ブログゼミ004:ビジネスとして

ブログゼミ004
先日、高校の同窓会総会でのこと。
今年、卒後30年、幹事学年でかなり集合。
歯科医師が偶然四人集まり、
我が子の進路についておしゃべり。
「昔は医歯薬だったけど、
今は医薬歯かなあ」
なぜ医歯薬の順番かは知らねど、
社会的価値の順?
これは言い換えると収入に通ずる?
収入は別として現在・未来の展望を、
歯科医師の立場で素直に考えるならば、
「医薬・・歯」。

では、この閉塞感をいかに打ち破るかとの話。
「ムシ歯はほぼ100%予防可能、そちらにシフトすべき」
「けど、予防ではお金がもらえない」

そこなんです!
実は歯科予防の今の問題点は、
方法論や手技ではなく、
ビジネスとして成り立つか否かなんです。

おいしいケーキを作るパティシエは、
そのケーキをいくらでどうやって売るかを考えます。
ケーキをどうやって作るかは、
パティシエとっては大問題ですが、
お客さんには、さほど関係ないこと。

歯科予防の方法(こうすればムシ歯ゼロのまま)は
確立されたと言って良いでしょう。
今の歯科予防の現実的な真の問題点は、
「いかにビジネスとして成立させるか!」です。
フッ化物やPMTCについて勉強するのは当たり前、
そこで終わってませんか?
そこからが本番でしょう。

大前研一氏のtwitterから
私は悩んだことがない人間だ。
理由は簡単、問題が起きたら悩むのではなく、
考えて解決しようとするからである。
悩みは心身の健康に良くない。
悩むことに何の生産性もない。
悩んで問題が解決することなどない。
問題解決の手法を学び、
悩みに正面から取り組む習慣を付けると悩みがなくなる。
3:10 PM Jul 14th APIから

仮説を証拠で裏付け、
結論を導き出すうえでもっとも大切なのは、
「その問題の原因は何か」を明確にすることである。
ところがほとんどの経営者やビジネスマンは、
問題として見えてくる現象にばかり目がいってしまい、
原因の解決に至らないという思考パターンに陥っている。
3:09 PM Jul 22nd APIから

「問題解決」とは「問題定義」である。
2010年7月27日 10:11:22:JST APIから

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です