかく、食べ物においては「良薬口に苦し」ならず「良薬口にも美味し」のようです。

料理のデリバリー増加につれて容器も進歩しているようです。二つ目の記事は「ラーメンがのびない 新型容器が覆す「出前の当たり前」(記事はこちら)。その内容は『容器はフードデリバリー大手の出前館と、食品トレー最大手のエフピコが共同で開発した。特徴は、麺や具材を入れる上の皿と、スープを入れる下の皿に分かれており、麺がのびないことだ。みそ熊の岡本さんは「作りたての麺の硬さに近い形で運ぶことができる」と利点を語る』(一部抜粋)。

この記事を読んで思い出したのが「鰻重と鰻丼」の違いで、見ての通り鰻とご飯が別々(鰻重)か、ご飯の上に鰻がのっている(鰻丼)かです。一説によると出前の際に鰻が少しでも冷めないように熱々のご飯にのせたと聞きます(こちら参照)。同じテークアウトでも、ラーメンは別々に鰻は一緒にすることで美味しさを保つ、古今東西「美味求真」への情熱は冷めないようです。ムシ歯予防も美味求真・・皆さま、ご自愛の程ご歯愛の程。6220


おやつ:「おいしい予防」を考えております、来年夏スタート!

BBTime 527 門前雀羅

BBTime 527 門前雀羅:もんぜんじゃくら
「暑中休暇の雀来てをり朝の庭」清水基吉

昔懐かし、夏休み初日の朝は最高でした!解説に『子供であれ大人であれ、夏休みの朝は格別な気分になる。とくに休暇がはじまった朝は、いつまで寝ていてもよいようなものだが、かえって早起きをしたりする。日常とは異なる生活時間の流れを意識して、軽い興奮状態になるからだろう。静かで、なんでもないように写る句であるが、そこらあたりの気分をよくとらえている。休暇であろうとなかろうと、毎朝庭に雀は来ているわけで、しかし日頃は気にもとめない存在でしかない。あわただしい朝の時間に追われて、来ていることすら意識しない場合のほうが多いだろう。それを今朝ははっきりと意識して、しばらく眺め入っているという句境』(解説より抜粋)。今回は順序についてのお話。

7/15毎日新聞の新コラム「毎日のことば」で知りました。解説は『もんぜんじゃくら【門前雀羅】――来客がなく閑散としているさまを表します。出典は中国の古典「史記」。門前にスズメを捕る網を張ることができるほど訪問者が少ないことを嘆いた表現です。逆の意味の慣用句に「門前市(いち)をなす」があります。』(毎日新聞7/15朝刊より)。

飲食店やお酒は悪くないのに・・門前雀羅とは理不尽さを感じます。今更ながらですが・・今回の新型コロナウイルス感染症に関して、順序において問題があると(繰り返しますが)今更ながらに思います。観客の有無において、飲食店に関しても、お酒も「感染の有無」「感染者か否か」を十把一絡げに相手とするため起こる規制や制限です。競技場やお店の入り口で「陽性か陰性か」がはっきりすれば、もっと言うならば、その人が家を出る前にご自身ではっきり知っていれば、有観客か無観客かはない話です。・・感染症拡大当初(2021年はじめ)ならまだしも丸一年経っても同じことをしている。もちろん全ての国民を検査するのは不可能でしょうし、選択の自由・人権など考慮すべきことも多々ありますが・・。加えて、小見出し「自粛時の飲食店は」が「自虐時の」に見えます。本来、何も悪くないのですから「自粛」ではないよなと思います。・・「自粛」自分の行動に対する反省に基づき、自分から進んで慎むこと。「自虐」自分で自分を(必要以上に)いじめること。(新明解国語辞典より)

