BBTime 414 亥年の余禄

BBTime 414 亥年の余禄
「その前に一本つけよ晦日蕎麦」鷹羽狩行

今年も大晦日になりました・・皆様の一年はどのような歳でしたか?句の「その前に」には「名残惜しさ」を含んでいるような気がします。余禄をもって振り返ってみます。イラストの出典はこちら

今朝(12/31)の毎日新聞「余禄」より・・『元号が令和になった2019年。いろはカルタで振り返る。【い】イチロ邁進(まいしん)の野球人生【ろ】ロン待つ黄泉路(よみじ)ヤスがゆく【は】板門店またいではみたが【に】24時間戦えません【ほ】補助金取れんナーレ【へ】ベスト8でにわかファン【と】都知事にバッハの戦慄(せんりつ)【ち】チッ、チケット当たらず【り】輪禍悲痛【ぬ】抜き差しならぬ日韓【る】は客を呼ぶ【を】沖縄の心、国知らず【わ】ワンチームに遠い世界【か】家族差別も根絶へ【よ】世つなぐ京アニ愛【た】台風停電で逐電ちくでん)【れ】令和平安絵巻【そ】ゾゾをヤフーでラインして【つ】ついに撮った漆黒の穴【ね】子年に祈る子の平安【な】なんと、クリステル【ら】来夏よりパリで璃花子の夢【む】無理だ老後2000万【う】宇宙のかなたにタッチダウン【ゐ】いつまデモ香港【の】のれんに腕押し弾劾訴追【お】汚職ドットコム【く】グレた世界に少女の怒り【や】闇トークでやめトーク【ま】毎月勤漏統計【け】契約者なめたらいかんぽ【ふ】文化財切断の言語道断【こ】小判ザメ原発に群がる【え】エリカロシアも薬物で【て】電池で革命ノーベル彰【あ】アフガンの井戸は枯れぬ【さ】の疑枠【き】球速より球児に休息【ゆ】ゆめゆめブレぬジット【め】目黒のサンマも貴重品【み】短い国会長い政権【し】シンゾーにトウモロコシ全部【ゑ】炎上恨めし首里パリ【ひ】ヒナコだけどシブコ【も】文科省の考えぬ力【せ】税上げてポイント甘言【す】の一手【京】教皇の祈り、核なき世界』(毎日新聞「余禄」より)【ん】ん!これはいいぞ「チョコブラシ」。記事リンクは、小生が勝手に選びましたので、ひょっとすると的外れがあるかもです、ご容赦の程。

最後に「いろは」の俳句をご紹介・・「竹馬やいろはにほへとちりぢりに」久保田万太郎 余禄ならぬ余談ですが、過去の「余禄」をリンクしておきます。201220142015201620172018 ということで、今年一年の皆様の「connote.jp」へのご訪問に感謝!皆様、よいお年玉を!4040

https://youtu.be/to1xT93IlUI

BBTime 413 小掃除

BBTime 413 小掃除
「年の瀬のうららかなれば何もせず」細見綾子

画像は句とは裏腹に忙しい年の瀬の魚屋さんです。句の解説は『あれもこれもと思いながらも、結局は何事も満足にはかどらないまま過ぎてしまうのが、私の年の瀬。ならば、この句のように、今日は何もしないと思い決めたほうがすっきりする。天気は晴朗、風もなし。そう思い決めると、心の中までが「うららか」となる。他人に迷惑が及ぶわけではなし、何も焦ることはないのである。と言いつつも、ついついそこらへんの物を片付けたくなるのが、しょせんは凡人の定めだろうか。歳時記や古いタイプの暦を見ていると、昔の年用意は実に大変だったことがわかる。大掃除、餅つき、床飾り、松迎え、年木樵、春着の準備などなど、一日たりとも何もしないで過ごすわけにはいかなかったろう。ただし、暦というマニュアルに従って、頑張って事を進めていければ、ちゃんと人並みに正月が迎えられるようにはなっていた。マニュアル時代の現代において、そうした暦がないのも変な話とも言えようが、それだけ昔と比べて、正月の過ごし方やありようが多様化してきて、マニュアル化できなくなったということだろう』(解説より)。今回は口の中の掃除のお話。

母校(鹿児島市内公立高校)は掃除大好きでした。大掃除・中掃除・掃除(普通掃除)の三種が色んなタイミングで行われており、そのせいあって校内は見事にキレイ!そこで提案・・口の中の掃除(歯磨き)にも「大中小」を。

