妙心寺大摂心報告4「経行:きんひん」
中日午前中に大徳寺まで往復約2時間半歩きました。
一列経行で、やっと大徳寺に着き金毛閣の横から中に入り
お経を唱えて二便往来後すぐに復路。
驚きが二つ。
何と先頭を歩いておられたのは老師様でした。
もうひとつは引率の和尚さん方の履物。
妙心寺は46塔頭(たっちゅう)寺院の集まりで
各玄関にはゴム草履が置いてあります。
何シーズンも履き古して潮焼けしたビーチサンダルのイメージ。
引率の和尚さんの履物がそれでした。
それを見た時に「無頓着」と共に
「放下着:ほうげちゃく」の禅語が頭に。
「捨て去りなさい」の意ですが、
それを体現されていることに感心しきりのカルノでした。
(経行:本来は長時間坐禅の合間に堂内を静かに歩行すること)
「喝」!
It’s a matter of heart. Words can’t explain it.
わかるかな、わかんないだろうなあ。