以前セミナーで「洗濯理論」の話をしました。仕事で使うタオル洗濯の話で、空の洗濯槽に「タオル+洗剤+水」の順に入れて洗濯機をオンにすると(通常の使い方)、タオルが偏り途中で「ブーブー」と鳴り洗濯機ストップ。そこで一案!空の洗濯槽に洗剤を入れ水を張ってから、使用済みタオルをその都度投げ入れ、タオルが貯まってスイッチON、この順序ならスムーズに洗濯が完了します。登場人物は同じでも順序が違うだけで結果が異なる、これが洗濯理論。

画像は橋下氏のツイート、同感です。コロナウイルス感染症も、現在の色々な規制においても、今までの流れのなかで受け入れるのではなく、潔く今「まずすべきこと」は何かを常に問い直し行動すべきだと思うのですがね。

最後にいつもの我田引水です。歯医者に行くのなら、問題発生後に行くよりも発生前に行く方が、二百倍以上の価値があります。洗濯理論と同じ!後手後手医療よりも先手先手予防を!皆さま、ご自愛の程ご歯愛の程。5280


おまけ1)二曲目のChip Taylorは女優アンジョリーナ・ジョリーの叔父さんにあたり79歳時の録音です。おまけ2)冒頭の句が夏休み初日なら次の句は休み最終盤。
「かなかなやまっしろおばけの宿題帳」岡田葉子
宿題もムシ歯予防も先手先手がよろしいかと。

BBTime 526 BBT

BBTime 526 BBT
「土用鰻劉寒吉の歌と待つ」八木林之助

今年の土用丑は七月二十八日です。句の解説には『作者は、しかるべき店で注文し、料理が運ばれてくるのを待っている。箸袋にか、あるいは店内に飾られている色紙にか、劉寒吉(りゅう・かんきち)の歌が書かれているのだから、店のある場所は九州の鰻の名産地・柳川だろう』(解説より抜粋)。柳川へ学生時代に行きました!本吉屋か若松屋でしょうかね。さてタイトルの「BBT」とは?ズバリBBTimeのことです。ではBBTimeとは?・・ズバリBrush Beat Timeのことです。訳すなら「音楽聴きながら歯磨きタイム」。早速、機嫌の悪い人も上機嫌の方も、まずはこの動画を観ながら歯磨きを!4:59 磨けます。

キレイな歯に感動しながら観てました。さてお次は・・ちょっと違うけど、あの曲。最後がこれまたシュール。3:53 磨けます。

気付かれましたか?一人二役です。実は、一人二役を演じている人がこの方です!2:11 磨けます。

実は、次の動画を偶然見つけてハマってしまいました!2:26 磨けます。

頭に血が上っているのでは?鎮めましょう。3:47 磨けます。

健康は「健体康心:けんたいこうしん」の略です。身も心も平常に保つために「Pooh:プー」は必要です。3:06 磨けます。

決してラジオ体操としてオススメしません!ラジオ体操ならぬラジカル体操。3:18 磨けます。終わりの方に脳味噌体操もあります。

もうかなり歯がキレイになったのでは!昔よく耳にした曲です。3:54 磨けます。

お疲れ様でした。ラストはじっくり聴いてください。(4:11 磨けます)

皆さま、歯も体も脳味噌もご自愛の程、ではでは 1970

BBTime 525 おやつと二日酔い

BBTime 525 おやつと二日酔い
「舌噛むなど夜食はつねにかなしくて」佐野まもる

句の「夜食」と今回の「夜おやつ」は別腹ではなく別物です・・なぜなら解説に『季語は「夜食」で秋。なぜ「かなし」なのかといえば、夜食は本来夜の労働と結びついおり、夜遊びの合間に食べるというものではないからである。夜遅くまで働かないと生活が成り立たない、できればこんな境遇から逃げ出したい。そんな暮しのなかにあっての夜食は、おのれの惨めさを味わうことでもあった。ましてや「舌噛むなど」したら、なおさらに切ない』(解説より抜粋)とのこと。先日、夜おやつの記事を見つけましたので、今回「おやつ」について。また掲句は秋です、悪しからず。