その日のリズム(日程)に合わせて「大中小」を当てはめてみてはいかがでしょう。朝は出勤・登校前で忙しいので「小」。昼もランチ後はあまり時間が取れないので「小」。夜だけは湯船の中で「大」など。人それぞれの「大中小」アリです。(個人的には一日二食派です)三食摂る方でも、食べる量・内容・所要時間は三食それぞれだと思います。汚れた分だけ洗えば(磨けば)いい訳で、毎食後同じ時間磨く必要はないのです・・が、やはり磨き残し・掃除のし残しがあるので、日に一度は大掃除、せめて中掃除は必要です。目安として大掃除10分以上、中掃除5〜7分、小掃除1、2分でしょうか。

オススメは「小も積もれば大となる」です。仕事や勉強の合間に息抜きに「口の小掃除」、小掃除五回でお掃除一回に匹敵します。コツ「いつも身近に歯ブラシを」!

小生の自宅大掃除の意義は「日頃しない処をする」です。同じく「口の中の磨き残し」を集中的に磨くのも大掃除並みの効果があります。ズバリ!その場所とは「上の一番奥の奥歯の奥の面」で、歯科用語で「上顎7番頬遠心面:じょうがく7番きょうえんしんめん」です。さらに8番目の「親知らず」が生えている方、生えかかっている方は、まさにその親知らずです。洗い方のコツは、まず人差し指で一番奥と思われる歯のほっぺた側の面を触ってください。そのまま少し口を閉じると、あら不思議!さらに奥まで指が入ります。そうなんです、口を開けたままだと奥の面には届きません。少し閉じると届きます。是非歯ブラシで試してみてください。歯医者の本音を言います・・この部分を治療するのは至難の技なんです。日頃歯ブラシが届きにくいのでムシ歯になる訳ですから、歯科の器具も届きにくいのです。歯磨きは口を閉じても可能ですが、治療は不可能です・・見えませんので。

毎度手前味噌ですが、この「チョコブラシ」は上顎七番頬遠心面が洗いやすい歯ブラシです。是非お試しを!詳しくはこちらへ。掃除から連想される楽曲は・・ボブ・ジェームスの「Marco Polo」です、どうぞ。3420



 

 

BBTime 412 EVE

BBTime 412 EVE
「聖菓切るキリストのこと何も知らず」山口波津女

我が家のシュトレン、ラストピースです。句の解説には『ほとんどの日本人は、この句のようにふるまっている。宗教をムード的にとらえ、聖なる日を娯楽化してしまう国民的規模のセンスとはいかなるものなのであろうか。したたかなのか、単にお調子者なのか。かくいう私ももとより例外ではないけれど、とにかく不思議という以外にはない。小学校の低学年だった昭和二十年代前半には、私も友達もキリストやサンタクロースという名前すら知らなかった。まだあちこちの家には、煙突があった時代である。(清水哲男)』(解説り)。作者の「山口はつじょ」氏は山口誓子の奥様で明治39年(1906)年10月25日生、昭和60年(1985)年6月17日没とのこと。この句がいつの作かはわかりませんが、各家庭から煙突が消えた頃からサンタさんが訪問し出すとは、サンタさんもご苦労な話です。

句にあるように、特に最近日本人は深く考えず、はしゃぐように思えます。来年に向けていろんな場面で「おもてなし」を耳にしますが、相手の文化を理解することも必要な「おもてなし」だと思います。さて、クリスマスは何の日でしょう?

Wikipediaには『クリスマスChristmas)は「キリストのミサ」という意味で、一部の教派が行うイエス・キリストの降誕祭。あくまで誕生を祝う日であって、イエス・キリストの誕生日ではない』(Wikipediaより)とあります。そうなんです、イエス様の誕生日ではなく、イエス様の誕生を祝う日なのです。

これには大まかには二つの理由があるようで、ひとつは「イエス様の誕生日は不明」、もうひとつは初期のキリスト教会による「入会キャンペーン」・・過去ブログに書いておりました「ところで「クリスマスって何の日?」と十人に聞いたらおそらく十人が「イエス様の誕生日」と答えるでしょう。百人に聞いたら1人くらいは「イエス様の誕生日ではないよ」と答える人がいるかもしれません。イエス様の誕生日は不明ですが、西暦354年にローマ主教リーベリウスが「誕生を記念する日」として12月25日に制定したそうです。詳しいことはネットで探すと色々と出てきます、そちらを参考に。」(BBTime 023 為にが駄目に)。詳しくはここを是非お読みください、目から鱗(この言葉も聖書から)ですよ!

