ハナ通信 No.74 2010.07
「露地物の尖るトマトは桃太郎」 八木林之助
医=「幸福増大ケア」
まずは掲句。その昔トマトといえば酸っぱくて、子供にとっては苦手野菜の代表格でしたが、今や酸っぱくないどころかフルーツ?と思いたくなるような甘いトマトに出会うこともしばしば。まさしくこの「桃太郎」もネーミング・味ともにビックリ。同品種の熊本八代地方産でブレイクしたのが「塩トマト」。甘いのに塩トマト?と、お店の人に聞いたところ、塩分の多い土壌ゆえの名。以前は、塩分のため太らず商品価値がなかったとか、それが今では、栽培地域限定、希少価値ありと贈答品としても大人気、トマト人生も桃太郎同様ドラマチックなり。
さて、今あなたが不可能と思っていることが、実は可能であったら?不可能な任務を遂行する映画「ミッション・インポッシブル」の話ではありません。次の式を見て下さい。「セルフケア+プロケア=100%予防可能」これはムシ歯に関する式です。開業して20年経るなかで、1992年有料版ハッスル隊スタート、1997年オーラルエステ(PMTC)開始。今、年間延べ1000名を越える方が歯のメンテナンスのために来院されます。これらを踏まえてたどり着いた式が「セルフケア+プロケア=100%予防可能」です。セルフケアとはご自身でのケア、自宅や学校での歯磨き。プロケアとはハッスル隊やオーラルエステ(PMTC)など、専門家(歯科医師・歯科衛生士)による歯磨きのことです。平成の今これら2つのケアで、普通の人(内科的に特に問題のない)においては、ムシ歯は100%予防可能と言っても過言ではありません(カルノ私見)。
首相は「最小不幸社会を作る」と言いました。不幸を最小にする社会にすると言う意味でしょうが、従来の歯科医療(後手後手医療)も見方によっては類似で「最小不幸治療」と言えるかも知れません。方や「100%予防可能」すなわち先手先手予防は「幸福増大ケア」と言えるでしょう。字面を見ても「幸福増大ケア」の方が良さそうでしょ!悪くなって歯の治療を受けるより(最小不幸治療)も、白い歯を保つ習慣(幸福増大ケア)へ切り替えてみませんか?
「セルフケア+プロケア=100%予防可能」覚えて得する式です!