察知力をつける

「やわらか脳」をつくる11のコツ 石浦章一著

4-「察知力をつける」

脳の考え方のクセというのは、

その人の判断や行動のパターンのようなものです。

「自分のパターン」を知ることはとても大事です。

”うすうす感じている自分のパターン”を察知する力を磨き、

それをキャッチしたなら、自分の考え方や行動の「出し方」を

少しだけ変えてみるようにするといいのです。

自分の中へ光を当てて、察知力を磨きましょう。(抜粋)

Saying is one thing and doing is another.

言うこととやることは別よ。

自分に関する他人の意見をよく聞く

「やわらか脳」をつくる11のコツ 石浦章一著

3-「自分に関する他人の意見をよく聞く」

 自分の性格を変えるといっても、

自分の性格のどの部分を伸ばしてどの部分を改めるべきかは、

ひとりで考え込んでいてもなかなかわからないものです。

そこで大切になってくるのは、

そうした「他人の言うこと」によく耳を澄ます姿勢。

他人の話をよく聞いていると、

今まで気づかなかった自分の性格に気づいたり、

全く別の角度から「自分の知らない自分」が見えてきたりします。

(抜粋)

 

 

Thanks for your advice. It helped.

アドバイスしてくれて有難う、助かったわ。

簡単なことを1週間続けてみる

「やわらか脳」をつくる11のコツ 石浦章一著

2-「簡単なことを1週間続けてみる」

時間は誰にとっても平等です。

1日24時間という時間は、誰にも等しく与えられています。

問題は、その時間内にどんなことをするか。

その時間をどう使うかです。

よく、「今のまんまでは、今のまんま」って言いますよね。

ジョギングだって、英会話だって、ダイエットだってそう。

時間を上手に使い、何か「いつもと違うこと」を始めない限り、

これまでと何ら変わらないのです。

どうすれば途中で挫折せず継続できるか。

それにはとにかく「もっと簡単なこと」

「もっとハードルの低い、できそうなこと」

から始めることです。

とにかくまずは1週間。(抜粋)

 

 

Don’t be a procrastinator.

先延ばしにしない!

生活リズムを変える

「やわらか脳」をつくる11のコツ 石浦章一著

1-生活リズムを変える

脳という器官は、いつもと違うことをしないと変わりません。

いちばんおすすめの方法は、毎日の「生活リズム」を変えることです。

手始めに、早寝早起き。

より規則正しい生活を送るように変えてみましょう。

それに、早寝早起きは、脳の中のリズムをも変えてくれます。

「生活リズムを変える」ことによって与えられる

”恩恵”は計り知れないものがあるのです。(抜粋)

 

 

The sooner the better.

早ければ、早いほどいいわ

清流無間断

「清流無間断」せいりゅうかんだんなし

*清らかな流れは絶えることなく流れ続けている意。

「流水無間断」もよく目にします。

さて昭和五年に日南から南下した山頭火は、

鹿児島県志布志で山頭火は

「飲まずには通れない水がしたたる」

と詠んでいます。

一度飲んでみたいですね!

参考(山頭火と歩く名水:小学館)。

 

 

Can you believe this humid heat?

It’s unbearable. 

この蒸し暑さ信じられる?耐えられないわよね。

雲悠々水潺々

「雲悠々水潺々」くもゆうゆうみずせんせん

*この時期よく目にする禅語です。

潺々とは水のさらさらと流れるさま。

昭和五年に日南で山頭火は

「こんなにうまい水があふれてゐる」

と詠んでいます。

この「うまい水」とは山水、湧水それとも焼酎?

 

He got dehydrated in this heat.

この暑さで彼は脱水症状をおこした。

遠山無限碧層層

「遠山無限碧層々」

*先日の稽古で目にした茶軸です。

「えんざんむげんへきそうそう」

碧巌録第二十則。

ふと種田山頭火の

「分け入つても分け入つても青い山」

を思い出しました。

大正15年宮崎高千穂での句。

高千穂・五ヶ瀬はこれからまさに青い山無限の夏です!

青山無限碧層層

茶軸の画像

 

I feel worn out in the summer heat.

夏の暑さでぐったりだよ。

きうりもみ

「がてんゆく暑さとなりぬきうりもみ」久保田万太郎

「きゅうりは胡(こ:西域)から伝来した瓜であることから「胡瓜」と書き、

熟れると黄色になるゆえに黄瓜(きうり)と呼ぶのだとのこと。

(中略)黄瓜の魅力は、さっぱりした旬のみずみずしさと、

暑さを忘れさせる歯ごたえのよさでしょう。」旬の菜時記より

*宮崎地鶏はつとに有名ですが、

宮崎市「とり乃屋」の付け合わせの「キュウリ」は最高です!勿論地鶏も!

 

That’s nothing better than a cold beer after exercise. 

運動した後の冷えたビールは最高!

ハナ通信 No.070-2009-6月号

ハナ通信 2009/06   No.70

「梅雨深く葱だくさんのぎょうざかな」草間時彦

 遊=「ハハ!大切」

 掲句の解説に「この句の葱(ねぎ)たっぷり餃子は元気の出そうな一品、多分焼いたものだろう」とあります。その昔、小倉に「小文字」という屋台のようなお店がありました。あの味は今でも鮮明に記憶に残っています。

 さて葱に限らず「元気の出る」は何事においても必須のような気がします。楽しさ・ゲーム性・エンターテイメントとも解釈できます。勝間和代さんの「やる気に頼るな、仕組みに頼れ」との言葉を見つけました(朝日新聞09/5/16)。「長期的にはいい結果が得られるが、短期的には辛抱が必要なことを続けるには、やる気に頼らない仕組みを作れるかどうかが鍵だ」なぜなら「やる気だけでは結果が出るまで続かないから」とのこと「あなたに欠けていたのはやる気ではなく仕組みです」と言い切っています、心から同感です。

 この仕組みづくりに加味して欲しいことが、この「元気の出る・元気になる」です。前号のハナ通信「わらいびと」に書きました「はは大切」を少々強引ですが当てはめてみましょう。まず「母大切」=環境・仕組み、「歯は大切」=方法・知識・情報、「ハハ!大切」=楽しさ。このハハ!が仕組みを動かす、または続かせるエネルギーになるのだと思います。

 外国語レッスン、ウォーキング、読書などの自己研鑽、ダイエット等々、何においても継続のコツはハハ!楽しさでしょう。このハハ!楽しさは2通り考えられます。ひとつは上乗せ型楽しみ、水族館のイルカ同様、何か芸をしたらもらえる御褒美です。もうひとつは低床型、すなわちストレスやハードルを極力減らすやり方です。もちろん両方考慮すれば効果倍増間違いなし。昭和から続いているもののひとつに「お茶(裏千家)」があります。美味しい和菓子とお茶が頂けることは上乗せ型。お稽古のあと道具を片付けると(下手である)証拠が残らないことは低床型(笑)。

 天天收听、天天学習、天天笑!これは毎朝聴いている「ラジオ中国語」のなかで毎日(天天)繰り返されるフレーズです。毎日聴いて、毎日学習、毎日ニコニコ!やはり「やる気に頼るな、仕組みに頼れ」の仕組みづくりには「笑」が必須、是非「ハハ!たくさんの仕組みかな」に(笑)!

ハハ!大切