今朝(12/24)の朝日新聞朝刊天声人語に『日本文化のありようを「雑種文化」だとしたのは、評論家加藤周一の慧眼である。ここ数年もハロウィーンの広がりなど、雑食ぶりは健在だ。節操なき嫌いはあれど、目も耳も舌も、楽しく味わえるのが増えるこのは悪いことではない。』とありますが・・ね。

最後に「メリークリスマス」を他の言語で。仏語:ジュワイユ ノエル Joyeux Noel !。伊語:ブオン ナターレ Buon Natale !。西語:フェリス ナビダ Feliz Navidad !。1130

BBTime 411 CASE

BBTime 411 case
「自動車のとまりしところ冬の山」高野素十

句の解説に出てくる車はこのような自動車でしょうか。解説には『まだ「クルマ社会」ではなかった頃の句。「自動車」という表現から、そのことが知れる。これは作者が乗っている「自動車」ともとれるし、それなりに句は成立するが、私は乗っていないほうが面白いと感じた。さて、バスやトラックではなくて、いわゆる乗用車が田舎道を走ってくることなどは滅多になかった時代である。走ってくればエンジン音がするし、いやでも「何事だろう」と村中が好奇の目を注ぐことになる。みんなが、どこの家の前でとまるのかと、じいっと眺めている。同じように作者も目で追っていると、点在する人家を遠く離れたところでやっととまった。はて、不思議なこともあるものよ。人の降りてくる気配もないし、なかなか発車もしない。しんと寝静まったような小さな「冬の山」の前に、ぽつんとある一台の黒い「自動車」は奇怪だ。好奇心はいつしか消えて、だんだん光景が寒々しい一枚の絵のように見えてくる。見慣れた自然のなかに、すっと差し込まれた都会的な異物が、ことさらにそう感じさせるのだ。昔の乗用車はたいてい黒色で塗ってあったから、この山がすっかり冠雪しているとなると、ますます寒々しい光景となる。子供の頃、近くを「自動車」が通りかかると、走って追いかけたのが私の世代だ。そんな世代には、懐かしくてふるいつきたいような寒々しさでもある。『雪片』(1952)所収。(清水哲男)』(解説より)。考えてみると名は「自動車」であっても「自動」では走らない。牛や馬、はたまた人に引かれる事なく自力(と言っても燃料は必要)で動くという意味でしょう。今回は前回「SEERS:シアーズ」で触れたケースのダジャレです。車とは無関係の二つのケースの話。

字面通りに読めばcaseの「A:autonomous:自主的な」が自動の意味を持ちます。さて、今回「iPhone8plus」を「iPhone11」に機種変更しました。例によって画面に保護フィルムを貼り、好みのクリアケース(ハード)をつけました。使い始めると11にはホームボタンがないため、画面をなぞる操作が増え・・結局、指の腹がフィルムに引っ掛かるのが不快で、フィルムは外して画面は裸で使っています。

8プラスを初期化してケースを外し下取り返却・・ふと手元に残ったケース(ソフト)を捨てるしかないなぁと思いながらイレブンと遊んでいると・・あらら、ぴったり入るではありませんか。8プラスのソフトケースにハードケース入りイレブンが入れ子のようにすぽっと入りました。携帯時(移動時)は表をソフトケースで覆い、使用時には背面にはめて使ってます。捨てたらゴミ、生かせばケース!

もうひとつはエアポッズ、普通のエアポッズです。何と画像のリコーカプリオの液晶ビューファインダー革ケースがぴったし!これは重宝してます。車とは無関係なケースのお話でした。

おまけ:俳人「高野素十」のwikipediaを読んでみると、東京帝国大学医学部出身で大学教授まで勤めたお医者さん、天は二物も三物も与えたんですね。医者で俳人で大学教授とは、希有なケースでしょうけど。0850

https://youtu.be/dqqT6Ru9nL8
https://youtu.be/m23-495ZRK0

BBTime 410 SEERS

BBTime 410 SEERS:シアーズ
「湯豆腐やいとぐち何もなかりけり」石原八束

「緒:いとぐち」が有るや無しやはともかく、句の解説は『どうですか、湯豆腐でも。冷えてきたことでもありますし……。誘って、鍋を間にしたまでは事は首尾よく運んだのであるが、その後がどうもいけない。この人と二人きりになったら、以前から切り出そうと思っていた話題が、うまく出てこない。なんとも曖昧な会話を交わしている間に、鍋のなかはほとんどカラッぽだ。ただただ、豆腐の破片のような空しい時間が過ぎていくばかり。このとき、鍋の相手は間違いなく男だろう。湯豆腐をいっしょに食べられる女とだったら、何も話に困ることもないからである。そうですよね、みなさん。とはいっても、もしかするとこれは厄介な別れ話ということも考えられる。……と、瞬間的にいま感じた方がおられたら、隅にはおけない存在とお見受けせざるをえない。『高野谿』所収。(清水哲男)』(解説より)。今回はムシ歯予防の「いとぐち:緒」についてのお話。

