お屠蘇

お屠蘇について
前回に続いて、お正月にちなんだ話題です。
今年はお屠蘇を頂いてませんが、
お屠蘇と雑煮は、やはりお正月の定番でしょう。
屠蘇は中国伝来の薬酒で、
屠は「ほふる:きり殺す」で、
蘇は「鬼」で、鬼を屠るの意味です。
また「屠られたものを蘇(よみがえ)らせる」という、
諺もあり、いずれにせよ年初に延命長寿を祝う
古来からのしきたりなのです。
これが日本に伝わり、皇室の新年行事として
平安時代頃から行われるようになり、
のちに民間に広まりました。
通常六種類の薬草粉末の混ぜ合わせで、
ハクジュツ、山椒、サイシン、キキョウ、防風、肉桂です。
「屠蘇」は元々唐時代の「そしんばく」という人の庵の名前で、
彼は毎年、大晦日の夕暮れに数種の薬草を入れた袋を
井戸につけておき、元旦に飲んでいたそうです。
彼が不老長寿であり、それを人々が真似したと言う
故事に基づいているそうです。
参考文献: 「心に遺したい季節の言葉」より

Live as if you were to die tomorrow.
Learn as if you were to live forever.
明日死ぬかのように生きなさい。
永遠に生きるかのように学びなさい。
(マハトマ・ガンジー1869-1948の言葉)

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