その記事タイトル「その夜おやつ、ちょっと待った! 寝る前の不摂生は、翌日の仕事の効率を下げる?最新研究の結果」・・その内容は『調べたのは「夜の不摂生が、次の日の仕事のパフォーマンスに影響を与えるか、どうか」。企業に勤務する97人に、10日間にわたって、前夜の食事内容と、体調や仕事のパフォーマンスに関して聞きました。そして「夕食を食べ過ぎた」や「寝る前にジャンクフードを食べた」と回答した場合などを「不健康な食事をした日」と判定しました』(記事より)。

『この研究がユニークなのは、体調だけでなく、「仕事のパフォーマンスへの影響」を調査したことです。とくに「援助行動」と「離脱行動」という2つの行動の多さについて調べました』『研究の結果、夜に「不健康な食事」を行った人の場合、次の日の「援助行動」が減り、「離脱行動」が増える傾向があることが分かりました。しかもその影響は午後にまで続いていました』(記事より抜粋)。

「援助行動」とは、同僚が困っているのを見かけたり、スラック(ビジネス用チャット)上でヘルプを求めていたりする時に、自分の時間を割いて手助けしてあげようとする行動とのこと。また「離脱行動」とは、簡単にいえば仕事を怠けてしまうこと(記事より)。ではなぜ?夜おやつの翌日のパフォーマンスが低下するのか。二つの理由が考えられるとのこと。

記事によると『まず、食べ過ぎによる翌朝の頭痛や腹痛などの体調悪化が直接的に影響している可能性。夜の食べ過ぎは消化器官に負荷をかけます。そのことが、次の日の体調に影響を与え、仕事のパフォーマンスを落としていたのかもしれません』『そしてもう一つの可能性として挙げているのが、精神状態の影響。不健康な食事をした次の朝には、罪悪感などマイナスの感情を覚える人が多いことが分かりました』(抜粋)。

先日、少々ワインを飲みすぎまして翌朝軽い二日酔い・・記事読んで「夜おやつ」翌日の心身状態は、言わば軽微な「二日酔い」と同じだと思います。適量を越したアルコールは当然、代謝の負担がかかります。また精神にも「あそこでやめときゃよかった」と後悔の念が。「夜おやつ」を二日酔いと同じと捉え、心地良い・心地酔いでやめとくべし!・・わかっちゃいるけどやめられない。

「心地良い酔い」でやめられないから二日酔いになるのです、百も承知!そこで「夜おやつ」防止法をひとつ。小腹が空いたら迷わず「歯磨き」を!夜磨きは、お腹(胃)にも心にも歯にも良いし懐にも・・と思うのは歯医者だけでしょうか(笑)。0490


お代わり:ギルトフリー・スイーツ 以前BBTime 319「三つ星」に罪悪感ゼロ菓子について書いております。以下引用『「ギルティフリー」とは“(食べても)罪悪感のない”という意味の英語。適度な間食を摂ることで、空腹や過食による血糖値の乱高下を予防したり、空腹感を調整して体重の増加予防につなげるという効果があります』・・夜おやつが擬似二日酔いとするならば、ギルトフリースイーツはノンアルコール飲料でしょうか。ただし、ギルト(罪悪感)フリーであってもカリエスフリー(ムシ歯ゼロ)ではありません。やはり夜に小腹が空いたら、歯磨きを!

 

BBTime 524 ファストバナナ

BBTime 524 ファストバナナ
「五月雨を集めて早し最上川」松尾芭蕉

あまりにも有名な句ですが裏話を読むと・・『知っている人もいると思うが、この句の原形は「さみだれを集めて涼し最上川」であった。泊めてくれた船宿の主人に対して、客としての礼儀から「雨降りのほうが、かえって涼しくていいですよ」と挨拶した句だ。それを芭蕉は『おくのほそ道』に収録するに際して、「涼し」を「早し」と改作した。最上川は日本三大急流(あとは富士川と球磨川)のひとつだから、たしかにこのほうが川の特長をよくとらえており、五月雨の降り注ぐ満々たる濁流の物凄さを感じさせて秀抜な句に変わっている。ところで、実は芭蕉はこのときにここで舟に乗り、ずいぶんと怖い目にあったらしい。「水みなぎつて舟あやうし」と記している。だったら、もう少し句に実感をこめてくれればよかったのにと、私などは思ってしまう。単独に句だけを読むと、最上川の岸辺から詠んだ句みたいだ。せっかく(?)大揺れに揺れる舟に乗ったのに、なんだか他人事のようである。このころの芭蕉にいまひとつ近寄りにくい感じがするのは、こういうところに要因があるのではなかろうか。』(解説より抜粋)。今回は「早し・ファスト」について。