ノーベル賞を受賞された吉野彰氏の講演にも出てくる「CASE:ケース」、最近、車メーカーが盛んに言い始めました。明日からの車社会の方向性を表す言葉で、メルセデスは『究極に理想的なクルマ社会の実現を目指し、メルセデス・ベンツが中長期戦略に掲げる「CASE」。その取り組みの現在、過去、そして未来像を紹介する』。トヨタは『Connected(コネクティッド)、Autonomous/Automated(自動化)、Shared(シェアリング)、Electric(電動化)といった「CASE」と呼ばれる新しい領域で技術革新が進む中、クルマの概念は大きく変わろうとしています。トヨタは、モビリティに関わるあらゆるサービスを提供し多様なニーズにお応えできる「モビリティカンパニー」として、「未来のモビリティ社会」の実現に取り組んでいます』。詳しくはリンク先をご参照ください。CASEに倣って歯磨きの新しいスタイル・チョコブラシのコンセプトを考えました。それが「SEERS:シアーズ」・・詳しく述べます。

「SEERS:シアーズ」順に
「S」saliva:サライバ・唾液=唾液磨き。 「E」everywhere/every time:エブリィウエア エブリィタイム=どこでもいつでも。 「E」easy/ecological:イーズィ エコロジカル=お手軽楽チン・環境に優しい。 「R」rest:レスト=息抜き。 「S」standing:スタンディング=継続・立っている。ちなみに英単語「seer:シア」の意味は先見者・予言者です。

「S」唾液磨き:まずは唾液磨きをオススメします。食後は水かお茶で軽くうがいして、そのままゴックンしてチョコブラシを口へ。磨きながら溜まった唾液はゴックン。唾液は歯にとってプラスになる効果をいくつも持ちます。歯の表面の再石灰化、菌に対する防御機能など「歯と口の粘膜」を守る効果があります。どうしても歯磨き粉を使わないと落ち着かない方は最後にすこーしお使いください。唾液(のみの)磨きであれば、歯磨き粉不要、洗面に立つ必要無し、うがい不要です。唾液磨きは良いこと尽くめ!磨いているとどんどん出てきます。唾液腺マッサージの替わりにもなりそうです。

「E」どこでもいつでも:画像のように小振り自立します。朝起きてベッドサイドのブラシを口へ。職場のデスクのブラシで朝みがき。ランチ後洗面(職員トイレ)での昼みがきの時も立ちますので気兼ねなく使えます。夕食後、手を伸ばして磨きながらパソコン・スマホ。夜みがき終わったらベッドサイドに立てて「おやすみなさい」。
「E」お手軽・楽チン、エコロジカル:グリップが大きいので歯磨きが楽チンです。不思議なことに長い時間磨いていても疲れないのです。ブラシ部分は交換式ですのでエコロジカル、環境に優しいです。

「R」息抜き:仕事中、勉強中のホッと息抜きにハミガキを!お茶やコーヒー飲んだ後にハミガキを!リラックスできます。
「S」立っている:立っていることでちょっと可愛いでしょ。目立つでしょ!
以上「SEERS:シアーズ」がハミガキの新スタイル!レベルアップしたムシ歯予防の「緒:いとぐち」になります。このような考えによって「チョコブラシ」を作りました、是非お試しを!0750




BBTime 409 筋力低下

BBTime 409 筋力低下
「ゆく年を橋すたすたと渡りけり」鈴木真砂女

銀座の小料理屋「卯波:うなみ」に何度か足を運びました。カウンターで常連さんと笑いながら掛け合う真砂女さんを片隅から見ていると、初老の男性客「もう、働かんでもいいでしょ!」答えて真砂女さん「私、遊びたいから働いてんのよ」。ビールを注ぐ真砂女さんの薬指には大きな大きなエメラルドの指輪が鎮座しておりました。その常連さん、一眼レフでバシバシと至近距離から写していらっしゃいました。

句の解説には『今年も暮れてゆく。そう思うと、誰しも一年を振り返る気持ちが強くなるだろう。「ゆく年(行く年)」の季題を配した句には、そうしたいわば人生的感慨を詠み込んだ作品が多い。そんななかで掲句は、逆に感慨を断ち切る方向に意識が働いていて出色だ。作者にとってのこの一年は、あまり良い年ではなかったのだろう。思い出したくもない出来事が、いくつも……。だから、あえて何も思わずに平然とした素振りで、あくまでも軽快な足取りで「すたすたと」渡っていく。このときに「橋」は、一年という時間の長さを平面の距離に変換した趣きであり、短い橋ではない。大川にかかる長い橋だ。冷たい川風も吹きつけてくるが、作者は自分で自分を励ますように「すたすた」と歩いてゆくのである。』最後まで恋に生きた真砂女さんです。今回は「すたすた」と行かない「筋力低下」について。

