Dr.コトーに会ってきました!その3

手打ちの港で出迎えて頂いたあとご自宅へ。
西瓜なぞ頬張りながら雑談しきり。
「ぶらり案内しましょう」とのことで、
診療所を皮切りに島内プチドライブ。
診療所で入院中の患者さんひとり一人に声かけて、
待ち合いのテレビで高校野球を見ている
付き添いのおばちゃんと冗談交わして外へ。
いくつかの田圃では早稲(わせ)の稲刈り。
その都度、車を停めては雑談。
お盆中の土曜夕方ということもあってか、
家の庭先では親戚一同集まってのバーベキュー 、
また車を停め、ひとこと。
おそらく町長さん(今は合併でいない)以上に 、
有名で愛されている人物だなあ、と感じました。

車中いろいろとお話をお聞きするうちに次のように思いました。
まず医師国家試験をパスして医師免許を手にする。
研修期間を経て、より多くの医師の知識を手にする。
さらに臨床経験を積んで、医師の心を手にする。
ひょっとすると、
多くの医師はこのレベルで止まっているのかも知れません。
しかしDr.コトーは違いました。
彼は「医師の魂」を持つ人です。
今でこそ、この離島の診療所にも研修医が
来てくれるようになったとのことですが、
初めはDr.コトーただひとり、
「年中無休二四時間」医師です。
そんな中、逃げもせず挑戦し続けた結果が今でしょう。
もちろん、
「医師の魂」を持っているお医者さんは
他にもいらっしゃるでしょう。
しかし、ここまではっきりとした
「医師の魂」を持つ医者に会ったのは始めてでした。

と同時に歯科医師の甘えも痛感しきり。
「こんなこっちゃいかん!」
と自分に言い聞かせながらのドライブ終了。

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