先日、大好物バナナの記事を見つけました。フランク・ラポルト=アダムスキー氏の提唱する理論に関する記事「日本人に多い「腸を汚すバナナの食べ方」5大NG」。まず前提に「「食べ物は『何を食べるか』ではなく、『何と組み合わせて食べるか』が大事」ということ」。その組み合わせとは「速い」と「遅い」で、食物(フード)には腸の通過が「速い」と「遅い」とがあるようです。

「アダムスキー式腸活法」というのは、食品を「下りてくるのが速い食品(ファスト)」と「下りてくるのが遅い食品(スロー)」に分け、この2種類を同時に摂取しないことで「腸の詰まりを防ぐ」腸活法です。  「バナナ」をはじめとした果物は、「消化管を早く通過する『ファストの食品』」に分類されます。ほかにも「ヨーグルト」や「はちみつ」といった食材が「ファスト」のカテゴリーに含まれます。一方で、「通過の遅い『スローの食品』」には、「小麦粉」や「米」「肉」「魚」「野菜」「ナッツ」などがあります。 したがって、バナナ(ファストの食品)を食べるときには、こうした「スローの食材」との組み合わせを避ける必要があるのです』(記事より)。

ちなみに記事タイトルにある「5大NG」とは・・NG1「バナナ×小麦」具体的にはバナナケーキ、バナナマフィン、バナナ入りのパンなど。NG2「バナナ×ナッツ」。NG3「バナナ×豆乳」バナナヨーグルトやバナナ牛乳はOKですが、大豆製品はダメとのこと。NG4「食後のバナナ」。NG5「朝食の米やパン×バナナ」・・なぜNGなの?

記事によると『「どんなスーパーフードでも、消化管が詰まって『正常に流れていない状態』では、腸の中で『奇跡』を起こせない」と考えるのが「アダムスキー式腸活法」なのです。  いくら体にいい物質を食べても、それを体の内側に取り込む通路「腸の壁」が汚れでふさがっていれば、バナナは効果を発揮できないまま体外へ排出されていくことになります。むしろ、あまりに長い時間、腸内にとどまったバナナは腐敗し、これがさらに腸をふさぐことになりかねません。「バナナ」だけでなく、どんな食べ物であっても、「腸を汚さない食べ方」を心がけ、「腸が栄養を吸収できる環境を整えてあげる」ことが、お腹だけでなく体全体の健康のために欠かせないのです』(記事より抜粋)。

記事を読むと、小生のバナナの食べ方・楽しみ方はほとんどNGのようです。しかし「アダムスキー式腸活法」を遵守すれば、気軽にバナナを楽しめないような気がします。(小さな声で)バナナは薬じゃない!と呟きたくなりますが。

ところで「ファスト」「スロー」といえば、口の中の通過速度も重要なんです。お分かりのように「スロー」な食べ物・スイーツはムシ歯発生リスクが高く、「ファスト」なものはリスクは低くなります。キャラメルは超スロー、ハイチュウなんぞ超超スロー。アイスクリームやプリンはファストです。梅雨明けのスイーツには是非ファストのスイーツを!ファストスイーツお代わりをどうぞ!「ハイチュウ中毒ハイ注意」「飴と雨」「五輪と三輪」8020