近頃、耳にする言葉に「サルコペニア」「フレイル」「オーラルフレイル」があります。詳しくはそれぞれのリンクを御参照ください。簡単カルノ流解釈・・サルコペニア:クモザルの手のように手足が細くなり(筋肉が落ち)筋力・握力などが低下すること。ちなみにWikipediaには『サルコペニア(sarcopenia)とは、加齢による骨格筋量の低下と定義され、副次的に筋力や有酸素能力の低下を生じる。筋肉量の低下を必須項目とし、筋力または身体能力の低下のいずれかが当てはまればサルコペニアと診断される。量を制限する食事療法はサルコペニアのリスクを高めると指摘されている』(引用元)。

フレイル:カルノ流解釈は「ふるえる=手が震えたり、歩みがしっかりしない」です。ネット検索すると『フレイルは、日本老年医学会が2014年に提唱した概念で、「Frailty(虚弱)」の日本語訳です。健康な状態と要介護状態の中間に位置し、身体的機能や認知機能の低下が見られる状態のことを指しますが、適切な治療や予防を行うことで要介護状態に進まずにすむ可能性があります』(引用元)とあります。

オーラルフレイル:サルコペニアなどにより筋力が低下し、加えて気力も低下するとフレイルになるリスクが高まります。フレイルの初期段階として口のフレイル(オーラルフレイル)があります。詳しくはこちらを。日々の臨床において、口の中が磨けていない高齢の方を結構見ます。ひょっとすると「筋力低下」「握力低下」「唾液量減少」などの言わばサルコペニアやオーラルフレイルの初期症状なのかも知れません。握力低下で歯磨き不十分→口の中が汚い→さらなる口腔内環境の悪化→オーラルフレイル悪化の悪循環に・・。

そこで考えたのが「太いグリップの歯ブラシ」です。「文字を大きくすれば見やすい」と同様に「握りを太くすれば使いやすい」と思います。握りやすい歯ブラシ「チョコブラシ」をお試しあれ!0450
https://youtu.be/LuiDj3wa0UA

BBTime 408 爪楊枝

BBTime 408 爪楊枝
「おでん煮えさまざまの顔通りけり」波多野爽波

都城駅前「ジャングル」の盛り合わせです。ダンチュウにここの記事が載ってます(前編 後編)。句の解説は『屋台のおでん屋。あそこは一人で座ると、けっこう所在ないものだ。テレビドラマでも映画でもないのだから、人生の達人みたいな格好の良いおじさんが屋台を引いてくるわけではない。だから、おじさんと人生論などかわすでもない時が過ぎていくだけだ。したがって客としても、そんなおじさんをじろじろ眺めているわけにもいかず、必然的に、目のやり場としては、屋台の周辺を通っていく見知らぬ誰彼の方に定まるということになる。と、まさに句のように「さまざまな顔が通り」すぎていく。それがどうしたということもなく、チクワやハンペンをもそもそと食べ、なぜかアルコールの薄い感じのする酒をすすりながら、「さまざまな顔」をぼんやりと見送っているという次第。句の舞台はわからないが、爽波は京都在住だったので、勝手に見当をつければ出町柳あたりだろうか。出町柳には、私の学生時代に毎晩屋台を引いてくる「おばさん」がいた。安かったのでよく寄ったのだが、彼女は学生と知ると説教をはじめるタイプで、辟易した思い出がある。「悪い女にひっかからないように」というのが、彼女得意の説教のテーマであり、辟易はしていたが、おかげさまで今日まではひっかからないで(多分……)すんでいるようだ。『骰子』(1986)所収。』(解説より)。

屋台ではないおでん屋「ジャングル」のカウンターに陣取ると、目に入るのは大将と奥さん(?)の仕事っぷりと長四角の鍋で出番を待つ「おでん」。カウンターにはお箸と爪楊枝・・今回は爪楊枝についてのお話です。

