新サドル、新姿勢、新感覚

新サドル、新姿勢、新感覚

「松過ぎの自転車を踏む思ひかな」  藤田あけ烏

先日、愛車ブリヂストン・モールトン)のサドルを新調しました。これです

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ボントレガー(BONTRAGER)社のnebula plus

取り替えてもらった時に、ライディング姿勢についてアドバイスも頂きました。
おしりの位置を少し変えるだけで乗り心地、運転の感じがかなり変化します
驚きでした!

車ではあまり感じませんが、自転車ではハンドルの高さ、サドルの高さ、位置などの調整によってかなり乗り心地に違いを感じます。
加えて乗り方のアドバイスを頂くとはっきりと違いを体感します。
是非、専門店、可能ならばかなりオタクなショップがオススメ!
鹿大前の「茶輪子:ちゃりんこ」での出来事でした。

追記
新調サドルで松過ぎ寒風、苦にならず
ここだけの話ですが、マフラー・手袋にもまして防寒効果を発揮するのがマスク、
あったかいです!是非お試しあれ!!

Unknown

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忘却は宝の小箱 6480教室補講

忘却は宝の小箱 6480教室補講

「宝」をネットで調べていて秀逸なる句を見つけました。

「忘却は宝の小箱青鬼灯」石塚初榮
意味を考えてみました。
忘却そのものが宝の小箱なのか、
忘却してしまった思い出が宝なのか
どちらと思われますか?

青鬼灯:あおほおずき(青酸漿、晩夏の季語)

Unknown

 

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6480教室:ムシバゼロ教室

6480教室:ムシバゼロ教室

ふと思い付きました、名付けて「6480教室」。
徒然なるままに書いてみます

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6480教室第1限目「国語」
1限目は国語の授業です(笑)
唐突ですが次の文章を読んでみて下さい。
「貨幣は財宝である」「かへいはざいほうである」質問です。
この文章の中に「たから」と訓読みできる漢字はいくつあるでしょう?
「ひとつ?ふたつ?」

正解は四つです。広辞苑によると全部「たから」と読みます
「貨」「幣」「財」「宝」
では、もうひとつ質問です。
「あなたにとっての「宝」とは?」

Unknown

レアなミニカー、クラシックなカメラのようなモノもあれば
旅、勝った試合、楽しい思い出などの記憶・経験
子供、家族など、ひとそれぞれでしょう。
他人から見れば「そんなもの」と思えるモノでも
その人にとっては「宝」
さて、あなたの「宝」は?
宝なんて何も持ってないわ、と思ったあなたも
実は色々な「宝」を持っています。

では「宝探し」に、いざ出発!
6480教室2限目は「遠足」です

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年賀状の不思議?

年賀状の不思議?

「よく食べてよく寝て人日(じんじつ)となりぬ」青山 丈

今年頂いた年賀状をつらつらと眺めながら、ふと
「なぜHappy New Year!なの」と思いました。

よく揶揄されることが日本における年末の風情です。
師走の声を聞かぬうちからジングルベルが鳴り出して、
クリスマスがイブから始まったと思いきや
12/26になるや否や新年を迎える飾り付けに変わります。
大晦日にはお寺の除夜の鐘をそれぞれの思いで聴き、
数時間で迎えた元旦、元日には神社に足を運ぶ。

信者でもないのに、キリスト教から仏教、そして神道と
宗教のハシゴとでも言いたくなるような行動をとります。
なんの疑いや深い思いも無く

そんな無節操な日本人の年末年始のなかでも
「お正月」は極めて日本的な行事として捉えられていると思います。
極めて日本的なお正月のアイコンである年賀状
年賀状のみならずデパートやお店の新年の挨拶に見られる
「Happy New Year!」です。

不思議だと思いませんか?
純日本的なお正月の中に英語ですよ!
おそらく99%の日本人が日本人宛に出す年賀状の挨拶文が英語ですよ!
日本人が英語圏の人に出す、英語圏の人が日本人に出す、なら分かりますが、
日本語を使う日本人が、これまた日本人に出す葉書であるにもかかわらず、英語で表現する。

不思議に思ってネットで色々と調べました。
いつ頃から目にするようになったのかな?
誰が使い始めたのか、など
調べましたが謎です。

勝手に推察するに中学校における英語教育と
日本の社会に余裕が出てきたのが理由ではないかと思います。
1960年代からの高度経済成長でその昔(昭和40年代)、
クリスマスで馬鹿騒ぎをしていたのはサラリーマンのおじさん連中であったような気がします。

父親が無宗教的クリスマスを家庭に土産として持ち込み
徐々にメリークリスマスという言葉が家の中にはいり、
メリークリスマスの流れで「ハッピーニューイヤー」がはいりこんだのでは?
加えて中学校で習い始める英語のテキストにも登場して
年賀状に「Happy New Year!」の文字が踊るようになったのでは?

過去、年賀状に「Happy New Year!」を自分で使ったことのある人は
1950年代以降生まれの方ではないでしょうか。

つらつらと年の初めにこんなことを考えてみました。ではまた
蛇足ですが「A」の有無についてはこちら

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正しくは「A」は不要
人日に関してはこちら

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マルとテン

マルとテン ○と、
マルテンと言っても、蕎麦や饂飩の話ではありません。
句読点のことです

先日(と言っても昨年末ですが)
「明けましておめでとうございます。」なのか
「明けましておめでとうございます」なのか
「Happy New Year!」なのか「A Happy New Year!」なのか
ふと思いました。

先に正解を言います。一応ベターな表記は
「ございます」でマル無し、Aは不要のようです。
Aが不要な理由としては、Good morningにAはつけないでしょ、とのこと。

マル無しについて
皆さんがもらった賞状を思い出してみて下さい
一切、句読点はありません。
実はこの句読点の使い方に関して公式な文章が出たのは
(公式に定められたのは、と解釈して良いと思います)
戦後のことです。昭和26年に決まり、翌27年に通知されたようです。
正確には、公式文書における使い方についてです

加えて、日本語の場合マルは「○」ですが、
テンには「、」と「,」のふたつがあり、使い分けているようです。
詳しくはこちら
まあ、新年会の話のネタにでもどうぞ

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