お代わり:三枚目画像の意味をご存じの方も多いのでは?「鰻と梅干し」は食い合わせが良くない、と聞きます。「合食禁:がっしょくきん」「食合禁:しょくごうきん」と言われるそうで、医学的には「鰻と梅干し」はNGではなくむしろ良いとのこと。これはフェイク、詳しくはこちら。ちなみに今年の土用の丑は7/28水曜日。

BBTime 523 漱石枕流

BBTime 523 漱石枕流:そうせきちんりゅう
「朝貌や惚れた女も二三日」夏目漱石

時代が違うと言えばそれまでですが今なら・・。解説には『朝貌は「朝顔」。こういう句を読まされると、やっぱり漱石は小説家なんだなあと思う。美しい花の命のはかなさを惜しむことよりも、人間心理の俗悪さを露出することに執心してしまう。朝貌は、もちろん夜をともにした女の「朝の貌」にかけてある。漱石は、ひややかにそんな女の貌を見つめるタイプの男なのであった』(解説より抜粋)。今回は「嗽:うがい」について。

前回「つばめつばくろ」に書きましたが、新型コロナウイルス感染症拡大の主犯は「唾液」です。主犯唾液ですのでマスクや黙食は有効なのです。またBBTime 503「何かある!」に書いていますように、歯科医院でクラスターがほとんど出ていないことは不思議な事実です。おそらく「バキューム(吸引)とこまめなウガイ」が感染拡大防止に有効なのだと思います。診療中には、患者さんの口の中に指を入れ覗き込みます。ただし患者さんが話すことは少なく(診療中は患者さんは話せません)、真正面での会話も少ないです。術者(歯科医師・歯科衛生士など)はマスクとメガネやゴーグルを着用します。

皆さんの日常に生かせる事として「くちうがい」をオススメします。喉(のど)うがいではなく口うがいです。コロナウイルスは口の中の細胞に入り込み増殖します。ウイルスを含んだ細胞が剥がれ落ちるなどして唾液中に浮遊します。このウイルスを含んだ細胞入りの唾液が会話などで外に飛び、向かいの人の開いた口から入ると、その人の口の中の細胞に入り込み・・の繰り返しで感染拡大となるのです。黙食が難しい場面では、話始める前にひと呼吸おいて「口うがい」してから話す。可能ならば対面ではなく横並びで席について食事する。唾液のドロプレット(小滴)は約1メートル離れると届きませんので、1メートル以内で人(特に知らない人)と話す時にはマスク着用する。ヤバいと思ったらすぐ「口うがい」する。希望者へのワクチン接種完了まではまだまだです。是非!自己防衛を。

最後に「漱石枕流:そうせきちんりゅう」について。夏目漱石のペンネームの経緯は・・『正岡子規との出会い・1889年(明治22年)、金之助は同窓生として漱石に多大な文学的・人間的影響を与えることになる俳人正岡子規と出会う。子規が手がけた漢詩俳句などの文集『七草集』が学友らの間で回覧された時、金之助がその批評を巻末に漢文で書いたことから、本格的な友情が始まる。この時に初めて漱石という号を使う。漱石の名は、代の『晋書』にある故事「漱石枕流」(石に漱〔くちすす〕ぎ流れに枕す)から取ったもので、負け惜しみの強いこと、変わり者の例えである。「漱石」は子規の数多いペンネームのうちの一つであったが、後に漱石は子規からこれを譲り受けている』(Wikipediaより引用)。漱石は子規との友交のなかで俳句を詠みますが、子規が「君は俳句の才はないからやめた方がいい」と諭し、漱石は俳句を諦め小説に転向したと聞きました。漱石(負け惜しみが強い)なのに子規の助言に従ったとは、かなり子規のことを尊敬していたのでしょうか。感染拡大に関しては「漱石枕流」ではなく朝顔の花言葉の「結束」の方がよろしいかと。皆さま、ご自愛の程ご歯愛の程。1000

