ここまでやるか!ーヒロシの酒部屋No.27

尾鈴山蒸留所

ここをどこだと思われますか?
宮崎の焼酎蔵「尾鈴山蒸留所」の中です。
蔵の入り口から石段を降りてゆく雰囲気も老舗の旅館を思わせる佇まい。
自然の静寂の中に鳥のさえずりも響く。
ここの蔵の気持ちの余裕というか、懐の深さを感じます。

恥ずかしながら、10年振りぐらいの訪問でしたので、
黒木社長に改めて取り組む姿勢の実際の姿を全て
ご案内していただきました。
一番の驚きは、原料の芋、麦、米までも農業法人を立ち上げて、
自分達で賄っていこうとしている徹底した姿勢。
その農地の広さ、さらなる買い増しと、半端ではありません。

焼酎カスを肥料に、そして利用して農業、そしてその原料で焼酎を。
それに携わっている従業員の方々の充実した素直な心からの笑顔、優しさ。
あまりにも純粋な取り組みに圧倒され、
なんかワイン生産者を訪問している様な錯覚を覚えました。
それを社長に伝えると、してやったりの顔をしていました。

参りました。

ヒロシについて

過去の「ヒロシの酒部屋」はこちら(No.1-18)

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