画像は「tanaka_tatsuya」氏のインスタグラムから。常々歯科医として「爪楊枝」に嫉妬してます(笑)。爪楊枝は店のカウンターや家庭の食卓の上に、当たり前のように鎮座していても不自然ではありません。人によっては(何故か多くはオジサン)ご馳走様の後に、これまたお決まりのように口にくわえて席を立ちます。「シーシー、ハーハー」する人もいれば、前歯で咥えたまま器用に上下させながら支払いをする人、爪楊枝の使い方も様々です。何に嫉妬しているかと言えば「卓上に自然にある」「食後にすぐ使用開始可能」の二点です。

wikipediaの「爪楊枝」読んで改めて合点しました。画像にもあるように、タコ焼きにさして食具としても使います。ピンチョスなどはまさに爪楊枝(ピン)で刺してあります。歯の清掃用具でありながら食具(食器)でもある爪楊枝だからこそ、卓上にあっても不自然ではないのですね。

以前「箸立ての横に歯ブラシ立てを!」と考えたこともありますが、今の食卓には箸立ては存在しません。また歯医者でこそ「食後に歯ブラシを」と思いますが、多くの方は食後は余韻に浸ってのおしゃべりやお酒を楽しみたい「時」です。そこで提案!余韻の後のスマホやテレビを見ながらの「ダラダラ磨き」。食後にお茶や水でうがい(口を閉じたまま)してゴックン・・これだけでも歯の表面は結構きれいになります。歯の素洗い・水洗いです。ゴックンの後はブラシに何も付けずに「唾液磨き」。ここでのポイントは二つ・・1)歯ブラシの置き場、2)立つ歯ブラシ。この寒い時期に暖かいリビングから寒々の洗面に歯ブラシを取りに行くのは億劫です。「ダラダラ唾液磨き」中の口に溜まった唾液は飲んでも問題なしです。歯磨き途中で歯ブラシを置くときに「立つ歯ブラシ」ならテーブルの上にチョコンと置けます。という考えから生まれたのが「チョコブラシ」です。是非お試しあれ!7770

追加:韓国の爪楊枝について。なんと韓国の爪楊枝は食べられます!wikipediaには『韓国では、1992年より使い捨て製品が禁止されたことから、飲食店などではトウモロコシ澱粉を原料にした食用にも出来る爪楊枝が使用されている。これによって残飯に混ざっていても、取り除かずに飼料として使えるようになった。』・・凄いですね!環境への配慮が凄い!韓国楊枝の記事は「こちら」や「こちら」に、次の画像が韓国爪楊枝です。コリャスゴイ!

おまけ:爪楊枝に関して「BBTime 310 柳と歯」で書いてます。ブログ終わりで「チョコブラシ」についても触れています。是非、お読みくださいませ。

BBTime 407 プラ依存

BBTime 407 プラ依存
「円鏡のラジオやせわし年用意」小沢昭一

まずは句の解説を『年用意は、新年を迎えるためにいろいろと支度を整えること。私などは何もしないが、それでも部屋の掃除などをはじめると大変だ。本の山をあっちへやりこっちへやり掃除機をかけたところまではよかったが、その本どもが元の場所に戻らない。どう積み重ねてみても、以前より広い場所を占めてしまう。寝る場所の確保さえ覚束なくなり、本は乱雑に積み上げたほうが狭いスペースですむという真理を発見するに至る。ところで、このときの作者は何をしていたのだろうか。ふと気がつくとつけっぱなしのラジオから、円鏡のせわしない話し声が聞こえてくる。ただでさえせわしないのに……と、さすがの小沢昭一も苦笑の図。これで三平でもからんだヒには、ラジオをぶん投げたくなってしまっただろう。『変哲』所収。(清水哲男)』(解説より)。

さて、これからよく口にし耳にするのが「よいお歳を!」。実は「来たる新年がよい年でありますように」に軸足があるのではなく「今年のやるべきこと、すべきことが万事片付きますよう、もう一踏ん張りしましょう」がメインで、結果的に「無事に新年を迎えられますよう」が本来の使い方だったようです。前半部分が省略されてお尻だけが残り「よいお歳を」の挨拶になったとのこと。「畳と女房は」で紹介した落語「芝浜」にも出てきますが、当時(江戸時代)、盆と年末が借金(売掛け金)の支払い日で「年用意」には支払いもメイン仕事のひとつでした。「払うべき借金を払って、無事に新年を・・」となる訳です。従って大晦日(31日)に「よいお歳を」は使えないのです。ちなみに大晦日の挨拶は「来年もよろしくお願い致します」がよろしいとのこと。・・枕がちと長くなりました、今回は「歯をキレイにすると地球が汚れる」というお話。

雑誌「ナショナルジオグラフィック」日本版2019年12月号に「やめられない?プラスチック依存」の記事を見つけました、大問題です!以下雑誌記事より抜粋で御紹介。

『歯ブラシ、タイヤ、たばこ、靴。これらに共通するのは、プラスチックが使われていることだ。奇跡の物質とも呼ばれるプラスチックが今、地球全体の問題になっている。』(29頁より) 。『使い勝手が良く、比較的安く作れるプラスチック製品は、どのようにして私たちの生活に欠かせないものになったのか。地球を守るために、どうしたらプラスチックへの依存を断つことができるだろう。』(58頁より)。