BBTime 522 つばめつばくろ

BBTime 522 つばめつばくろ
「つじかぜやつばめつばくろつばくらめ」日夏耿之介

句の「つばめつばくろつばくらめ」を漢字変換すると「燕燕燕」となります。解説には『燕は「つばくろ」「つばくら」「つばくらめ」などとも呼ばれ、「乙鳥(おつどり)」「玄鳥(げんちやう)」とも書かれる。「燕」は夏の季語とまちがわれやすいけれど、春の季語である。しかも「燕の子」だと夏の季語となり、「燕帰る」は秋の季語となる。それだけ四季を通じて、私たちに親しまれ、珍重されてきた身近かな鳥だということなのであろう』(抜粋引用)。今回は「つば:唾液」について。ちなみに作者名は日夏耿之介:ひなつこうのすけ。燕についてはこちらもどうぞ、なお「燕」は春の季語です、ご容赦のほど。

6/8付の朝日新聞記事「口の細胞、コロナに直接感染 唾液から他人に広がる恐れ」発見!抜粋引用します。『舌や唾液(だえき)腺など、人間の口内の細胞にも新型コロナウイルスが直接感染していることを、米ノースカロライナ大などの研究チームが突き止めた。口内でウイルスが増え、唾液を通じて感染を広げる可能性があるという。専門家は会食など飲食の場での感染対策に一層の注意を呼びかける』

『無症状の新型コロナ患者でも、唾液からは3週間以上ウイルスが検出された例もあった。味覚や嗅覚(きゅうかく)がなくなった患者の唾液からは、ウイルスが見つかりやすい傾向もみられた。こうした結果から、研究チームは、口内の細胞に新型コロナが直接感染する、と結論づけた。研究者は口内の細胞が、気づかぬうちに感染し、唾液をのみ込んで気管や肺などにウイルスが侵入したり、他人に飛散させたりする「培養装置」になっているとしている』

新型コロナの口内での感染については、日本歯科医学会連合が昨年4月、「口腔は、鼻腔(びくう)とともに咽頭(いんとう)や気道より先んじて感染するのだと推測されます」とウェブサイトで市民に注意喚起するなど、可能性が指摘されてきた。国が10月に発表した国内のクラスター(感染者集団)事例の分析資料でも、「発症者とスプーンを共用していた」「大皿料理を共有していた」などの例があったと報告。「唾液で感染することを強調すべき」と注意を呼びかけていた。日本歯科医学会連合専務理事の小林隆太郎・日本歯科大附属病院教授(口腔外科)は「ウイルスを含む飛沫(ひまつ)は見えないので、マスクを適切に着け、唾液の飛沫が口に入る可能性が高まる飲食の場ではさらに注意が必要になる」と話す』(抜粋引用)。

小生なりに解釈すると・・新型コロナウイルスは口から感染しやすく、口の中で増殖し、唾液を介して他の人に感染しうる・・このためマスクは感染予防(うつされる)のみならず感染拡大予防(うつす)の両方に有効です。ウイルスの大きさを考えるとマスクを素通りするから、意味がないとの見方もありましたが、要は唾液のドロプレット(小滴:しょうてき)ですので、マスクは十分に効果有りです。また、唾液ドロプレットが主犯のようですので「会食」「マスク無しおしゃべり」「マスク無しカラオケ」などはリスクが高くなります。もちろんワクチン接種が進めば、このようなリスクは低下します。ではでは皆さま、ご自愛の程ご歯愛の程。9760

BBTime 521 むしむし

BBTime 521 むしむし
「でで虫の知りつくしたる路地の家」尾野秋奈

解説に『でで虫、でんでん虫、かたつむり、まいまい、蝸牛。この殻を背負った生きものは、日本人にとってずいぶん親しい間柄だ。あるものは童謡に歌われ、またあるものは雨の日の愛らしいキャラクターとして登場する。生物学的には殻があるなし程度の差でしかないナメクジの嫌われようと比較すると気の毒なほどだ。雨上がりをきらきら帯を引きながらゆっくり移動する。かたつむりのすべてを象徴するスローなテンポが掲句をみずみずしくした。ごちゃごちゃと連なる路地の家に、それぞれの家庭があり、生活がある。玄関先に植えられた八つ手や紫陽花の葉が艶やかに濡れ、どの家もでで虫がよく似合うおだやかな時間が流れている』(解説より抜粋)。今回は去る六月四日、六四:ムシについて。

