見事な相性ーヒロシの酒部屋No.33

「見事な相性」
6年前ぐらいに仕入れたカオールの白ワインですが、
1999年産で葡萄はヴィオニエ種なので、
テーブルワインとなります。
カオールの白
ちょっと状態を見たくて、
でもただ試飲するだけでは味気ないので、
フレンチレストラン「ガブローシュ」で試す事にしました。

もちろん前日の夜に予約を入れたので、
料理との相性なんて考えもしませんでした。
まず熟成具合がわからなかったので
しっかり冷やした状態でテイスティング。
健康な状態でとても良い熟成をしていたので、
前菜はその冷えた温度でいただき、
そのまま温度を戻していきました。

そして二皿目が、ブルターニュ産の少し薫製されたサーモン。
これは正に見事すぎる程の相性で、特に白ワインの温度が戻って
少し熟成感のあるしっとりとした味になった時との相性は抜群でした。
白ワインの熟成には勇気が必要ですが、
これほど良い状態で熟成された白ワインを飲めるのは
ほんとに稀な事です。

過去の「ヒロシの酒部屋」はこちら(No.1-18)

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