温かみ:語感の辞典より、その5

温かみ:語感の辞典より、その5
心地よい温かさ、
人をほのぼのと幸せな気分に誘う思いやりをさし、
会話でも文章でも使う日常の和語。
心の和むような好ましさや懐かしさをさす
比喩的拡大用法の例も多い。
「温かさ」以上にしっとりとした感じがある。
*語感というものを、
人は知らずに五感で感じているんですね。
故に文章化されたのを、見ると「へー」と思います。

Always remember, honesty is the best policy.
覚えておきなさい、正直は最善の策です。

インギー鍋:朝の海

インギー鍋:朝の海(鹿児島市)

美味い料理とは「いつ食べても美味しく、
誰と食べても美味しく、
また、食べたくなる料理」のような気がする。
そのような料理の多くは、
きわめてシンプルな調理である。
焼くだけ、煮るのみ。
焼き物であったり、鍋であったり。
この「インギー鍋」はシンプルな塩味。
素材が「インギー鶏」とネギ。
インギー鶏について、詳しくはこちら
簡単には、イギリスの船が明治27年に種子島に漂着し、
その際、島民が手厚く船員を介抱し、それに感激した船員が、
船に乗せていた鶏をお礼として島民へ。
イギリスがなまってインギー、
現在、イギリス本国にはこの鶏は生存せず、
貴重な種として種子島のみに存在。

お店「朝の海」はちゃんこ屋さん。
若旦那いはく「どうしてもちゃんこのイメージは冬なので、
ちゃんこ屋の夏メニューとしてつくりました!」
まずは小振りの椀でスープが出ます。
これを一口飲んだ途端「恐れ入谷の鬼子母神」。
肉自体はおまけのようなモンで、やはりスープがメイン。
ネギや肉に舌鼓を打つうちに、鍋は空に。
〆は鶏飯(けいはん)、これがまた美味。
塩ベースの鶏の鍋、どこにでもあるような料理ですが、
ここにしかない鍋料理。
福岡から新幹線で来る価値あり!
ちなみに若旦那はソムリエ資格保持者、
泡・白・赤と料理と相性の良いワインをセレクト可、
これも、また楽しみのひとつ。
要予約。
なぜ、鍋が空っぽかって、
あまりに美味すぎて、撮るのを忘れ、
気がついたら、時既に遅し。

朝の海」鹿児島市樋之口町(てのくちちょう)10-7
電話099-239-3333

暖かい:語感の辞典よりその4

暖かい:語感の辞典よりその4
寒くも暑くもない快適な気温の感じをさす、
日常生活の基本的な和語。
「寒い」の反対の意味合いで
気温などによく使われる。
*温かいは「心地よい物の温度の感じ」で、
暖かいは「快適な気温の感じ」。
心地よいと快適の違いは?(笑)

This is my favorite.
これは私のお気に入りです。

このインギー鶏鍋に関しては、近々書きます。

温かい:語感の辞典より、その3

温かい:岩波語感の辞典より、その3
冷たくも熱くもない心地よい
物の温度の感じをさす、日常の基本的な和語。
くだけた会話では「あったかい」となることが多い。
「冷たい」の反対の意味合いで
主に食べ物や気持ちについて使われる。
*あまりにシンプルな表現。
しかし、はっきり理解できました。

I’ll make us some tea. お茶入れるわね。

冷たい:語感の辞典より、その2

冷たい:語感の辞典より、その2
大気や物の温度が低く、それに触れたときに
冷ややかに感じられる場合に、
幅広く使われる日常の和語。
全身で感じる「寒い」に比べ、
体の接触した部分に受ける感覚で、
不快に感じるだけでなく
むしろ心地よく感じる場合もある。
*日頃、感じている「冷たい」を
文章化するとこうなるのですね。
やはり、頭はすごい!感覚は複雑!!

Couldn’t agree more. まさに同感だね!

*発見!上の画像を拡大してみてください、面白いことが!!

語感の辞典より、その1

語感の辞典より、その1
「寒い」=気温の低さがつらいほど不快に感じられる場合に、
(中略)幅広く使われる日常の基本的な和語。
「冷たい」に比べ、全身で感じる場合が多い。「暑い」と対立。
*なるほど「全身」で感じるが「寒い」なんですね。

You have a point. 一理あるね。

意外な英語その3

意外な英語その3

おまけでもうひとつ
「ヤッホー」もひとつの英単語でした。
yo-ho:ヤッホー、よいしょ
yahoo:やったあ、ヤッホー
フレーにしてもヤッホーにしても、
英語とは知らずに使っている、
言葉があるもんですね。

I wanted to tell you sooner.
もっと早くお伝えしたかったのです。

意外な英語2

意外な英語ふたつ、その2
2−「フレー」
唐突ですが、「フレー、フレー、白組」の
フレーの意味は ?
応援の旗や小旗を「振れー!」と、
頭っから信じていました。
先ほどネットで見つけてビックリ!
フレーとは「hurray」で辞書には、
「万歳、フレー。歓喜・賞賛・激励などの叫び」
とあります。立派な英単語だったのです。

You’re better off not knowing.
知らないほうがいいわよ。

意外な英語ふたつ

意外な英語ふたつ、その1
1−「ハイ!チーズ」
今更ながら「ハイ、チーズ」の由来は、
「Say cheese!」だと再認識しました。
ある時、なぜ写す人が「ハイ、チーズ」と言うの?
言うべきは写る人でしょ、と。
理由判明。オリジナルは命令形、
故に写す人が言うべき言葉(納得)。
セがハに変わって日本の言葉に?
意味の訳(日本語変換)ではなく
似た音で日本語変換なのでしょうか。

That reminds me. それで思い出した。

トマトの実:生パスタ

トマトの実:生パスタ
「牡蠣にレモン滴らすある高さより」正木ゆう子

この句を見て、先日食べたパスタを思い出しました。
荒田八幡電停そばの生パスタの店「トマトの実」です。
カウンターだけのこじんまり、こざっぱりした店です。
セットに付いてくるサラダには、ちょっとガッカリですが、
看板のパスタはなかなかです!
カウンターのみ、BGMはすべてビートルズ、
カウンターのお姉さんが、
昔の漫画「アラレちゃん」を色っぽくした感じで、
不思議なくらい、お肌つやつや。
厨房からシェフの声は聞こえますが姿は見えず、
たまに(おそらく)奥さんが顔を出します。
食べる価値ありの生パスタ!

おまけにパスタの句をひとつ、
鹿児島では、このようなシーンは無理ですが・・。

「山に雪どかつとパスタ茹でてをり」松永典子