<何の為に飲むのか?>
家族や友人と、仲間と、恋人と、
自分へのご褒美などなどリラックスした
心豊かな時間を過ごすためにアルコールは存在する。
ある酒屋さんから相談を受けた。
「ワイン教室を開いているのに、売り上げに結びつかない」
ワインの食文化が元々ないのに、知識だけで飲む訳がない。
気軽に楽しむ事と、人それぞれで味覚の違いがあるから、
その人にとって、素直においしいと感じさせる事が肝要である。
このもっとも基本的で大事な事を酒屋が消費者に浸透させないと、
せっかく探した「ワインの稲葉」のおいしいワインも活かされない。
実際、稲葉さんがこれは売れると判断して持ってきたドイツワインがある。
しかし思う様に売れない。
そのワイン自体はレベルも高く、すばらしい味わいであるが、
食中でより活かされるタイプのワインである。
つまり、食中の豊かな時間を造らないと、売れないかもしれない。
さらにこの造り手もそういう思いで、
このワインを造っているから尚更である。
しかし、当店ではかなり売れているワインである。
日本一消費量の少ないこの鹿児島で、
当店のお客様はほんとうにすばらしい!
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