足し算ではなく引き算

足し算ではなく引き算
今、あるデザイン(ロゴマーク)のコンペを審査中です。
先日読んだ日経の記事に出て来た文章を思い出しました。

パイロットでもあった作家
アントワーヌ・サン=テグジュペリの言葉に、
アップルの哲学を凝縮したようなものがある。
「デザイナーが自分の作品を完璧だと思うのは、
付け加えるものが何もなくなったときではない。
取り去るものが何もなくなったときだ。」
「ジョブズ氏が言う「つまらないものは捨てろ」の意味」
5/26日経電子版より

足し算より引き算
「デザイナー」を自分に、
「作品」を仕事・生き方に置き換えられます。
素(コア)で勝負できるよう精進します!

Life is short, break the rules, forgive quickly,
kiss slowly, love truly, laugh uncontrollably,
and never regret anything that made you smile.
-Mark Twain  1835-1910

イタリアのトリビアその3−かならず教会

イタリアのトリビアその3ー必ず教会!

イタリアのみならずフランスでもそうですが、
町にはもちろんのこと、どんな小さな村にでも、
教会はあります。
このことについても通訳の方に質問しました。
その答えは・・・
「教会は従来、その地域の人々の生死、結婚などの
家族にかかわることに関与し記録を残しています。
もちろん祈りや懺悔のためにも人々は足を運びます。
加えて社交場でもあったようで、
週に一回集まり顔を合わせておしゃべり。
司祭様のお説教に感心したり知識を得たり、
教会の塔の時計や鐘で時刻を知るなど、
生活のさまざまな場面で教会のお世話になっていたようです。」

「なるほど!教会は祈りの場(宗教)であり、
戸籍管理の市役所であり、
悩み事相談のカウンセラーであり、
学校であり、カフェでもある。
時を告げてくれるし・・
これなら、毎日のように通うのも無理はないですね。
必ず教会が存在することも納得です。」
ワインでも教会でも、
現在日本人が知っている面だけで判断するのは、
片手落ちのような気がします。

He has very discriminating taste in wine.
彼はワインの違いがよくわかる。

イタリアのトリビアその2−どこでもワイン

イタリアのトリビアその2−どこでもワイン

上の写真はイタリア北部ヴァルテッリーナ渓谷の葡萄畑です。
日本の段々畑を連想させるような狭く傾斜の強いエリアです。
イタリアのみならずドイツモーゼルでも、
なぜこんな器械の使えないような場所で、
今なお葡萄を作るの?と疑問を持ってしまいます。
通訳の方(伊在住日本人女性)に
「なぜ、こうまでしてワインを作るのですか?」
と質問したところ、意外な答えが・・・
「歴史的に見ると単なるアルコール飲料ではなかったようです。
水が汚いために、飲料水代わりとしての飲物。
また酢(ビネガー)にして殺菌作用を利用する。
もちろん調味料として使う、等々」
「なるほど、なるほど」
ワインとは、飲料水、調味料、殺菌効果、
もちろんワインとしてなど、
生活全般、老若男女にとって必要不可欠なものであったようです。
もちろん、小麦も育たないような痩せた土地でも葡萄は育つとか、
他にもいくつかの理由はあるとは思います。
これまでもワインとは単なるアルコール飲料ではなく
文化そのものだと理解していましたが、
この答えを聞いて、さらに溜飲を下げました!
こちらも参照のほど。
ハナ通信No.76「ワインほど文明的なものはない」

That sounds exciting. それはおもしろそうですね。

イタリアのトリビアその1ーモナコはどこ?

イタリアのトリビアその1−モナコはどこ?

先週北部イタリアと仏シャブリを回って来ました。
今回もいろいろと学びや驚きがありましたが、
今回、マンマ・ミーアNo.1は何と言っても「モナコ」!
イタリアなのに、なぜモナコ?実は・・
イタリア北部の都市ベローナ:Verona空港から
ドイツのミュンヘンに空路移動する時のこと。


ベローナ空港内アナウンス(イタリア語)で
モナコという言葉が聞こえました。
モナコ行きの飛行機案内かなと思っていると、
今回お世話になった通訳の方(伊在住日本女性)が、
「モナコ行きは何時でしたっけ?」と我々に。
ミュンヘン行きを待つ我々は
「キョトン?」「モナコ?」・・・
何と!イタリア語では「ミュンヘン=モナコ」なんです。
席について隣の男性(おそらく米国か英国人)に、
空港内アナウンスで「モナコ」と聞こえたんですけど、
と伝えると「僕もだ、不思議だ」との返事。
(伊)フィレンツェ=フローレンス(米)と同じ?
と聞いたら「そうかもね」。
帰国後ネットで調べてみると結構出て来ました。
実際に「モナコ」と「ミュンヘン」
を間違えてしまった書き込みも。
正確には「バイエルンのモナコ」
「Monaco di Baviera モナコ ディ バヴィエラ」
と言うそうです。詳しくはこちら


(モナコ空港でVIPを待つベンツ)

蛇足ですけど「トリビア」とは?
一説でラテン語で「トリ=三叉」「ビア=道」で、
三叉路の意。古代ローマ都市によく見られた三叉路、
転じてありふれたこと、瑣末なこと。

I’ve never been there myself.
わたしは一度も行ったことがないんだけど。

フェアプレイ(天声人語より)

フェアプレイ(天声人語1997.4.12)より一部
フェアプレーとは何だろう。
ラグビー日本代表チーム監督などを務めた
故大西鉄之祐さんが以前、こう話していたのを思い出す。
「フェアとは、
自分の良心に照らして絶対に恥じない行動をし、
それを誇りとする精神です。
自分の価値判断として、
自分の生き方が汚いかきれいか、
という考え方だと思う。
では価値基準は何だ、といわれると、
なかなか決められないが」。
*昔は「おてんと様が見ている」とよく耳にしたものです。

The sooner the better.
早ければ早いほどいいわ。

笑いのソムリエ

はい、こんにちは。
宮崎日南の河野秀樹(かわのひでき:三期生二級)です。
今月末の研修会に参加希望を出しています。

ところで、先日、英会話の先生(米国人)と話しをしていて、
「Smile Sommelier」「スマイル・ソムリエ」「笑いのソムリエ」
と言う言葉が、会話に出て来ました。

「笑いのソムリエ」・・何かしら可能性を感じます。
今回の研修内容にある「安全な笑い」
「笑い療法士のあり方を考える」などに通じるような気がします。

「お笑い」との違いには、このソムリエという
言葉のニュアンスに代弁されるように思います。

笑い療法士の中でも、さらにソムリエの資格をとる!
いかがでしょうか?

「笑いのソムリエ」
なかなかのアイデアだと、ひとりほくそ笑んでいます!!

河野でした。
(笑い療法士事務局:癒しの環境研究会へのメールより)

環境を守るための戦い(天声人語より)

環境を守るための戦い(抜粋)
日本に来たエドモンド・ヒラリー卿が
「5年間のエベレスト登山禁止」を訴えている。
5年もあれば自然を復元でき、
登山をやめても地元に経済的打撃はあるまいという。
我慢する。
これまでの生き方を変える。
楽しいことではない。
だが、そこを克服しなければ、
いまの生き方がもたらす環境の問題を
改善することはできまい。
自分たちの自我、欲望、惰性、
見えなどと戦うのである。
環境を守るために。1991.11.10天声人語
「ベスト・オブ・天声人語」より
*環境のみならず・・

If you must, you must.
もししなくてはならないなら、しなきゃね。