生活者は企業と”対話”なんかしたくない:さなメモより

敬愛するさとなお氏の先日、月曜日のブログを読んでハタと膝を打ちました!
生活者は企業と”対話”なんかしたくない 7月9日月曜日

このブログの三角形の登場人物を置き換えてみました。
社会=歯科診療所に足を運ばない人(不要な人・無関心な人)
不要な人とは、口・歯が健康で来院不要な人。
無関心な人とは、健康ではないけれど必要としない人。
生活者=いわゆる患者さんや、健康だけどメンテナンスのために通っている人。
企業=歯科診療所

この図を見るまでは、
一般の人々(足を運んでいない人々)→いわゆる患者さん→歯科診療所
のように、一直線上に三者が並んでいると思っていました。
→の向きは、もちろん逆も有ります。
よって、一般の人々に対するアプローチは、患者さんを通さないと無理ではないかとぼんやり思っていましたが、この三角形を見て、
直線ではなく、三角形にすれば、ダイレクトにアプローチできる!

例えば、敬愛する高崎先生(平戸市開業)もブログに書いておられますが、
日々ブログを更新することは、まさしく一般の人々へのダイレクトアプローチです。
他にも、いろいろなアプローチはあるでしょう。

直線ではなく三角形
患者さんを通してのみではなく、ダイレクトに。

治療から予防への転換のために、
いかに歯科診療所に足を運んでくれない人へのアプローチを考えています。
今まで、患者さんの後ろに、回りにそのような人(非来院者)が存在するとの認識でしたが、さにあらず!
来院者と非来院者はまったくの別グループなんです。
その昔、地元のJC(青年会議所)に所属していた時に、
月一回の例会時にいつも聞く言葉が
「目の前にいる君たち(出席しているメンバー)に言っても意味のないことだが、
是非、例会には出席するように!!」でした。
これと同じです、治療にしろメンテナンスにしろ、来院されている方に対して説くのではなく、来院されていない人々に訴えるべきことが「歯科予防」。
来院されている人々には容易に伝えることはできます。

一般への人々へのアプローチは歯科医師会だけがやるべきことではなく、
個人開業医の仕事でもあるように思います。
歯科予防には「一般人へのアプローチ」も含みますね、きっと。

今日の一杯
鹿児島弁で晩酌のことを「だいやめ」と言います
だれ(疲れ)を止める(解消する?)の意。

麦焼酎「むんのら」
鹿児島県薩摩川内市村尾酒造
この季節はやはりロックがオススメ

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