六月四日は語呂合わせで、昔なら「ムシ歯予防デー」今では「歯と口の健康週間」です(6/4-10)。歯科医師会のページには『1928年(昭和3年)から1938年(昭和13年)まで日本歯科医師会が、「6(む)4(し)」にちなんで6月4日に「虫歯予防デー」を実施していました。1939年(昭和14年)から1941年(昭和16年)まで「護歯日」、1942年(昭和17年)に「健民ムシ歯予防運動」としていましたが、1943年から1947年までは中止されていました。しかし、1949年(昭和24年)、これを復活させる形で「口腔衛生週間」が制定されました。1952年(昭和27年)に「口腔衛生強調運動」、1956年(昭和31年)に再度「口腔衛生週間」に名称を変更し、1958年(昭和33年)から2012年(平成24年)まで「歯の衛生週間」、そして2013年(平成25年)より「歯と口の健康週間」になっています』(出典はこちら)。

八月七日は鼻の日、十月十日が目の日などに対して、病名「ムシ歯」が由来であることを思うに、ある意味「ムシ歯」が親しい、身近もしくは軽いモノであったのでしょうか。極端に言えば病気というより「日焼け」や「肥満」などのような身体のある状態との認識でしかなかったのかも知れません。その証拠に(歯科医師会ですら)初めは「虫歯」の表記を使っており、昭和17年にやっと「ムシ歯」と表記しています。ムシ歯は「虫歯」ではなく「ムシ歯」なのです。なぜなら「蝕まれた歯:むしばまれたは」でムシ歯なんです。

六月四日は「虫の日」でもあると先日知りました。朝日新聞記事「6月4日は虫の日 危機を生きる小さな命、無視できない」には『絶滅の危険性がより高いカテゴリーになるにつれて、むしろ関心や研究の「熱量」が下がっていく傾向が確認できた。極めて絶滅の恐れが高い、絶滅危惧ⅠA類は最も悲惨で、すでに絶滅した種よりも「無視」されていた』(出典はこちら)。

また別の記事「ムシ嫌い助長する都会の生活 カギは「室内」と「誤解」」も・・『そこで①昔は室内に侵入する虫は感染症の病原体を運ぶリスクがあったため、嫌がられた②危険な虫を怖がらないよりも、無害な虫を怖がる方が「誤解」のコストが低く、虫を嫌がる方が合理的、という二つの要因から、都市部では虫嫌いが助長されやすいとの仮説を立てた』(出典はこちら)。いずれも無視できない話です。

不快害虫という言葉をご存じでしょうか。不快害虫「本来無害むしろ益虫にもかかわらずヒトから不快に思われるゆえ駆除の対象とされる虫」のことです。迷惑千万な話です(こちらもどうぞ)。知り合いの和尚さんの話・・ゴキブリであっても出会ったら視界から消えるまで「目を瞑る(つむる)」・・さすがです。

最後に小生にとっては無視できないお話。何気なくラジオを聞いていると、番組「ラジオ英会話」から次のようなダイアログが・・。

私事で恐縮ですが、昔のこと祖父の入院時、朝刊を届けるついでに義歯を洗おうと病室近くの洗い場に行ったところ「食器洗い場」と「洗面所」の二箇所ありました。小生迷わず、食器洗い場の方で義歯を洗っていたところ「入れ歯は洗面で!」と面識のない付き添いの方に言われました。一瞬「入れ歯は食器よりもキレイであるべきなのに」「食器より入れ歯の方が格が上でしょ」と違和感を覚えました。歯科医師にとっては無視できない誤認です。

鹿児島は梅雨の中休みゆえか、日中はすこし蒸し蒸し。皆さま、ご自愛の程ご歯愛の程。9100


https://youtu.be/SSudCtDoSTk