『10億本 米国で捨てられる歯ブラシの本数(今年の予測)。生分解性の代替製品も売られているが、プラスチック製が圧倒的に多い。』(63頁より)。ちなみに日本では年間4億本以上が使用されているようです。

『2003年にマサチューセッツ工科大学が行った世論調査では、生活に不可欠な革新技術として、歯ブラシは車やパソコン、携帯電話よりも上位にランクされた。私たちは歯の健康と引き換えに、自然に返らないごみを生み出しているのだ。』(65頁より)。

記事の最後に「私たちにできること」と三項目あげてありますが・・。二番目の「ブラシ部分が交換式の歯ブラシを選ぶ」しか現実的ではないような気がします。他に挙げるとするならば「マイブラシを持ち歩く」ことによって「ホテルの(質の悪い・歯や歯茎を傷つけやすい)歯ブラシを使わない」「歯科医院のブラッシング指導時に安易にもらわない、買わない」でしょうか。また歯ブラシメーカーはこぞって「月に1回」の交換を声高に薦めていますが、小生経験的に充分にひと月以上もつと思います。「充分に使ってから交換する」こともプラゴミ減らしにつながると思います。まとめます!・・1)「ブラシ部分が交換式の歯ブラシを選ぶ」2)「マイブラシを持ち歩く」3)「ホテルの(質の悪い・歯や歯茎を傷つけやすい)歯ブラシを使わない」4)「歯科医院のブラッシング指導時に安易にもらわない、買わない」5)「充分に使ってから交換する」

手前勝手ですが「チョコブラシ」も交換式です。グリップはコルク製です。よろしければ是非どうぞ!歯に優しい地球に優しい「チョコブラシ」です。7610

BBTime 406 靴と枕は

BBTime 406 靴と枕は
「まいにちが初めての年暮れにけり」千葉皓史

二度読んでも難解でした。解説には『季語は「年暮る」、「年の暮」に分類。毎年訪れてくる年の暮れだが、しかし、ここに至る「まいにち」はいつも「初めて」であった。と、なんでもない普通のことを普通に詠んだだけのように写るかもしれないが、なかなかどうして、面白い発想である。詠まれている時期は年の暮れなのだが、この句には歳末の感慨だけではなく、来るべき新年に向けての期待感や抱負が含み込まれているからだ。むしろ、後者の要素が大きいくらいかもしれない。年の暮れにあたっての反省として、毎日が新しい日々だったわけだが、それらの日々を常に新鮮な気持ちで生きてきたろうかということがある。そう反省してみると、「まいにちが初めて」という意識をいつも持っていたわけではなかった。だから、来年こそは、この誰にでも当たり前のことをきちんと意識して生きていこうと、作者の心はもう半ば以上は新年に飛んでいる。したがって掲句は、年末の句でありながら新年の句だとも素直に読めてしまう。考えてみれば、年の瀬の意識のなかには、誰でも新しい年へのそれが滲んでいるはずである。正月の句に「まいにちが初めて」といった表現はよく見かけるけれど、それを年の暮れに言ったところがとても珍しい。さて今年も旬日で暮れていきますが、個人的にも社会的にも、どうも新しい年にはあまり期待できそうもない気がしてなりません。せめて「まいにちが初めて」の意識だけは持ちつづけたいものと思っております。「2006・俳句研究年鑑」所載。』(解説より)。

朝、覚醒前にまどろみながら聞くラジオ体操の歌詞の冒頭が「新しい朝が来た」です。聞きながら「確かにそうだ」と思いますが・・。誰にとっても、いつの日であってもその日は「新しい朝」であり「初めての朝」となりますが・・。さて「畳と女房は」に書きました「新靴」。今朝も走りました・・やはり良いですね。今放送中のラジオフランス語講座のテーマが「Sautez le pas! ソゥテルパ! 一歩踏み出そう!」です。まさに新靴は「次の一歩」が出ますね。先日、もうひとつ新しいモノが来ました・・枕です。

出張先のホテルで、どうしても安眠できないので相談したところ「別まくら」を貸して下さいました。変えた夜からそれはそれはグッスリ!早速フロントに購入できないかと聞きましたが廃番で入手不可。では似た枕をと、ネットで見ると海外メーカー・国産メーカー多々あります。早速、駅ビルで物色してフロアの店員さんに「これ(非常に有名な海外メーカー)にしようと思うのですが・・」と話しかけたところ思わぬ返事!「個人的にはオススメしません。夏は非常に暑いです。また直射日光に当ててしまったらしくボロボロになりました」「ではオススメは?」「ここにはありませんが、〇〇ちゃん(女性アスリート)の宣伝している・・」「?、ここにある中では」「これですかね」・・と非常に参考になるコメントをもらいました。店員らしからぬ(笑)発言内容でしたが、まさしく「客ファースト」であったと思います。この方の進言があり「これください」寸前で別のメーカー(日本)の枕に変えることができ、価格も4分の1ほどですみました。この枕、爆睡できました。メデタシ目出度し。

ついでにもうひとつ見つけた「新物」はコットン93%で、某メーカー「ヒートテック」の言わば綿版です。これもめっけもんでした。近頃の「新モノで良いもの」は新素材であったり、構造が新開発であったりと、ただ単に「新しい」のではなく「新しい」の根拠がしっかりしているように思えます。最後に繰り返しのお知らせです。小生開発の「チョコブラシ」も使い方(歯磨き)が「新しい」歯ブラシです。歯に優しく地球にも優しい歯ブラシです。是非どうぞ。7540


BBTime 405 畳と女房は

BBTime 405 畳と女房は
「丸髷で帰る女房に除夜の鐘」古今亭志ん生

今年も余すところ三週間となりました。解説には『落語家のなかには俳句をやる人が何人もいる。なかでも現・入船亭扇橋(俳号:光石)は高校時代から「馬酔木」の例会に出ていた。すでに秋桜子の『季語集』に二句採られているほどである。川柳を楽しむ落語家も少なくない。名人・志ん生もその一人だった。掲出句はご存知「飲む・打つ・買う」はもちろん、赤貧洗うがごとき波瀾万丈の人生で、妻りんさんに多大な苦労をかけっぱなしだった志ん生の句として読むと、なかなか味わい深いものがある。昔の大晦日は、特に主婦がてんてこ舞いの忙しさに振りまわされた。この「女房」を妻りんさんとして読めば、大晦日は借金取りに追いまくられ、金策に東奔西走し、さらに大掃除など、とても自分の髪などかまってはいられない。まさに落語の「掛取り」や「にらみ返し」「尻餅」を地でいくようなあんばいである。どうやら一段落ついたところでホッとして、ようやく髪結いへ。丸髷をしゃんと結って帰る頃には、もう除夜の鐘が鳴り出す。まだ売れていない亭主は手持ち無沙汰で、それでも女房が工面してくれた酒を、あまり冴えない風情でチビチビやりながら女房の帰りを待つともなく待っているのだろう。丸髷が辛うじて女房を救っている。この句は必ずしも志ん生夫婦のこととしなくてもいい。かつての一般庶民の大晦日は、たいていそんなものだったと思う。鴉カァーで一夜明ければ元朝。亭主は「松の内わが女房にちょっと惚れ」などとヤニさがっていればいいのだから、いい気なものだ。それでも落語家は元日からは寄席の掛けもちで、女房ともども目のまわるような忙しさがはじまる。年末年始を家族そろって海外で・・・・なんて、ユメのまたユメの時代のものがたり。「文藝別冊〈総特集〉古今亭志ん生」(2006)所載』(解説より)。今回は新しい靴について・・。余談になりますが、解説文中「尻餅」については「おもちや」で触れております。

先月「情け無い!」に書きましたように、夏頃よりランニング始めました。休日に朝夕二回走ったからではないのでしょうが、十月頃から走ると右足の付け根に痛みを感じるようになり、十一月は歩きと自転車のみでした。今月に入って少しずつランを再開したところ痛み感ぜず!・・ということでめでたく、やっと新靴購入。

昔はひたすらアシックスのターサーでした。なぜか他では靴ズレができてしまうのです。当時は速い人用シューズほど底は薄かったものでした。話題のナイキなどにも足を入れてみましたが、今回選んだのはスイスのメーカーの靴。本日昼前に購入し、午後早速走ってみました。違いますね!進化してますね!感想は「走ることのみに集中できる」です。先日のiPhone11も然り、最新製品はやはり違いますね。

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「畳と女房は・・」は志ん朝師匠の「芝浜」35分頃に登場します。年末には必ず聴きます、これまた是非!志ん朝が出てきて、志ん生師匠(冒頭の句)が出ない訳にはいきません。志ん生「芝浜」の冒頭に出てくる三木助さんの「芝浜」も。4140

https://youtu.be/RiRJXY-M_cI
https://youtu.be/jEQ4zh2eeew